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『アンマーとぼくら』有川ひろ

🌺あらすじ🌺
母の予定に付き合う約束で沖縄に里帰りしたリョウ。実の母は子供の頃に亡くなり、再婚してリョウを連れ沖縄に移り住んだ父ももういない。休暇は三日。家族の思い出の場所をめぐるうち、リョウは不思議な感覚にとらわれる。この三日が、恐らくタイムリミット。三日目が終わったら…終わったら、どうなる?─本書あらすじより


🌺感想🌺
感想を上手く表現できない。
でも心の中には暖かいものが確かにある。
有川ひろって本当に子どもを描くのが上手いなぁ。
幼くして母親を失った子どもの気持ちが繊細に描かれている。
この子どもというのはリョウのことでもあり、父親のカツさんのことも含めてだ。
大人だけど中身は子どもで、子どもだけど中身は大人で……そんな父と息子に手を焼く母親ーーアンマー
毎日騒がしいこの家族を沖縄の神秘が包む。
抜けるような青い空、ターコイズブルーとエメラルドグリーンの海、そしてたくさんの御嶽が、沖縄がリョウに不思議な3日間を贈る。
あー!この暖かな気持ちを、込み上げる感動を、いちいち調べずにはいられない沖縄の数々を伝えたくても上手く言葉にできない……
とりあえず、読んでみてください😊
素敵なお話です✨

『アンマーとぼくら』有川ひろ


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