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2022年は「木」のバランスで

あけましておめでとうございます!

ぬくぬくママSUN'Sかなちゃんこと中村香菜子です。

もう2022年!早いなあと感じます。思春期の子供たちの聴いている流行の音楽は、どの曲も歌詞が深く考えさせられるものばかりです。私が10代だったころより確実に生きづらい世の中になってきたのではないかなと思います。

社会の中に「ゆるさ」がほとんどないです。「こうでなければならない」ということに縛られ、「大丈夫だよ」と言ってくれる場がすごく少ないと思います。

私も、「こうでなければならない」に縛られてずっと生きてきていますが、様々な経験をしてくる中で、だんだん気持ちは変わってきています。

いろいろ考えていて結局思うのは

「どうあってもいい」

ということなんだろうなと思います。自分が「いいな、やりたいな」と思うことをやって、「やってよかった」と思えることが、誰にとっても幸せなのではないかと思うのです。

こういうと、やりたくない仕事をお金のためにやっている人だっている、と言われることがあります。やりたくないことだってやらなきゃ生きていけない、と。

でもそれは、リスクを負ってやりたい仕事をやったり、遊び暮らしてお金がない状態より、やりたくない仕事をしてお金を安定的に稼ぐ方が自分が好きだということの結果ではないかなと思います。

やりたいことだけやって、何の苦難もないことはこの世に1つもありません。大事なのは、自分が自分の人生に「納得している」ということだと思います。

例えば、食事のあとお皿を洗いたくなければ、洗わなくていいと思います。でも、朝起きた時に汚れ物のたまったシンクを見て気落ちしてしまうなら、しんどいけど、夜洗ったほうがいいと思います。家族に頼んでやってもらえるならそれもいいし、家政婦さんを雇うお金をもっていれば雇ってしてもらってもいいかと思います。

納得してやっていることが、やっぱり大事です。

私はずっと自分の人生に納得がいっていませんでしたが、昨年ふわっと自分の人生がいいかも?!と思えるようになりました。それは自分の生き方が他の人に比べて一番素晴らしいと思っているわけではなく、自分自身が今の自分に納得しているということです。

私が通っているヨガクラスで、この間「木」のポーズをやりました。季節に応じた整体的なヨガを教えてくれるクラス。私の心と身体のよりどころです。冬場になると、このポーズが出てくる気がします。

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こんなポーズです。簡単そうに見えて、これが結構難しい。少し氣が乱れるとすぐに「おっとっとっと」と、転んでしまいます。

ヨガクラスの先生が教えてくれたのは

「じ~っとしているように見えるけど、心や頭の中、気持ちはず~っと動き続けていて、バランスをとっている感じだよ」

ということ。しっかり立つためには、ゆらゆらしているその「バランス感覚」が大事なのだと気づきました。

日々、しんどいことも、うまくいかないこともたくさんあります。それでも、「おっとっとっと」と転びそうになったらちゃんと自分を立て直すことができる力が生きるためには大切だと思います。

難しいビジネス用語ではそれを「レジリエンス」ともいうかもしれないですが、私の中ではちょっと違います。「木」のポーズに必要な力は、へこんで立ち直る力ではなく、ず~~~っとちょっとぐるぐる、ゆらゆら動いているということです。

どかっと、強く直立不動でいて動かないことは、なんとなく、もろい気がします。やっぱり、たおれてしまわない、「あそび」をもって、様々な人の想いに耳を傾け、ゆらゆらしながら、きちんと自分のバランスを保つ。

その場でずっと動かずにいる木は、風に吹かれ、雨に打たれながら、ゆらゆら揺れ、内面では水をすいあげ、呼吸をし、実はものすごく動いているのです。

そう思うと、「木」を尊敬する気持ちが止まらない!と思いました。

変わりゆくことや、揺れることを恐れない。すべてをギフトと感じ、自分の血や肉としてパワーに変えていく。私は木になりたい。

そう思いました。

2022年は「木」のポーズで。この息苦しい時代を思い切りHAPPYに生ききりたいと思います。明日死んでも悔いのない、そんな毎日がとっても幸せです。

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