嫌われる心配ゼロ　どんな人でも好かれる心理スキル　感謝のコミュニケーション　敵が消え味方が増える

ありがとうは嬉しい！

アキラ: 「ヒトシさ、最近なんか元気になったと思ったら…まさか新しいサプリでも試してるとか？」
ヒトシ: 「いやいや、違うってば。そんな怪しいもん飲んでないよ。最近始めた“ある習慣”のおかげなんだよね。」
アキラ: 「“ある習慣”？なんだそれ？まさか朝から晩までスクワットとかじゃないよな？」
ヒトシ: 「違う違う！そんな過酷なのじゃなくて、毎日必ず誰かに感謝する習慣なんだよ。」
アキラ: 「はぁ？感謝？なんか宗教っぽいこと始めたのかと思ったけど…マジで？」
ヒトシ: 「おいおい、そういう偏見やめなって。これが意外と効果あるんだってば。」
アキラ: 「いや、具体的にどうやるのさ？毎日誰かに“ありがとう”とか言うわけ？」
ヒトシ: 「そうそう。別に難しく考えなくていいんだ。例えば、今日だって、アキラがこうして俺の話を聞いてくれるの、めっちゃありがたいよ。ありがとうな。」
アキラ: 「えっ、俺が感謝されるの？ただの雑談じゃん。なんか照れるな…。」
ヒトシ: 「でしょ？でもさ、こうやって“ありがとう”って言われると悪い気しないだろ？」
アキラ: 「まぁ、確かに悪い気はしないけどさ…。逆にお前が感謝してる理由を無理やり探してる感はないのか？」
ヒトシ: 「いやいや、それが面白いんだよ。探し始めるとね、なんでも感謝できることが見つかるんだ。たとえば昨日だとさ、隣の席の先輩がたまたまくしゃみして、それが俺のタイピングのミスを防いだんだよ。だから“くしゃみ助かったっす！”って言ったら、先輩めっちゃ笑ってた。」
アキラ: 「なんだそのエピソード！タイピングミス防いだくしゃみに感謝って、もう半分ギャグだろ！」
ヒトシ: 「そうかもしれないけど、意外とこれが人間関係円滑にするんだよ。先輩もそれ以降、やたらと優しくなったし。」
アキラ: 「いやー、俺にはそんな感謝ネタ毎日探せる気がしないな…。お前器用すぎるだろ。」
ヒトシ: 「そんなことないって。例えば、アキラだって、ほら、俺にこうやって“なんだそれ？”とか突っ込んでくれるおかげで会話が弾むだろ？ありがたいよ、ほんと。」
アキラ: 「うわ、また感謝された！なんか俺まで始めたくなってきたぞ。でも、俺が言うとわざとらしくなりそうだな…。」
ヒトシ: 「最初はみんなそんなもんだよ。でもね、ちょっとずつ慣れるから。あ、そうだ。アキラ、試しに俺に“ありがとう”って言ってみ？」
アキラ: 「えっ、今ここで？うーん…あ、そうだな。お前がさ、なんか楽しそうに話してるおかげで俺も暇つぶしできてるわ。ありがとな。」
ヒトシ: 「ほら、言えたじゃん！それだけでもいいんだよ。それに言われた側も悪い気しないだろ？」
アキラ: 「まぁ確かに、ちょっと良い気分かも。けどなぁ、これ毎日やるとなると、正直めんどくさそうだぞ。」
ヒトシ: 「そんなことないって。感謝のネタを探すって、実は頭の体操みたいなもんなんだ。例えば、電車で隣に座った人が臭くなかったら感謝、スーパーのレジが早かったら感謝。どんどん見つかるから。」
アキラ: 「おい、それ、感謝のハードル低すぎないか？」
ヒトシ: 「低くていいんだよ。むしろ低い方が続けやすいし、相手にも伝えやすい。人ってさ、自分に向けられる感謝に弱いんだよ。だから自然と敵がいなくなる。」
アキラ: 「敵がいなくなるって…そんなに人生ドラマチックなのかよ。」
ヒトシ: 「いや、本当にそうなんだって。たとえば、アキラだって上司とかに普段から感謝してたら、めっちゃ仕事やりやすくなるぞ。」
アキラ: 「上司に感謝か…。あいつ、俺が何やってもダメ出ししてくるんだけど。」
ヒトシ: 「そこをあえて感謝するのがポイントだよ。“いつも細かいところまで気にしてくれてありがとうございます”とかさ。たぶん、言われ慣れてなさすぎて驚くぞ。」
アキラ: 「確かに、それは効きそうだな。言われたら向こうも少しは優しくなるかも。」
ヒトシ: 「そうそう。感謝って、言った方も言われた方もどっちも得するんだよ。しかも無料だし、続ければ続けるほど効果が出るんだ。」
アキラ: 「無料って言い方がなんかセコいけど…。でも確かに、なんか面白そうだな。よし、俺も今日から感謝生活始めてみるか！」
ヒトシ: 「おっ、いいね！じゃあ、明日俺に感謝の言葉をぶつけてくれよ。楽しみにしてるから！」
アキラ: 「了解だ。お前に感謝する理由、ちゃんと探してやるよ。でも…ヒトシ、お前もちゃんと俺に感謝しろよ？」
ヒトシ: 「もちろんだとも。今日だってこうやって話聞いてくれて感謝してるよ。ありがとうな、アキラ！」
アキラ: 「うわ、早速言われた…。よし、俺も明日負けない感謝を返してやる！」

人間関係の改善をめ目指そう