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【おもしろ外資】中国編 その8:CFOが社内に2人いる


雇用契約書に署名し、就業先が決まったわたし。気持ちは高揚している。
ただ、変わった会社だとは知る由もなかったのである。

11月下旬、東京本社に初出社、天気は快晴。
転職に慣れているとはいえ、初出社日はもちろん緊張する、
経験上、最初の一週間を乗り切れれば、まずは一年間は大丈夫と思っている。

オフィス内に入り、ファイナンスの部屋に通される。
従業員はわたしを含めて6名だ、そこで自己紹介を互いに行う。
しかし、何故かCFOが二人いる。厳密には前CFOと現CFOだ。

話を整理すると、
:前CFO(在籍1年)は退職届を出したがカウンターオファー*1を出され
 慰留➡でも結局退社する流れ。グローバルCFOから好かれている。
:現CFOは入社2ヶ月目、前CFOとグローバルCFOから嫌われている。

わたしは業務の引継ぎ*2を前CFOから受けてほしいと、言われた。
現CFOは勉強中という謎のコメントで引継ぎに参加せず。

現CFOのKOKOROの叫び。

実は、現CFOは業務レベルと人格が業務水準に届いてないらしく
会社から使用期間(3ヶ月)で終了の通知を受けていた。
ただ現CFOも生活がある、心を入れ替えて勉強するということで就業を継続できていた、あと、わたしより年収が低かった*3。
こいつぁ、ビンビン来るZE!。本能がわたしにつげる、香ばしい香りもする。

他のメンバーも個性豊かだ、こちらは良い意味で。
それはまた別の機会に...。

(その9:儲かっているのかどうか、誰も知らない に続く)

カウンターオファー*1
ここでは退職慰留のことになる。口約束はトラブルの元、必ず書面で頂きましょう。ただし、カウンターオファーを受けても多くは半年以内に辞めていく。会社の本音は業務引継ぎを円滑に進めるがメイン、去る者は追わず。

業務の引継ぎ*2
わたしは成果物とそれを作成するデータ、そしてデータの入手先だけを
業務の引継ぎ事項としている。あとはOJTでカバー。
下手に業務の引継ぎをしっかりやると、引き継がれた側のベストプラクティスが出てこないため。まぁ、面倒なんです。頑張ってね!

わたしより年収が低かった*3
外資あるある、よくあるある。でも上司は持ち上げよう!!
おだてよう!! 気持ちよくさせよう!! Let's 太鼓持ち!!

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