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THE INDEPENDENT SARDINE という名前で活動しています

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  • 週刊アーティストの芽をそだてようマガジン

最近の記事

ネガティブな声への解毒剤

今週のテーマは、 自分の内側から鳴り響くネガティブな声をどうやって解毒するか。 幸いなことに私の周りには ザ・インディペンデント・サーディンの活動に共感してくれる人が沢山います。 そんな人たちと話しているときは自分のやっていることは価値がある、と心から思えるけれど、 たまに、ひとり部屋に帰ったあと ふと自分の立っている地面が急にフッと抜けたように不安になることがあります。 「ちゃんとした」価値観に立ってみるとわたしってどう見えるんだろう? 頭おかしいのかな?

    • 安心感を取り戻す

      突然ですが、あなたは「わたしはアーティスト」って名乗れますか。 わたしは、自分なんかが名乗っていいのか…と 戸惑いと恥じらいを感じて、 正々堂々名乗れない気がします。 でもそれってなんでだろう? 生活の中で創造性を発揮する機会 (それは友達との即興の会話だったり、好きな紅茶を淹れてみることだったり、洋服を選んだり) はたくさんあるのに なぜそんなのは取るに足らないものだと 思うのでしょうか。 今週のワークは、 そんな自分の創造性を認められていない理由を過

      • 実感をもつ

        金曜日の夜、こんばんは。 一週間お疲れさまです。 今週はどんな週でしたか。 わたしは「実感をもつ」ということが 少し出来た一週間でした。 アーティストの芽をそだてようのワークでは 一週間のおわりに、自分がどのように感じたのか 創造性の回復は自分のためのものだと思い出す 「チェックイン」というものがあります。 忙しい週のおわり、よかったらわたしと一緒に 自分のために20分ほど予定をブロックして、 モーニングノートと同じノートに次の質問への答えを書きだしてみ

        • シャクヤクを待つように

          【は じ め ま し て】 こんにちは THE INDEPENDENT SARDINEのタケダノゾムです 突然ですが、わたしは何か作っている、作りたい人が好きです 思えば小学生のときから絵を描いている子とよく仲良くなりました とりあえずそういうひとに惹かれました そして今も変わらず、何かを創り出している人に気づくと惹かれている 今思うと、自分はずっとアーティストになりたかったのかもしれないです 自分でもどこに向かっているかはよくわからないけど、気づいたらわたしも

        ネガティブな声への解毒剤

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        • 週刊アーティストの芽をそだてようマガジン
          4本

        記事

          25歳 誕生日の日記

          去年の誕生日に書いた日記を見つけた。 この日記を書いた二ヶ月後に祖父は亡くなって、その4ヶ月後に祖母が亡くなった。愛犬のサスケはどうやら先が長くないみたいだし、やっぱり同じ日常は続かない。 でも、やっぱり結論は変わらなくて、今この瞬間を目いっぱい楽んで、他の人に関心を持って生きてくこと たまにいい事言うじゃん、自分!すぐ忘れちゃうんだけどね 笑 --- 2021.06.16 愛に満ちて幸せ!飛びそう! 久しぶりにこういう気持ち 自分の大切な人が自分のこと気にか

          25歳 誕生日の日記

          ままごめんね

          この文章は友人が参加しているHerStory Japanという団体のブログに投稿した文章です。個人的にとても思い入れがあり、周囲からの反響も大きかったのですが、リンクが上手く動かないことも多いので、ここに再掲させてもらいます。働き始め、休職を経験して、興味のある仕事をするため正規雇用以外の仕事も考え始めたいま再読すると、これまで以上に考えさせられます。 --- 新社会人になって初めての年末休みに、たくさん本を読んだ。その中の一冊が、以前から気になっていた「82年生まれ、

          ままごめんね

          放課後の音楽室

          曲が流れている。 微かな音で。 聞き間違い、耳鳴りかも分からない、でも私にだけ聞こえる音で。 どこかで聞いたことのある、懐かしいメロディー。 そうだ、窓際にずらっと並んだ机と、すっかり暗くなったキャンパスの物悲しい感じ。家に帰る時間だよ、と告げる、大学の図書館の閉館のメロディーだ。 遅くまで図書館に残って勉強していた人たちが、どこからともなくポツポツと明かりの灯った図書館から暗い中帰路につく様。そんな様子を見て、心に言いようもない気持ちが湧き上がる。 ああ、私にとってI

          放課後の音楽室

          心の便秘

          伊勢と天理に行って帰って来てから、家の近くの神社に行って神様にあいさつしたいなーと思うようになったので、朝気分が乗ったら行ってる。天理が隅から隅まで掃除が行き届いて綺麗だったから神社の鳥居の近くに落ち葉落ちてるのとかも気になる。伊勢も天理もやっぱ隅々までピカーと清い感じしたもんな。 それで、神社に行くと誰かにあいさつしたくなったので、鳥居の近くで銀杏の葉っぱを掃除してる人に、声に出して「おはようございます!」って言ったけど、返事は返って来なかった。この前もそうだった。 で

          心の便秘

          名前のわからない魚

          7月の祝日、久しぶりに実家に帰るとき、私が着く頃ママもパパも仕事でまだ家にいないようだったので、品川で晩ごはんのお総菜を買っていくことにした。 駅ナカで美味しそうな焼き魚があったから、ちょっと高かったけど奮発して買ってった。社会人になってからそんなに頻繁にも帰れてないし。 ふたりが帰って来て「これどうしたの?」というので 「美味しそうでしょ、でもこれ高かったんだよー」と話すと 「そんな、こんないいやつ買って来なくていいよ」ってパパに言われ せめても親孝行したかった気持ちと

          名前のわからない魚

          所詮制限付きの「おもしろさ」にこだわんなよ

          「自分らしく生きる」「わがままになる」って西洋の個人主義が日本にも流入して最近耳にタコができるくらい良く聞くけど、実際(空気を読んで)周りが受け入れる程度に程よく自己主張するってことだよね。 そんなの当たり前、なのかもしれないけど、文字通り捉えてしまいがちな自分は、そんなの制限付きの自由、みたいなことじゃんって思う。 昔から人が見せる二面性みたいなものが苦手だ。 例えば、昨日自動車学校の体験に行ったときに、先生の前では「...はい」っておとなしくて言いなりだった女の子が

          所詮制限付きの「おもしろさ」にこだわんなよ

          「留守のものですから」

          おばあちゃん家の最終日、話していたら電話がかかってきた。 「おばあちゃん、電話かかってきたよ」 そういうとおばあちゃんは電話をとった。 少し向こうのいう事を聞いていたかと思うと、 「あら、わたくし留守の者ですから」と言ってすぐ切ってしまった。 電話切った後いまのだれ?と聞くと 最近リサイクル、廃品回収みたいな人から電話かかってきて嫌なのよねえと言って、いつもこうやって切っちゃうのって言ってておもしろかった。

          「留守のものですから」

          才能至上主義と努力至上主義

          才能至上主義のような考えが昔から自分にはあって、その人の持っているものは変わらず、絶対的にそこにあるとばかり思っていた。 だからむしろ、才能もないのに努力している人をどこか見下していたような節があると思う。自分は何かやる時大体他の人よりもサッとマスターして一歩リードできるというのもあるだろう。 でも最近、努力し続けるということしかないんだなと思う。 いくら他の人と比べて最初良くできたって、努力を続けている人はだんだんと実力がつくから、最終的に運だけで才能ある人を追い抜く

          才能至上主義と努力至上主義

          小さな哲学の芽 育て始め

          最近、深い心の底に眠っている書きたいことはたくさんあるのに、文字にしようとするとなぜかすりガラスの向こう側にあるように心の奥底が見えなくなってしまう。 生と死、自分の哲学、生き方、仕事、記憶、失うこと、精神科、家族という繋がり・絆・呪い、友人、過去の思い出、大切なサスケやおじいちゃんおばあちゃんを失くすこと、失くしたものに対する悲しみへの向き合い方がわからないこと、大切なものを失くすことへの大きな恐れ、一人きりで過去を覚えていなくちゃいけない、自分の過去を共有して思い出して

          小さな哲学の芽 育て始め

          大人になるってさみしいな

          「子どもから大人になる」というのは、その人のなかの子どもがいなくなるのではありません。 その人のなかにはいつまでも子ども的な存在がいて、その子どもを適切にケアできる大人が形成されることを、「大人になる」というのです。 つまり、人間は何歳になっても、その人のなかに「チャイルド」がいる、ということになります。まずそのことを知ってください。 あなたの中には、いつでも「内なるチャイルド」がいるのです。 - 伊藤絵美 著『セルフケアの道具箱』 ーーーーーーーーーーーーーーーー

          大人になるってさみしいな