8月9日(金) 地震と、どしゃ降りと、夏休みがはじまる夜。
8月9日(金) 夕方のどしゃ降り、降ったり止んだり、戸惑ってるような空。
地震の備えに余念がない長女、家族LINEにそれぞれの心構えや、備品リストを送ってきた、さすが長女、頼もしい。
わたしも自分が寝てる場所を見渡してみると、落下しそうなもの多く、危ない事このうえなくて、今まで何事もなく、のほほんと寝られてたことに、大いなる幸せを感じた。
他県の友人からは、心配メールをもらうし、来週のうちのお店の周年祭、地震警報のために欠席します連絡もあって、そうだよな、コロナのあの息のつまる得体の知れない怯えの空気を思い出して、ちょっと不安になる。
今、できることに集中しよう。
夕方スーパーに行ったら、すごい人、いつも昼間に行くからかな、お店に戻ったら、どしゃ降り。
18:00オープン。
しばらくして、お客様のスマホの警報音が鳴り出して、揺れる。
小さい時から、東海地震を叩き込まれた静岡県民、小学校からの必須、防災ずきんは全国のどこにでもあると思ってた。
実際は、静岡では地震は少なくて、うちの兄は、転勤するたびに(2011年の東京から、熊本、大阪と)大きな地震に見舞われてる。
わたしも、2000年に、鳥取県西部地震を経験した。
マグニチュード7.3で、鳥取県西部で最大震度6強を観測、地震空白域とされる地域で発生した地震だった。
地震が多いとされる静岡県から、地震がない鳥取にお嫁に来れて良かったねと言われてたので、心底驚いた。
20:00ご来店予定のお客様から、新幹線が停まってると連絡がくる。
今日は、早い時間から、二次会のお客様がご来店、20:30タクシー待ち30分。
常連さんが若手男子を連れて来てくれた、2人とも生フルーツサワーをご注文。
「甘いのが良い」そう。
パリから帰省してる友達も、来てくれて、いつもの酒場の空気にもどる。
22:30タクシー待ち45分。
この後、お客様ひけて、友達と色々はなす。
遅延の新幹線から、ようやっと沼津駅についたけど、タクシーが長蛇の列だったとお店に来てくれた友人。
タクシーって、混んでる時は、お店から呼ぶのが1番早い、いつも呼んでるから信頼関係もあってのことだと思うけれど。
役に立って良かった。
色々な話をしながら「今後の展望は?」と聞かれて、咄嗟に出てこなかったけど、「80歳すぎてお店やってるのもカッコいいなぁと思うし、モロッコに行って、焼きそばも作ってみたいし、沼津のことを発信する媒体もつくりたい」
言葉にだすと、あーそうなんだと自分の内側に染み込んでくる。
友達たちは、サラリーマンだから、養育費が終わるまで、とにかく頑張って働くとか、もう日本で再就職はできない(年齢)だから、フランスにずっといるとか、みんなそれぞれの人生。
ワインショップ併設レストランで働く次女が持って来てくれたオレンジワイン。
フランスのシャンソン「ラ・ヴィ・アン・ローズ」(人生は薔薇色)にかけて名づけられた、ラヴィアンオランジェを飲みながら、深まる夜(わたしは、禁酒89日目)
1:00 タクシー待ち1時間。
雨も止んで、夏休み前夜の開放感にみちる夜だった。
今夜もカウンターで。
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