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ケアとかフェミとか

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2023年11月の記事一覧

ジェンダーバイアス_100日後にZINEをつくる、29日目

フェミニストのなかにある「らしさ」の呪い ここ数年、フェミニズムを学び始めてからメディアの発信や他者の発言に対して、そのまま鵜呑みにしない基礎体力はなんとなくついてきた自覚がある。 娘と息子を育てるにあたっても、「〇〇らしさ」の呪いをかけないように意識してきたし、子どもたちにも「性別に関係なく、自分でいることにエネルギーを使ってください」と伝えてきた。 ところがどっこい。 この前登山をしたときのこと。息子が姉に対して「ここの石すべるから気をつけて!」とか「(ぼくが)

かぞくをたのしむ_100日後にZINEをつくる、27日目

みんなが自分のやりたいことを我慢せず、みんなが自分のやりたくないことをちゃんと言って、みんなが少しずつ誰かのために我慢すれば、「全員が楽しい」ができるんだってわかった日。 家族でいるより1人の方がずっと楽しいって思ってたけど、ただ単純にわたしは家族の中で自分でいることをしていなかったみたい。 結婚して15年、わたしは家族を優先してきたんじゃなくて、ただ家族という集団の中で自分でいることを怠ってきたんだ。 そんでもっておそらく、この癖は結婚する前からのものだってこともうっす

じぶんの中のマルチタスクとシングルタスク_100日後にZINEをつくる、20日目

母であるわたしの苛々の着火点 睡魔に負けて書ききれなかった一昨日の記事を大幅加筆修正していたら、自分のことで一つ大きな気づきがあった。 寛容でありたいと常々思っている割に心の狭いわたしが、家族といるときにどうしても苛々してしまうことがある。 「誰かにメールを書いている時に話しかけられる」 「本を読んでいる時に話しかけられる」 「note書いてる時に話しかけられる」 「集中してラジオを聴いている時に話しかけられる」 ママに話しかけたい子どもは悪くないし、聴いてあげたい

「夫婦」と「家族」についてかんがえる_100日後にZINEをつくる、18日目_

「男女の脳には違いがあるんだから、夫婦はそれをお互い受け入れて、理解し合い、許すことが大事」 という話を真剣に話してくれた人がいて、私も真剣に「その物言いで得してるのはだれだ」って思ってた。 「夫婦はお互いを受け入れよう」の罠 「お互い」という言葉にどうしたって「妻が」のニュアンスを嗅ぎ取ってしまう、根性がねじくれているわたし。 コミュニケーションが絶対的に必要なスキルである<家庭>という空間において、本来「苦手だから大目に見てね」は通用しませんよ。 大目になんか見てや

家族へのケアについて考える_100日後にZINEをつくる、14日目

まいにちまいにち「ZINEをつくる」という題名で、とりとめもなくいろんなことを綴ることが、「ZINEをつくる」=「ZINEをつくる過程の自分も含まれる」に意識を変更したら妙な義務感による苦しさがなくなってきた。 こうやって自分のなかの意識ひとつで認識は変化するから、やっぱり世界は自分の中にあるって真実だなあ。(マトリックスとも再度きちんと向き合いたい) 家族へのケアについてかんがえる 今日は『ケア』について考えてた。 「家族へのケア」という言葉から連想するのはどうした