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「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」感想

インディ・ジョーンズの新作、運命のダイヤルを見てきました。なんとなくОО7っぽいタイトルですが、インディ・ジョーンズです。

ハリソン・フォードってもう80才越えなんですね。15年前の前作でもたいがいお爺さん(定年前後くらい)でしたが、さすがにこれで最後でしょう。

結論からいうと、面白かったです。

冒頭から死にかけまくるアクションシーン、市街地でのチェイス、謎解き、洞窟、空中戦、そして大量の虫(いるかな、これ)
インディ・ジョーンズ作品のお約束事がわんさと散りばめられていて、まぁ面白くならないわけがないよなと。

今回の冒険は白人女性と褐色の少年のトリオ編成。2作目の魔宮の伝説を思い出します。
84年作の魔宮の伝説では、インディがメインで活躍し、女性やアジア人の子役は守られがちでしたが、今作ではインディが80才越えということもあり、だいぶいたわられていた気がします。女性や少年も大活躍し、それぞれ敵の幹部を倒しちゃうくらいです。
80才インディのリアリティを出すためか、殴り合うシーンはほとんどなかった気がします。

今回、物足りなく思ったのはトレードアイコンである鞭をほとんど使わなかったこと。序盤で一回ふるったくらいかな。戦闘だけでなく、高所への移動などで使いまくっていた鞭の出番がないのは淋しく感じました。

終盤では前作同様、SF的なトンデモ展開が待ち受けています。それをたたく人がいるのでしょうが、お門違いかと。
ぼくはインディ・ジョーンズのことを予算をかけまくったB級映画だと思っているので、そういう外連味もこみで楽しむべきだと思っています。

最後の物語の落としどころもよかったです。詳しくは語りませんが、男のロマンよりも女が現実を優先してくれたおかげで生きながらえて現実にもどってきたというか……。

そんなに出番がないですが、マリオン(1と4に出演)やサラー(赤い帽子のおじさん、1、3、4作目に出演)が出ていたのもシリーズの締めくくりっぽく感じました。

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