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見たもの読んだもの2023

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2023年の読書感想と映画感想など
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#読書記録

【読了018】眠れる森の惨劇

 長い割には……長い割には~~~……!  犯人が割と簡単に分かってしまう割にだらだらして…

【読了017】鮎川哲也『黒い白鳥』

 鉄道トリックとかアリバイ崩しみたいなものに全く興味がないものだから(頭が精巧に出来てな…

【読了016】加藤一 他『「超」怖い話 卯』

 実話怪談大好きなんですが、大好きなだけにめちゃめちゃ好みがうるさいです。まず狐狸妖怪の…

【読了015】『百年文庫9 夜』

○夜の樹  公共の場って「自分の人生とは全く関わりのなさそうな人」との交点ですよね。それ…

【読了007】藤田紘一郎『笑うカイチュウ』

 怖いもの見たさで「いひ~~~」となりつつ読了。一番面白かったのは「猿も花粉症になるんだ…

【読了006】ミネット・ウォルターズ『悪魔の羽根』

 なんだろう、別につまんないわけじゃなかったんですけど、話の焦点がバラけててとっ散らかっ…

【読了003】陳舜臣『弓の部屋』

 めちゃめちゃ期待して読んだ本がまあまあだった時より、そんなに期待しないで読み始めた本がまあまあだった時の方が嬉しいですよね。そんな読後感でちょっと得した気分です。失礼かな。失礼だな。  男性作家が書く女性主人公って大体「ああ……うん……」みたいな感じになるんですが、今作の主人公は割合さっぱりした性格で良かったです。グレてた過去があるっていうのも珍しくていい。ただのキャラ付けじゃなくてちゃんと本編にも絡んできますしね。  彼女の婚約者にして探偵役の渋沢さんに関しては「ああ…

【読了002】鮎川哲也『沈黙の函』

 犯人云々ってことからいえば正直そんなに大したことないのに不思議と面白かった本。なんでだ…