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エレベーターに乗れない

こんにちは。沼メンタルです。
過去を振り返って、僕がメンタルを崩し始めた時のことを記したいと思います。

ある日の朝、職場のエレベーターに乗ろうとしたら、急に足が動かなくなった。

エレベーターに乗れない。
エレベーターの前まで行けるけど、ボタンは押せるけど、足に重りがついているかように動かない。足が言うことを聞いてくれない。
どうしたんだろうか。。。

自分でもどうしたんだろう?と少しパニックになった。
なんで?
今日は、忙しい日なのに…
早く席につかなきゃ、遅刻する!

思い返せば、職場近くのコンビニにご飯を買ってから出社するのが、日課だったが、商品を手に取るのも億劫な時が増えてきていたし、ため息も多くなってきているのも自覚していた。
けど、誰だって働きたくない時はあるし、仕方ないことだと思っていた。
そう誰だってあることだと思って気付かないふりをしていた。

結局、その日は社長にエレベーターで1階まで降りてきてもらい、状況説明、近況報告をコンビニ近くの公園で2時間ほどした。
気付いたら、僕は泣いていた。
そして、少し気が楽になったのか、仕事して早めに帰れせてもらった。

その当時は、午前9:00に出社して、23:30に帰る日も時々あった。
昼休憩は、12:00~1時間とるのが基本的だったが、そのタイミングを逃した日は、16:00~30分とる日もあった。

自分が自分を把握できなくなったのが、すごい怖かった。
当たり前のことができなくなっていくのも怖かった。
パニック状態になったもう一人の自分がいた。


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