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【営業】気遣いの言葉だけで差別化はできる

よく言われる差別化。

強み、独自性、世界観。

言い方は変わっても、要は自分がいかに目立って選んでもらうか。

こういう話をすると、じゃあうちの商品は他社のと比べてどう優れてるかとか、そういう小難しいことに発展しがちですよね。

そんな難しく考えなくていいんですよ。

例えば、気遣いの言葉をかけられるだけで、十分に差別化になります。

少なくとも私のいる業界では。


私は保険の営業をやってます。

で、他の営業マンが何をしてるか、よく観察してます。

すると気づくことがありました。

お客さんに対して、ありがとうとか、ごめんなさいとか、そういう当たり前のことができていない人が多い。

一方で、保険をいかに売り込むか、そのことばかり考えてる。

これだ!

私は意識的に、気遣いの言葉を使うようになりました。


例えば、お客さんから電話がかかってきたとき。

必ず最後に、「お電話ありがとうございました。」を言ってます。

お客さんは電話をかけるとき、「忙しくないかな」「こんなつまらないことで電話したら迷惑だよな」と気にします。

結果、言いたいことや聞きたいことを押し込めてしまいます。

その不安をなくすために、私は電話があったら決して忙しそうにしたり、迷惑そうにしたりしません。

すると、お客さんは「電話してもいいんだ」「何かあったらこの人に聞こう」と安心してくれます。

それがきっかけで、他の保険商品の問合せや知人の紹介に繋がるかもしれません。

商品の良さや他社との違いなんか伝えなくたって、こんな感じで人柄が伝われば、それだけで選ばれる理由になるんです。


あなたがお仕事している環境ではどうですか?

お客さんは求めているのに、他の営業はできていないこと。

そして、あなたにはできること。

答えは意外なところにあったりします。

常にこの視点を意識して仕事していれば、気づきは多くなり、お客さんに感謝されながら売り上げを伸ばすことができます。

周りからすれば「どうしてあいつだけ売れるんだろう」と不思議に思われることでしょう。


営業に関するノウハウについてまた別の記事でも紹介できればと思いますが、気になる方は私の本にも書いてありますので読んで頂ければと思います。

私が実際に使っている営業用の資料もふんだんに公開しています。

今なら kindle unlimited 対象なので会員の方は無料で読めます。

売れない営業マンが売ろうとしても売れないのは、お客さんとの間にミスマッチが起きているからです。


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