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多様な職種のスタッフさんに支えられる海苔屋のお話。

2018年5月に海苔屋を合羽橋にOPENした当初、スタッフは私と母のみでした。
あれから4年…今では8名体制に。
気付けば信頼できるスタッフさんばかり。本当に心強い毎日です。

と言っても社員ではなく、私と母以外は副業として働くアルバイトさん。
バーの店主、ジュエリー製造、着物の着付師見習い、アパレル販売員、バーテンダーと様々。

海苔屋で副業として働くことのメリットとは?
今日はスタッフさんを紹介しながら、ゆるりとお話していきます。
ぬま田海苔でのお仕事に興味ある方は、ぜひお付き合いくださいね。

【なぜ副業で働いてくれるのか?】

そもそも、ぬま田海苔は母と私、たまに妹や姉が手伝うリアル家族経営でした。
最初は定休日を設けていたのですが、いつしか遠方からお客様がご来店くださるようになり、がっかりさせないために定休日を無くしたことで人手が必要になりました。

シフトのやりくりに困ったところに海苔屋の常連さんや前職時代の仲間が働いてくれるようになり、今に至ります。

本来主軸となる社員を採用し育てるのが筋ですが、まだ海苔屋にそれだけの力もなく、スタッフさんもそれぞれ"やりたい事"、"やっている事"があるのでお互いWin-Winの関係に。

この先も何が待ち受けているのか?わからない訳で、個人商店にもスタッフさんにとってもお互いリスクが少ない形を取るとしたら、副業で働くことも選択肢の一つです。

むしろ少ないリスクで新しいことにチャレンジができる。
ぬま田海苔で働くスタッフさんも、ここでスキルアップや人脈の広がりなどメリットの部分が大きいと考えてくれているようでした。

実際にここで働くメリット・デメリットを聞いてみました。

〔ぬま田海苔で働くスタッフさんの意見〕
副業のメリット:
●空き時間を有効に使える
●学びが多い
(ブランディング、チーム作り、食の知識、店舗運営など)
●色々な機器に触れることができる
●異業種間での情報交換
●本業とは別でリフレッシュする時間に
●人脈が広がる
●製品開発のプロセスを知ることができる
●おいしい海苔が食べられる

副業のデメリット:
●ハードワークになってしまう可能性あり
●シフトの期間が空くと業務内容の確認が必要
●頭の切り替えが求められる

改めて聞いてみると、こんな風に思っていてくれたんだなと、こちらが勉強になりました。
ちなみに楽しみとしては、海苔の食べくらべや海苔ペアリングだということです!

ここからは、ぬま田海苔で働くスタッフさんについてご紹介。

【ワインバルの店主カオリさん】

カオリさんの本業はワインバルの店主。元々浅草橋でワインバルの店長として10年以上働き独立。自分のお店を出す準備をしながら海苔屋で働いています。

海苔屋での主な仕事は接客と製造、製品開発まで。
ワインバルで培ったペアリングスキルを海苔でも活かし、食べ方の提案や
《初摘み海苔のうまみフレーク》《羽根つき焼きおにぎり》など、新製品の開発でも大きく貢献してくれています。

『今日はいつものお姉さんいないの?』とお客様から聞かれるくらい、みんなから信頼されているスタッフさんです。
そんなカオリさんのお店が、長く親しんだ浅草橋にいよいよOPEN。

6/7にOPEN予定《ハトヤ》

お店の名前は大好きだった祖母のお店《ハトヤ》からもらい、その2代目店主となりました。この素敵な物語の続きはぜひ《ハトヤ》で

これからも副業で海苔屋で働いてくれるそうですので、パワーアップしたカオリさんと働くのも楽しみ。

【ジュエリー製造ナツコさん】

ナツコさんの本業はハンドメイドジュエリーの製造と販売です。自分で買いつけた石をジュエリーに製造、販売まで全て自らやっています。

海苔屋での主なお仕事は接客やシール貼り作業が中心。
前職である花屋時代に身につけたギフト提案力や英語力も活かしながら働いています。トレードマークは自分で編んだかわいいバッグ。

海苔のおいしさの表現方法や、SNS発信などがとても勉強になるそうです。
こちらもとても助かっています!

ナツコさんのブランド《jewelryNatsu(ジュエリーナツ)》はこちら↓

【着物着付け師見習いアヤさん】

アヤさんの目標は着物の着付け師。資格も取り本格始動する前に海苔屋へお手伝いに。着物姿も素敵ですね!

お仕事内容は得意の料理スキルを活かした製品製造。テキパキと効率よく作業を進めてくれるので本当に助かります。

また製造日には必ず自分で作ったおいしいスープをふるまってくれるので、みんな楽しみに。有賀薫さんの本を参考に作ることから"ぬま田海苔のスープ作家"なんて言われています。

今後はカオリさんのお店も手伝いながらと各所で大人気のアヤさん。本業も含め多彩な活躍が楽しみ。

【アパレル販売ユキさん】

ユキさんはアパレル販売がメインで、私の前職Gap時代の仲間です。
Gapでは販売だけではなく、商品の受け取りや補充など多くのタスクも担当。そのまま海苔屋でもマルチに活躍してもらっています。

勝手知ったる仲間がいることほど心強いことはありません。
そしておいしいものが大好きなので、食材リサーチや海苔レシピ開発にも貢献してくれています。

【バーテンダーエミさん】

『ドリンク作家』として活動するエミさん。本業ではアルコール/ノンアルコールドリンクを作るだけではなく、レシピ提供やドリンクメニュー監修なども行っています。
noteでご存知の方もいるかもしれませんね。

ドリンクメニューに"ぬま田海苔"を使ってくれたことがきっかけとなり『海苔のうま味や香りを学びたい』とお手伝いしてくれるようになりました。

限られたシフトの中で、お客様の目的や好みに合わせた海苔の提案力はさすが。おいしさの表現やペアリングイメージはとても参考になります。
現在は神田にアトリエを構え活動中ですので、のぞいてみてください。

以上まだ紹介しきれない仲間も含め、素敵な皆さんのおかげで"ぬま田海苔"はここまで成長してこれました。本当に感謝。

ぬま田海苔のWEB周りやデザイン、SNS発信を副業でサポートしてくれている上野についても、いつか紹介させてください。

【一緒に働く仲間を募集しています】

特に公募はかけていませんが、ぬま田海苔では一緒に働く仲間を募集しています。
現状、社員登用はありませんが上記のように副業で働きたい方はもちろん、海苔屋に興味がある方もお待ちしています。

ぬま田海苔のブランドミッションは、
『海苔のうま味であらゆる食を美味しくブーストする』こと。

日本の豊かな食文化を支えてきた街、合羽橋から日本の伝統食である海苔の魅力を世界に発信していくことが使命だと思っています。

ただ、だからと言って海苔にまつわるスキルを最初から求めてはいません。

自分の好きなことをいっぱい喋れる、
おいしい食材・飲食店がいつも気になる、
お気に入りを人にすすめるのが大好き、
日本の伝統・伝統食の魅力を伝えたい、
どこにもない魅力的なプロダクトを製造してみたい、
ギフト選びのお手伝いがしたい、
自分の思い描く将来へのステップにしたい、

そんな方をお待ちしています。
海苔を通して、皆さんの人生を彩る一部になれたら私たちは幸せです。
ぜひ一緒に成長していきませんか?


ご興味あれば下記にある連絡先やSNSのDMにご連絡ください。note/Twitter/Instagramどこからでもお待ちしております。フォローも大歓迎です!

本日も最後までありがとうございました。

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《ぬま田海苔 合羽橋本店 店舗情報》
〒111-0035 東京都台東区西浅草3-7-2
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Open : 全曜日営業(11:00〜17:00)
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