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シャクヤクを待つように


【は じ め ま し て】

こんにちは THE INDEPENDENT SARDINEのタケダノゾムです

突然ですが、わたしは何か作っている、作りたい人が好きです

思えば小学生のときから絵を描いている子とよく仲良くなりました

とりあえずそういうひとに惹かれました

そして今も変わらず、何かを創り出している人に気づくと惹かれている


今思うと、自分はずっとアーティストになりたかったのかもしれないです

自分でもどこに向かっているかはよくわからないけど、気づいたらわたしも色々な活動やプロジェクトとしてものを作るようになっていました

作り始めるきっかけは人それぞれ

時が来るとシャクヤクの花びらがバサッと散るように、創造物はあなたのいろんな経験を通して実を結んで、ぽとりと落ちるように生まれるのだと思うのです

それがいつになるかなんてわからないけど

でも一緒に待ちませんか

わたしにできることは自分の実がどれくらい大きくなったかここで報告することくらい

それでもひとりで育てるより

みんなで見守りながら育てるって

とっても豊かなことだと思うのです

もくじ
 はじめまして
 このメルマガでやりたいこと
 今週のワーク
 今週の観察日記
 今週のinspiringな記事

【このメルマガでやりたいこと】

このメルマガでは ジュリア・キャメロンの著書「ずっとやりたかったことをやりなさい」

のワークを毎週行い、考えたことや思ったことをシェアしていきます。一緒にワークをやる人は、その内容をメールに返信(全員に返信 もしくは内容をみんなに見られたくない場合はこのメールにだけ返信してください)という形でシェアしてみてください。そして願わくばこのメルマガを通じて、何かを作りたい人のコミュニティが出来たらいいなと思っています。


何かを作る過程はミステリアスであるべきだし、それを明かすのって粋じゃないみたいな雰囲気をよく感じるけれど、他の人がなにか作るときに考える軌跡を自分はいつも知りたいと思ってきたし、案外シェアすることで得られるものは多い気がするので、このメルマガでは赤裸々に語り合っていきましょう。


【今週のワーク】

「ずっとやりたかったことをやりなさい」では12週間のワークが組まれていますが、その基礎となる毎日・毎週行うワークは以下の2つ。今週はこの2つに取り組もうと思います。

1. モーニングノート(毎日)

朝起きてとりあえず思い浮かんだことなどなんでもいいからノートに3ページ書く、というワーク。面倒くさく感じるけれど、続けると書くことに対しての自分の中の批判意識(何言ってるかよくわかんない、こんな文章恥ずかしい…などの筆を鈍らせる言葉たち)を黙らせ、自分はこんなことを考えていたんだ!という無意識のことまでスラスラと書けるようになります。そして何より、書いたことは自分の潜在意識に刷り込まれるのか、大体実現します。ダマサれたと思って1週間やってみて。

2. アーティストデート(週1で2時間)

わたしたちの中に潜むアーティストはシャイで、大切に扱わないとすぐに自分なんか…と拗ねて身を潜めてしまいます。週に2時間だけ自分の中のアーティストのために時間をとって、一緒に過ごしましょう。大事なのはお金をかけることではなく、時間を過ごすこと。例えば文房具屋さんに行って昔大好きだったカラフルなマーカーを見にいって胸をときめかせ、そのうち特にお気に入りの一本選んで、モーニングノートを書くのに使うとか。個人的にノートを書くようになってから自分が好きなノートとペンを大切に選ぶようになって、少ない額だけど自分にとって大切な投資になりました。


わたしは説明が下手くそなので、本を持っていない人はぜひ以下のリンク先のブログを見てもらうと、内容の要旨がよくわかると思います。


『新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。』の書評とサクッと要約|あなたに創造性がないというのは、思い込み https://sakudoku.com/review/self-development/artist_way (SAKUDOKU, 2022)


今週はとりあえずこの基礎の2つのみ紹介します。来週から具体的な週ごとのワークの内容に入っていきます。これからの1週間、朝ノートを通して自分に向き合う時間を作って、起きた変化について観察していきたいと思います。みなさんのやってみた感想も、メールに返信する形でぜひ教えて下さい。


【今週の観察日記】

※人に読まれることは想定していない文章なので、日記を覗き見するような感じで読んでね


モーニングノートから:


わたしがインディペンデントサーディン @the_independent_sardine でやりたいことって、大きな言葉に対するアナキズムかもしれない。「自民党支持者」とか「Z世代」みたいな大きな言葉の中には、当たり前だけどひとりひとりの人がいる。その一人ひとりの違いとか、なんでそんなふうに思ってるか、ということを知るためのチャンネルをわたしは閉ざしたくない。チャンネルを常に持っておく。

自分でもかなりの物好きだと思うけど、昔から社会的に変、悪と言われる人たちの正義に興味がある。例えば新興宗教にハマる人はなんでハマるんだろうと思ってオウム真理教について調べたり、犯罪心理学を調べてみたり。完全に理解はできないかもしれないけれど、自分とは違う原理で動く人たちを、「頭がおかしい」とか「変」って言葉で片付けるのが好きじゃない。誰かの行動にはその人なりの正義があるはずで、それなりの正義を自分は知ってから、判断したいという気持ちがある。それが今の活動の根源になっているかも。そう聞いたから、ではなく、知ろうと努力した上で、自分なりに考える。それが自由になるってことなのかなと思う。independenceを保障するのは、自分の頭で考えること。そんな人がいるコミュニティがわたしは好きだし、社会がそんな場所になったらいいなと思う。


今週のアーティストデート:世界堂でときめくモノ探し


今週のアーティストデートは新宿の世界堂に行った。今週末にりょうくん(@unagikun_to_asobou)のイベント「うなぎのぼり」で行うコミュニケーションゲームの準備のために行った。ことばを使わないコミュニケーションをやってみる、というアクティビティの大枠は決めていたものの、アイデアに自分の心がときめかなくて、こりゃどうしようとなっていた。そんなとき、りささん(@tsuchiya.onsui.pool)の「自分が1番楽しむことが、最大の誘惑だよ」という言葉を思い出す(文字通り言葉を覚えるのが苦手なので、ちょっと違ったらごめんなさい)。わあ、自分がときめくものをまず見つけなきゃだめだ!と、何するか決めないで、とりあえず材料探しに出かけることにした。


話は逸れるが、頭で決めずに、とりあえず動いて考える、というのは最近の自分の課題。どうしても考えすぎてがんじがらめになりやすいので。今日参加した「整体読本 お金の話」の読書会でもたくさん出てきたテーマ。とりあえず行動する前に一回ブレーキをかける、というのは割と気づかず普段の生活でもやっている。例えば、人から来たラインを一回寝かせる、とか、10分の電車の待ち時間に読みたい本を開かないでスマホを手に取る、とか。そういう小さなことを、躊躇わないでやる練習をしている。


そんなこんなで、今週のアーティストデートとして世界堂にいってときめくものを探していたら、世界中から集めた様々な柄の美しい紙を詰め合わせたセットが売っているのを見つけた。その瞬間、これだーーーー!!という気持ちになって、値段も気にせず買うことにした(買わない以外の選択肢がない!)そのトキメキで、わーっといままで滞ってた企画のアイデアが流れ始めた。例えば店内に売ってた絵画用の砂を見て、ジャリジャリしそう…あ、擬音語だけを使って話してみたらおもしろいのでは?と思いついたり、そういえば小さい頃って手や背中に文字を書いてあてるゲームとかしてたな…と気づいたり。世界堂を歩いてるだけで、アイデアが次々生まれてきて、やっぱり大枠だけ決めて足を使う作戦は成功だなーと思う。書を捨てよ町へ出よう、って言い得て妙ですねえ。


【今週のinspiringな記事】


香山哲「プロジェクト発酵記」(ウェブマンガ)

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/672747/A002821714/

「ベルリンうわの空」の香山哲さんが新しく創作プロジェクトを作るときのいろはをとってもとってもわかりやすく解説した、最高な連載マンガ。どんな形であれ、自分のプロジェクトをはじめるときの土台づくりに活用できる知識盛りだくさんで、こんな素敵な内容が無料ってあり得る〜?!と思ってしまう。まだまだ内容を消化しきれてない。


たのしくて書きすぎてしまいました。また来週!


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タケダノゾム

THR INDEPENDENT SARDINE

Instagram: @the_independent_sardine

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