そんなつもりはなかったのに…

人間の行動や考え方と社会との関わる上での問題点、解決すべき真の問題は何なのか。いつも勉強させて頂いてる為末大さんの投稿より。

” 人を魅了しようとする人は、自分の過去には普通とは違う大変な出来事があった、しかもそれは今の自分に大きな傷（影響）を残している、という物語を好んで語る。この語り口はわかる人にはわかるが、わからない人にはわからない。夢を語り傷を語るというのは、女性を口説く常套手段だ。 ”

実体験としての話だ

両親が学生時代に亡くなり
頼れる親戚もいない
家にお金もなく、3人兄弟だった為
家計はギリギリの状態

高校の頃からオシャレに興味があり
お金も稼げないだろうし現実は厳しいことを知りつつも
アパレル関係の仕事に就きたかった私には資金が必要だった

そこで一番給料が安定していて
貯金できそうな仕事が自衛隊だった
そこで400万ほど貯めてアパレルの学校に入学した

ゴリゴリの体育会系な人間関係の中で過ごしていた私は

親に学費を全額出してもらってる子や
何も考えず奨学金で生活費もすべて全額借りてる子など
遊び感覚ではないかもしれないが
気合０に見える子たちと全くもって波長が合わなかった

年下の子に「なんで自衛隊からこんなところに来てるの～w ジャンル全然違うじゃん」と言われ
ムキになり事情を話しして場をしらけさせたのは言うまでもない

異性に対する魅力の話だが
高校1年生だった頃の２コ上先輩や
社会人１年目の頃の２，３年先輩というのは

随分大人に見えたり魅力的に見えるものだ
（年下好きにはわからないかもしれない）

それと同じ現象が起こったのだと思う

アパレル学生時代は
特に高校の時モテた訳でもないのに
変にモテた。

当時自分に余裕があったなら青春を謳歌したいところだったが
初めての一人暮らし
（独身自衛官は寮生活の為）
学費は全額自腹で、バイトも生活費の為に必死
学校から課される課題も厳しく
本当にそれどころではなかった

完全にキャパオーバーしてしまってた私は
周りと壁を作るために
「君たちとは境遇が違うから頼むから話しかけないで」オーラを出していたがそれでもくっついてくる子がいた
（ちなみに私がのび太だとするとジャイ子のような存在）
基本的に境遇の話をすることはないが、あまりにしつこく付き合いが悪いことを指摘された為、境遇の話をしたら

「え？それ口説いてるの？」と言われた

考え方からして違うから話が合わないと伝えたくて説明したのに
訳の分からないことを言い出したその子のことを
頭のおかしい子だと思っていた

だが為末さんの記事には

「夢を語り傷を語るというのは、女性を口説く常套手段」とある

全くそんなつもりはないのにその手段に無意識に乗っかっていたことになる異性を落とすテクニックなんて調べる暇はなかったから知る由もない

落としたい相手がいる方は当時の私とは反対に
簡単な「傷」となりそうなエピソードを作って口説くのも良いかもしれない

---追伸---

noteを始めて３か月ほど経つ

素人だろうがプロだろうが関係なく
発信されてる方の記事を見て今回のように気づかされたりすることもあれば
小説を書かれてる方もいたりして感動を頂いたりすることもある
お互い面識のない相手だが文章の構成の仕方や語彙力で
その人の人となりや頭の良さや感受性が垣間見える
私もスケスケになってると思うと恥ずかしいし
語彙力のなさや、文章において配慮の足りてないところも多々あると思うが

それでも書くのは楽しいし見せていただくのも楽しい

本から得た知識だけでなく
今回のように
他の方のnoteから気づかせて頂いたことも綴っていこうと思う

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いつもありがとうございます。