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リモートワーク続けるとメタバースになりそうな気がしてきた

リモートワーク続いてますか?


パンデミック始まってから2年くらい経ちました。いろいろ規制も緩和されてきて with コロナと世の中を言い現すようにもなってきました。
ここのところ、「以前のように」オフィスへの通勤とデスクワークにすっかり戻ってしまった会社(業界?)がある一方、オフィスも縮小して基本リモートで仕事する会社があることも認知されてますよね。
私は後者の会社で働いています。
どんなことでもそうですが、良いことも悪いこともあります。
で、気が付いたこと、という点でひとつ。

リモートで仕事してると、年齢不詳になっていく気がする


2年も続けていると最近では、一度も会ったことがない人と1年以上協力関係になっていることに気づきます。
で、その人が何歳で、どういう経歴で、仕事以外でどういう能力があるのか、正直よくわかりません。
考えてみると、パンデミック以前にそこのところって、わかってたりわかってなかったりではあったかもしれません。
ただし、年齢は認識してたと思うのです。ズバリ何歳ということでなくても、顔つきや風貌で大体30代か40代か50代か、ということを自分のなかで勝手に判断してたと思うのです。
それが今、段々とプライオリティが下がったというか、業務に直接関係しないことでもあり、コミュニケーション上のファクターとして小さいことになってきてる気がします。

仕事で年齢はどうでもよいことを実感する


若造は明らかに知識も経験も少ない上に言葉遣いも慣れてないからすぐわかりますが、中堅に片足入っててあんまり成長してないのも同時にあぶりだされます。
一方で、一人前になってる層は本当にわかりません。エースプレーヤーなのか、要職のお方か、大ベテランか、一緒に仕事進めていくことでしか判断できません。
結局、その人の年齢が分かったところで何がわかるわけでもなく、仕事の上では結果、パフォーマンスが大事で年齢はどうでもよいのだな、と思うに至ります。

年上部下と年下上司も気にならなくなった?


顔を突き合わせないせいか、純粋に言葉だけでのコミュニケーションになったせいか、年齢を意識しなくなったことがもたらした未経験の感覚です。

上司であるその人がひと回り以上年下だとしても、部下であるその人がずっと年上だったとしても、(リモートワークによって)年齢の意識が希薄になってくると「余計な感情」が湧いてこなくなってるのではないでしょうか。

フルリモート=メタバースではないか


そして、プロジェクトによっては、というかほぼそうなのですが、自宅の机の上で参加してるだけで完結できる案件が当然になってきました。

ということは

どっかのメタバース上でアバターが仕事してる状態と同じではないかと思えてきたわけです。
年齢の意識が希薄になればなるほど、他人のパーソナリティに対して自分が頭の中で勝手につけるメタ情報に変化が起きてるような感覚です。

ワタシ、そろそろ定年カウントダウンのお年頃なんですが、極端な話

足腰立たなくなっても仕事が続けられるメタバースの中で定年ってどうなるんだろ? 



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