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【おもしろ外資】中国編 その13:香港に出張


~前回のあらすじ~
簿外負債を飛ばしてGO!! タックスヘイブンは宝島!!

秋、10月の半ば過ぎに香港へ出張することになった。日程は3泊4日とショート トリップだ。
グローバル経営会議の参加と、香港と深圳にある工場と倉庫の見学のためだ。ちなみに香港から深圳へは電車で行ける、入国審査も駅の構内で行われるのだ。

成田から香港へ向かい、ANAを使用した。キャセイパシフィックを進められたが、ANAが好きなのでANAにした。上海駐在時からANA好きだが、羽田~虹橋(上海)を飛んでいる間の飛行機の揺れはいまだに慣れない。
というか、わたしは飛行機が怖いのだ。落ちたら終わり、自分でコントロールできない、それが恐怖につながる。なんともはや。

午前9時に成田を離陸し、約5時間のフライトで香港へ着いた。
初日は移動日なので、気楽だ。送迎の提案を香港支社から受けたが、わたしは自分の足で移動をしてみたいので、空港からホテルまで、バスと徒歩で移動した。バスで空港から約40分ぐらいでホテルに到着した。

夕方から香港支社の知り合いと食事があるので、チェックインした後は軽くシャワーをして、メールとタスクの状況を確認。夕食の時間までホテル近辺と食事場所を観光がてらブラブラと歩く、昭和の東京みたいな場所だった、上海と比べてのんびりしている印象を受けた。

ホテルの部屋、ジーパン・スニーカー・リュックのラフい格好


ホテルの部屋からの景色、郊外に立地

初日の夕食は鼎泰豐にて小籠包を食す、費用はわたしが出した。出張する側が費用を出すのは初めての経験だ。

二日目、香港支社と倉庫の見学。香港支社でグローバルCFOとコーポレートファイナンス部門のみんなにプレゼンを行った。内容は良く覚えていない。
倉庫が工業地帯にあって、ごみ処理場の近くにあったのを覚えている。
夜は香港支社のメンバーと会食、食べまくり、飲みまくり、酔っぱらって思いのたけをぶちまけたかったので、ぶちまけた。
10人ほど参加者はいたが、わたしのいうことをじっと聞いている。なぜなら日本支社の現状と今後の予測をわたしが喋っているから、本音で喋るのはどこの国でも大事だ、自分の首を絞めるかもしれんが、それでも語れば誰かがが聞いてくれて、何かが動く。

三日目、深圳にある工場を見学に行った、香港支社から一人案内人が来てくれた、感謝。まずは電車の駅で待ち合わせ、深圳へ向かう。入国審査を駅の構内で行い。手配してあったバンに乗り工場へ向かう。片道3時間。長かった。
昼食は工場近くの定食屋で食べ、工場へ。広さは東京ドームぐらいだったろうか。深圳でも郊外にあるので、とにかく広い。
帰りもバンで3時間、駅でさよならし、夜はホテルのバーで軽食と軽くお酒を二杯。

最終日、帰国日。午前中は時間があるため、香港中心部を散策、電車にのって複数の場所を回った。空港まで高速鉄道を使い、飛行機に乗ったのが午後3時。家に着いたのが午後11時。疲れた。疲れた。

この文章を書いて思ったのが、写真を殆ど取っていなかったので、出張の雰囲気が伝わらんなぁ、と思った。写真を取っとけばよかった。
ちなみに社内と工場と倉庫は撮影禁止。

次回:懲戒解雇を通知 に続く


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