マガジンのカバー画像

ZINE

6
運営しているクリエイター

記事一覧

表現は持続可能なエネルギー_100日後にZINEをつくる、24日目

14歳はみんな詩人 華の14歳の娘がnoteに綴る自由詩がとてもいい。 自分であることが痛くて痛くてしかたない彼らにしか書けない痛みがある。 40のわたしが同じ文字を並べても、それはたぶん作為にしかならなくて、それはただのダサいことばにしかならない。 偉大なるHBOドラマ『ROME』でオクタヴィアヌスも語っていた通り、大人になってしまったら書けない言葉があるのは本当。 わたしはこの歳まで生きのびてきた自分に悔いはないけど、10代の頃にもっと真剣にことばを使って怒りや葛

『意義と目的』_100日後にZINEをつくる、5日目

きのう、授業で『意義と目的』の話を聞いた。 この『意義と目的』レンズ、めちゃくちゃ面白いよ。 母であることの意義と目的とは? はたらくことの意義と目的とは? 物語を読むことの意義と目的とは? どの問いも白米3杯いけそうですね。 じぶんにとってそれがどんな価値をもたらしているのか、目指すべき姿とは何か。 ■ 表現することの意義と目的とは? わたしにとって表現することは「つながり」をもたらすもの。 つながりたい自分、つながれた実感、つながりがあるよって証明。 表現するこ

ルールと目的をかんがえる_100日後にZINEをつくる、3日目

遊べるようにルールをつくる 観る映画をピックアップしたあとは、いくつかのルールをつくる。 昨夜「ルールとポリシーはちがうね。わたしたちが同じポリシーをもっていればルールはいらないね。」って会話をしたことを思い出しながら、わたしは自分にルールをつくる。 コマのように同じ地点でぐるぐるせず、のびのび走り回れるようにするために柵は必要。自意識の海で溺れないために。 他者の解釈・考察は目に入れない(ただ自分の目で見て感じたことだけを書く)(設定確認はOK) 基本は子どもの頃

ホラーと向き合うことの面白さ_100日後にZINEをつくる、2日目

まずはやれそうなところからとっかかる きのうリストアップした「つくりたいジン」の中で、 ●わたしをつくったホラー映画(80-90年代ホラー映画を観なおす) は一番とっつきやすそうだぞ、と思ったので観る映画を書き出してみよう。 基準はわたしが子どものころに観た記憶のあるもの。 中学生以前の、感想が言語化されていないけど感覚だけが強烈に残っている作品たち。 エルム街の悪夢 13日の金曜日 シャイニング 時計仕掛けのオレンジ チャイルドプレイ バタリアン ミザ

わたしのつくりたいZINE_100日後にZINEをつくる、1日目

ZINEて、なんだろう さて、改めてZINEて何さ、と思い調べてみる。 たのしい!少し調べただけでもうたのしい!! 要するに「紙で自由に表現しちゃっていいよ!」ということね。 表現するということ 昔から、表現者とよばれる方々には特別な才能やら普通と違うセンスが備わっているもんだと漠然と信じていたし、「表現したい」「アウトプットしたい」欲求が自分にはあんまり無いと思いこんでた。 好きなものは自分だけで消化して満足していたし、わたしの好きなものを外へ発信するエネルギーが

100日後にZINEをつくる、0日目_福岡文フリで心に電流がはしる

昨日、人生初の文学フリマ@福岡に行ってきてからずっと胸が熱い。 その作品が好みかどうかとかそんなことは関係なく、じぶんの想いをカタチにしている人が集まったあの空間の情熱にすっかりしびれてしまった。 なかでも作家さんの想いがダイレクトに伝わるZINEは、手にとると心がおどった。 帰り道、長女が「来年はわたしも出店したい」なんて言うから、「いやいや、あなたは来年受験生じゃないか」と思いつつ「そうか、わたしもあちら側に立てるのか」と気づき、そうしたらその考えがずーーっとわたしをワ