読書感想文#37 アウトプット大全
今回は樺沢紫苑さんのアウトプット大全を読みました。この本は以前にも読んだことがあり、復習がてら読み返しました。
アウトプット=脳の中に入ったきた情報を脳の中で処理し外界に「出力」すること。「話す」「書く」「行動する」など。
アウトプットはこの本ではこう定義されています。
みなさんはインプットとアウトプットをどのくらいの割合で行なっていますか?
インプットの方がアウトプットより多いって方も結構多いんじゃないかなって思います。
しかし、自己成長の量を決めるのはインプットの量よりもアウトプットの量なのです。
この本では、インプット:アウトプット=3:7くらいが最適であると書かれています。
インプットの方が少ないの?そんなにアウトプットいる?って思った方もいると思います。
しかし、人間はアウトプットしないとどんどん忘れてしまう生き物です。
仮に本棚にある本を5分程度で説明できるか試してみてください。一度読んだ本でも、内容を忘れていることもかなりあると思います。
記憶のためには、2週間のうちに3回以上はアウトプットすることが大切だそうです。
そんなアウトプットについて、このアウトプット大全は書かれています。
それでは、少しの内容と感想を書いていきたいと思います。
1.優先順位を決める
この本では、アウトプットに関する様々なことが書かれています。
上手な断り方もその一つです。
インプットやアウトプットする時間を確保するためには、自分の時間を確保する必要があります。
しかし、頼み事やお誘いごとを全て受け入れてしまっては、自分の時間を確保するのはなかなか難しいものです。
そんな時に上手に断れたら良いですよね。
その一つの方法として、自分の人生の中の優先順位を決めることがお勧めされています。
ケースバイケースにならないように、自分の人生の優先順位と照らし合わし、その誘いが該当しないならば迷わず断ること。
これは、エッセンシャル思考の中でも語られていたことでした。
中学高校の時は、暇さえあれば遊びなどの誘いを受けていましたが
最近は、それが本当に自分の行きたいことか。やりたいかとか。などいろいろ優先順位と照らし合わせて考えるようにしています。
誘いを断ってしまうと、もう誘われなくなるのではないかと思う人もいるかもしれませんが、意外とそうでもないです。
しっかりとした理由があり、断る条件が一貫していれば、短期的には残念がられても、自分の軸を持っているなと長期的に見れば良いイメージを与えられることもあります。
2.感謝の大切さ
見出しからして、くさい感じが出てしまっていますが(笑)、感謝というのは科学的にみても健康などにもいいらしいです。
感謝やポジティブな感情が多く、幸福感を持っている人はそうでない人に比べて、9.4年長生きすることがイリノイ大学の研究でわかっています。
感謝はとても健康に良い行為なのです。
感謝すると、ドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィンなど脳と体にいい脳内物質が分泌されます。
「ありがとう」はすべてがうまくいく魔法の言葉なのです。
意識的にありがとうを言う回数を増やすようにしてみようかな。
3.上手な文章を書く方法
作家になる方法は「たくさん読み、たくさん書く」しかありません。
また、フィードバックも大切です。
書いた文章を誰かに読んでもらい、アドバイス、批判、改善点などをもらうこと。
フィードバックを得る方法として、一番簡単なのはSNSやブログに書くことです。
つまり、noteは最適な場所なのです。
読まれるという緊張感が集中力を高め、より良い文章を書こうという刺激にもなります。
ですが、文章を書くにも何を書いたら良いかわからないと言う方もいると思います。
まずは、アウトプットの前にはインプット。文章術の本を読んだりネタを集めたりすることも大切です。
そして、インプットしただけで満足をせず、それを行動にうつしアウトプットすることが大切です。
noteを始めるまでは、アウトプットする機会はほとんどなかったし、良いコンテンツに出会えたなと感じています。
これからも、noteはどんどん続けていきたいなと思います。
4.さいごに
最近は時間もできて、インプットはかなりできてると思いますが、アウトプットがまだまだ足りてないかなと言う気がします。
読書感想文だけでなく、日常でインプットしたこともアウトプットできたらいいなと思っています。
ここまでお読みいただきありがとうございます!
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