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【Kindle出版】SNSをやってなくてもLINEが使えればOK。ランキング1位を獲る方法

Amazonで本を出版したとき、ランキング1位は簡単に獲れます。

そういう仕組みになってます。

具体的には、出版時にライバルの少ないカテゴリーで無料キャンペーンを実施し、SNSなどで宣伝をします。

「そんなフォロワーいないし・・・」

「誰も興味もってくれないし・・・」

「そもそもSNSやってないし・・・」

・・・そう思いましたか?

大丈夫です。ご安心ください。

極端な話、SNSをやっていなくても、フォロワーがゼロでも、問題ないです。


Twitterやインスタはやってなくても、LINEを使ってない方はほぼいないと思います。

そうです。LINEを使ってランキング1位を獲る方法があるんです。


LINEオープンチャットを利用する

ご存じないかもしれませんが、LINEには「オープンチャット」というコミュニティーがあります。

簡単に言うと、共通の趣味をもった人たちが匿名でコミュニケーションを取れる掲示板のようなサービスです。要はSNSです。

LINE同様、無料で利用できます。


利用するには、まずLINEの「ホーム」画面を開きます。

そして「サービス」の「オープンチャット」を開きます。

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画面上部の「キーワードで検索」に「Kindle」と入力し実行。


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するとご覧の通り、さまざまなトークルームが展開されているのが分かります。


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あとは、気になるトークルームを開いて参加するだけです。

中には合言葉を設定するなど入会を制限しているルームもありますが、基本的には誰でも利用できる部屋がほとんど。

普段LINEで使っているのとは別のニックネームを設定することができます。


LINEオープンチャットで宣伝する

では、ここで宣伝をします。

宣伝の仕方はいたって単純。

私の場合は次のような文章をテンプレートで用意していました。

「こんにちは。ぬくいと申します。新刊のご案内です。○○について書いた本で、読んだ人は○○できるようになります(○○したい方に向けて書いてます)。本日17時から3日間、無料キャンペーンを実施します。読んで頂けると嬉しいです。」

この文章に加え、出版した本のページに飛ぶリンクを貼り付けます。

本のリンクは、「https://www.amazon.co.jp/dp/●」と入力します。

●の部分には「ASINコード」が入ります。

ASINコードは、KDPサイトの「本棚」で確認できます。

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ここで注意があります。

トークルームの中には「自分の出版した本の宣伝は禁止」としている部屋もあります。

とはいえ少数派ですし、宣伝も紹介も大歓迎なのが一般的です。

理由はこのあと書きます。

なぜLINEオープンチャットが有効なのか

私がオープンチャットの利用をおすすめする理由は次の9つです。

①Kindle出版に興味のある人だけが集まっている

これが最も大きな利点です。

例えばTwitterで本の宣伝をしようとしたら、フォロワー0からのスタートです。

宣伝する前に、まず人を集めないといけません。

それにはどうしても時間がかかります。

焦って中途半端な人数を相手に宣伝を打っても効果はありません。

ところがオープンチャットなら、そもそもトークルームにはKindle出版に興味のある人しかいない状況ができあがっています。

まだ出版していない人からすれば、宣伝された本は教材です。

「本にするとこんな感じなんだ」と確かめるために読んでもらえます。

また、出版している人からしても、「ライバルになる本をチェックしておきたい」という心理が働くほか、「何か自分の本に活かせるネタや書き方はないか」と、やはりこれも教材になり得ます。

②何冊も出版している先輩に無料で何度も相談できる

トークルームの運営者や参加者の中には、何十冊も出版している人がゴロゴロいます。

初歩的なことから少し込み入った話まで、質問すれば親切心で教えてくれます。

特に初心者の方は、操作方法や編集の進め方など、基礎的なところでつまづく場合がほとんど。

Kindle出版自体がまだまだメジャーではないため、ネットで検索しても情報が出てこない、なんてこともちょくちょくありますので、こういったことを気軽に聞けるだけでも重宝します。

ちなみに、この部分は部屋の雰囲気が大きく左右します。

質問に対しても宣伝に対しても反応のない殺伐としているルームもあります。

③他人の本を知り勉強できる

自分の本を宣伝するだけの人もたくさんいますが、他の人の本を読むのも有用です。

自分には絶対に思いつかないネタ、絶対に書けないネタを本という形にして表現をしているのを見るだけでも非常に勉強になり、刺激にもなります。

原稿の文章だけでなく、挿入された画像や表紙のデザイン、タイトル、内容紹介など、参考資料の塊です。

ちょっと失礼な言い方ですが、すごい人ばかりというわけでもないことが分るので、「自分にもできる!」「負けてられるか!」と創作意欲につながります。

④出版ネタのヒントになる

他の人が出版した本を見ていると、「そっか!こういうのもアリなのか!」「自分の経験に置き換えれば、こんな本も書けそうだぞ!」という具合に、気づきやアイデア、インスピレーションを得られます。

自分の中でうまく形にできずモヤモヤしていたものが、他の人の作品を読んで瞬間的に言語化され、自信や期待に変わる。

筆を執るきっかけにもなるので、今だにチェックしています。

⑤興味のある人だけの空間だからこそ有益な情報交換ができる

オープンチャットに参加して情報収集に努めている人は、ギブ&ギブの精神をよく理解しています。

自分がほしかったら、まず与えよ。

ビジネスにおいても基本中の基本とされるこの考え方ですが、実践できている人が本当に多いのがこのコミュニティーの素敵なところ。

自分だけが得をしようと考える人より、皆で協力して一緒に頑張っていこうと考える人にこそ情報は集まりやすく、本も読んでもらいやすくなります。

これをよく分かっているからこそ、皆が協力的な雰囲気が形成されています。

積極的に情報共有すると、他の人も連鎖的に情報提供してくれるようになるので、1を投げたら10が返ってくる感覚です。

⑥自分が出版したとき宣伝できる

これが本音、目的です。

おそらくほとんどの人が同じことを考えていますし、先に述べたように他の人にとっても勉強になり刺激になることなので、遠慮せずに宣伝しても大丈夫です。

むしろ、他の人の役に立つんだという気概をもって、自分が提供できる価値を全員に届けましょう。

⑦最初の読者になってもらいやすい

他のSNSと違い、Kindle出版に興味関心のある人しかいないので、思う存分宣伝ができます。

その結果、反応率は段違い。

特に本の出版と同時に無料キャンペーンを実施すれば、読むためのハードルはかなり下がります。

気軽に本をダウンロードして読んでもらいやすい環境なんです。

⑧読んだあと直接感想が聞ける

親切に「早速読みました、面白かったです!」「次回作も楽しみにしています!」と感想を書き込んでくれる人もいます。

中には「このページのここ、誤字脱字がありました」とご指摘してくれる人も。

間違いに気づけたり、次回作へ向けた改善のヒントになります。

前向きな感想が書き込まれれば、それがそのまま他の人への宣伝にもなるので、「なに、そんなに面白いのか」「ちょっと読んでみるか」とさらに多くの人に読んでもらえるチャンスが広がります。

⑨同志のため励まし合う雰囲気がある

基本的に、参加者のスタンスは「敵ではなく仲間」です。

同じジャンルであればぶつかることもあるかもしれませんが、チャットルームで敵を作って得なことはありません。

孤立するだけです。

反対に、味方として仲良くしておくのは得しかありません。

出版した本の宣伝をした際、「面白そうですね!」「読ませて頂きます!」といった声が溢れるのはそのためです。

だからこそ、自分が宣伝をするとき歓迎されるために、他の人の宣伝に対してもポジティブなリアクションを返しておくのが大切です。

オープンチャットとKindle出版は相性がバツグン

LINEオープンチャットとKindle出版は、相性がいいのも大事な要素です。

どちらも無料で誰でも利用できる上、他では実現できない特殊な事情があります。

それが以下の3つです。

①kindle unlimited 会員になっている割合も非常に高い

kindle unlimited というサービスがあります。

月額980円で、対象の本が同時に10冊まで読み放題になるというもの。

Kindle作家が出す本は、ほぼこのサービスの対象になっているため、他の人の本を値段を気にせず読むためにも、利用している参加者は多いです。

そのため、無料キャンペーンを実施しなくても、「kindle unlimited 会員の方は無料で読めます」と銘打てば、有料で販売しているときにも読んでもらえます。

②相互購読やレビューがモチベーションになる

本が宣伝されたときに反応が良いのは、つまり読んでもらえるのは、「自分の本も読んでほしい」という下心があるからです。

さらにKindle本には、Amazonで買い物するときお馴染みの星付きレビューという機能があります。

星が少ない商品より、多い商品の方が目立ち、買われるのは常識ですね。

Kindle本も同じです。

特にKindle出版は、いわゆる無名の作家が書いた本ですので、レビューの有無は売上の多寡に直結します。

皆レビューの重みを知っているからこそ、レビューをもらえるのはこの上なく喜ばれる行為だと認識しています。

だから、他の人の本が宣伝されたとき、オープンチャットの参加者は積極的に読み、レビューを書いてくれるんです。

自分が本を出版し宣伝したときに、同じように読んでレビューを書いてもらうために。

③同ジャンルでも競合しない2つの機能

意外に気づかれていないメリットがこの点です。

通常、他人の本を称賛するのは気が引けることでもあります。

同じジャンルの場合、「自分の本を読んでくれるかもしれない読者まで取られたらどうしよう・・・」という発想であり不安。

一般的な商品なら、ライバルをけなしたり蹴落としたりしてでも、うちのがうちのが、という態度はよく見受けられます。

ところが、Kindle本ではちょっと事情が異なります。

それが、「レコメンド」機能と「kindle unlimited」サービスです。

Amazon kindle で本を購読したことがある人にはどちらもお馴染みですね。

レコメンドは、他のECサイトでも導入されている、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」というおすすめが出てくるアレです。

この機能により、他の人の本を読んでレビューを書き、自分の本も読んでもらいレビューを書いてもらうなど、相互にアクティブな動きをすると、お互いの本が読まれたとき、もう一方の本が購読者におすすめされる機会が増えます。

kindle unlimited の対象の本の場合、会員からすれば「同じジャンルでも気になるならどっちも読んでしまえばいい」だけです。

つまり「Aは買わずにBを買う」という競合は起こりません。

読んでもらうための工夫

宣伝の際、心掛けていることがあります。

それは次の2つです。

①「お願い」を言い換える

「読んでください」

「レビューお願いします」

こういう表現は私は絶対に使いません。自分の都合でしかないからです。

私はこう伝えてます。

「読んでもらえると嬉しいです」

お願いと比べると受け取り方が変わりませんか。

また、レビューという行為は、本を読んだ後にすることです。

いきなり「本も読んでね、レビューも書いてね」というのは厚かましいでしょう。

②自分も他の人の本を読む

最初のうちは、自分からも積極的に他の人の本を読み、レビューする姿勢を示すことが肝要です。

何もしなくても読んでもらえ、レビューがもらえるのは、一定のファンがついてからです。

「この人の本を読めば自分の本も読んでもらえる」「レビューを書けば自分にも書いてくれる」と思ってもらえれば、無名であっても、処女作であっても、読んでもらい、レビューを書いてもらえる確率は格段に上がります。

土壌ができていればランキング1位は簡単に獲れる

これまで紹介してきた内容で、LINEオープンチャットで宣伝することの効能はお分かり頂けたと思います。

では、タイトルのランキング1位を獲るには。

冒頭にも書いた通り、出版時にライバルの少ないカテゴリーで無料キャンペーンを実施し宣伝をします。

カテゴリーをきちんと選べば、10冊も配布すれば1位を獲れます。

カテゴリーの選び方については、こちらの記事をご参照ください。

たった10冊です。

今まで書いてきた通り、お互いに宣伝し、読んでもらう関係が構築できていれば、難しい話ではありません。

100人超えのチャットルームはいくつもあります。

他のSNSをまったく利用していなくても、充分に達成できます。

自分でルームを作り運営することもできる

最後はちょっと上級者向けの話になります。

LINEオープンチャットは、自分でチャットルームを作ることもできます。

この場合もやはり無料です。

SNSを複数運用するなどして人を集めることができれば、いわゆるリスト、名簿を作ることができます。

自分がどういうポジションを取るかで方針は変わってきます。

先生ポジションを取るなら、質問に積極的に答えるとか、出版の相談に乗るとか、宣伝に協力するとか。

オーナーポジションを取るなら、トーク活性化のために発言を促したり、イベントを組んだり、健全な運用のために管理を徹底するとか。

他のチャットルームにはない強みがあれば、より多くの人が集められるでしょう。

いずれにしても、集客、人を集めることができれば、マネタイズのチャンスは増えます。

出版した本を読んでもらうだけでなく、他の商品やサービスにつなげることもできるわけです。

コミュニティ運営で培ったノウハウは貴重な経験になりますし、それをそのまま本にしてもいいでしょう。


Kindle出版の真髄は、このように、他の商品やサービス、SNSと組み合わせることで、無限の可能性を生み出してくれることにあります。

電子書籍の市場は右肩上がりで大きくなりますし、まだまだ参入者は少ないので旨味があります。

今のうちにランキング1位の実績を残して読者を集めることができれば、新しいものが世に出たとき、有利なポジションを取ることもできます。


その他のKindle出版に関するノウハウについては別の記事で紹介できればと思いますが、気になる方は私の本にすべて書いてありますので読んで頂ければと思います。

100枚以上の画像を使って300ページ、5万字にわたり解説している本は他にありません。

今なら kindle unlimited 対象なので会員の方は無料で読めます。

絶対に損はさせません。

あなたも1位を獲ってください。

WordだけでKindle出版するやり方を字幕付きで動画解説してます。


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