一冊しか売らない本屋
本屋・図書館といったものはコレクションとして収集を行なってそこから自分が読みたいものや興味があるものを売ったり貸し出ししたりすることが前提となってます。
東京の銀座に森岡書店という書店があります。
そこでは、「一冊の本を売る書店」をコンセプトがあり、「一冊・一室」という形を保ってます。本をより深く理解しようとすると著者の思いを知るには著者を招いてトークイベントや朗読会などを行い、そこにいく人とは本や著者に興味があるコミュニティーが形成できネットワークの一部に自分も入れるという印象があり、ブランディングでは難しいですが面白い本屋だと思います。
オタクやコレクターとはといったものは最初は興味があり、その作者や作品・アイテム・ガジェットなどを収集していきますが、その中で洗練していくとセレクションになっていくと思います。好き嫌い以外でも自分には必要がないなど理由がさまざまですが、そのリソースは有限であり、取捨選択をしていき、必要なものに対しては深掘りや奥行きを持たせていくようになっていきます。
全ての作品や本を好きになることは可能ですが、一つに対して浅くなります。それはコミュニティーでも同様に考えられ、友人・親友と呼べる人は多い方が価値があるかと言われるとそういったものではなく、一つのものや人でも深く関われれば、有意義な価値となりブランディングができていくと思います。
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