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読書感想文#53〜教科書が読めるようになるために〜


前作では、人間のAIに対する優位性を明らかにするつもりだったRSTが人間の読解力のなさを露呈することになった

高校までのテストやドリルなどでよく見かけた穴埋めの問題は、文章としてではなく、キーワードを暗記することでテストで点が取れてしまう

それによって、文章を理解するのではなく、暗記で読解力を補ってしまっている

まさに、これは自分だなって思いました。ひたすら、赤シートでキーワードを隠して暗記していた学生時代でした笑

また、RSTは小中学校の国語の勉強が読解力を養うことに役に立っていないことを示しました

教科書を読めていると勘違いしている学生も多く、それは「読める」という状態を理解していないから、文字が読めるということで教科書が読めていると勘違いしている

文字が読めることと文章を理解していることは違う

自分ももしかしたら勘違いしてるかもしれません、RSTは有償で受けられるって書いてたと思うし手が届く値段なら受けてみるのもありかなって思ってます

では、文章を読めるようになるにはどうすればいいか

子育てという面で、幼少期〜小学校高学年までどのような教育をすれば良いのかについて本書では書かれていました

ですが、この本を読む方や、このnoteを読んでくださっている方は大学生以上など大人の方が多いと思います

大人はどうすれば読解力を鍛えることができるのか

それはシンプルで、普段の生活の中でゆっくりでも正確に意味を理解しようと心かげることが第一歩です

早く読むより正確に読む

ですが、noteだったり、最近の文章は読み急いでいる読者に向けて書かれていることが多く、流し読みでも概要を掴めてしまうことが多いのがネックです

しかし、そこは意識次第で変えられる部分なので読解力を上げるためにと思って意識したいかなと思います

では、最後に大人が読解力が向上すると生活に起こる変化を書いて締めたいと思います

読解力が向上すると生活に起こる変化
・文を書くスピードが上がる
・仕事の幅が広がる
・発表の際の心理的ハードルが下がる
→伝わる文章が理解できるから

以上の3つです。仕事においてもかなり役に立つ能力かなと思います。

noteを書く上でも文を書くスピードが上がることいいですね、1日にできるタスクも増えそうです

ということで、今回の読書感想文はこの辺で終わりにしたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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