復職したけどムリだった話

こんにちは、分福茶釜です。

新卒で入社した会社を退職して3ヶ月が経ちました。

現在、家業の手伝いとして
パートという肩書きをいただきながら
次の職場探しをしています。

悩んでは病み、思考停止しながら
麺類を食い荒らすよう、堂々巡りの日々

そろそろ前に進まないといけないな（￣+ー￣）


さて今回は、「休職後、復職を通して感じたこと」
について書いていきます。

１．結論「復職は、病状が悪化する」

休職後、退職しておけば良かったと感じます。

理由は、症状緩和への向上心が弱まってしまったからです。

自分自身の意識の問題にあると重々承知してます。
また、悩みの種から離れることができたので、自然と治癒するだろうと想像していました。

ただ、退職する2ヶ月前より朝起きるのが大変つらく、朝への認知がわるいほうへ歪んでしまったんですね…

もともと朝、ランニングや読書といった趣味を楽しむ時間を充てていて、余裕をもって外出する人間でしたが、「朝＝しんどい」が脳に染み渡りぬぐえず、
いまだに気だるい朝を迎えています。

そのため、復職は、会社に未練がないかぎりおすすめしません。

２．10ヶ月の復職期間、配属先の異動

復職は10ヶ月しました。

また、人事のお気遣いをいただいて
配属先のお店も変えてもらいました。

新しい配属先の先輩方は、
人間性豊かな人ばかりで、毎日が幸せでした。

ただ、一方で私のような荷物が
チームワークの取れている素敵な空間に居ていいのかというわるい癖の思考に取り憑かれ葛藤しました。

３．半年間、短時間勤務

3時間、5時間、6時間と刻みながら復職をしました。

はじめのころ、体力が衰え3時間勤務も大変でしたが、少しずつ労働時間を増やすことで自然と体も慣れていたので、このシステムは良かったと思います。

復職を望まれる方は、短時間労働をお勧めします。

４．フルタイムよりプチ鬱

職場にも慣れて、気兼ねなく話せる先輩もでき
以前と比べて仕事内容への理解も深まった頃、

「わたしは、このままで良いのだろうか」

何処からともなくやってくる悩みが肥大していきました。

「入社させてもらったのだから、期待に応えたい。」という一方で、入社後に知り得る「昇進しない事務職のまま、20代を過ごして良いのだろうか。」

正常な判断ができる今としては、望んでいる転職先がないので、事務職として雇っていただきながら
資格の勉強へ力を入れたり、趣味を楽しめば良いのではと楽観的思考になれるのですが、当時は考えることができませんでした。

５．会社全体のお気遣いが、勝手ながら苦しかった

入社して間もない人間が、休職してしまう前代未聞であったにも関わらず、退職するまで会社の先輩方には親身に接していただきました。

感謝してます。

ただ、前の配属先の先輩方の名前を聞いたり、
すれ違ったりするたびに、心の奥が疼いてしまったんですね…最後の方は、割り切るのが難しいように感じました。

６．居づらく感じていた根本的な理由とは？

もう、頑張り尽くしたから。

完全に心の灯火が消えました。

泣きたいけど、泣けないような感覚と似ていて、
最後の方は、自分の発言や行動がじぶんのものではないような気がするばかりで滅入っていました。

７．まとめ　復職はお勧めしないし、第一に無理はしないで。

精神疾患の目指すところは、完治でなく
寛解と再発防止であると本やネットで知りました。

精神的な問題が常にあるのは、異常であることも。

ネガティブ思考でも
動ける人と動けない人がいますよね。

「つらい」と言葉にしながらも、成果を出す人間を横で観察していると、じぶんは「甘えなのかな」と机に突っ伏してしまいそうになる。

そのうち、頑張りが空回りしてしまい
じぶんの存在が透明のようにかすんでいく。

そうならないためにも、人と比べずに
自分のことをよく知ることが大切だと思います。

他人と自分を比較しても、育った環境や境遇、趣味嗜好、違うので、同じようにうまく進む方が不思議な話。

また、クヨクヨする原因や傾向を知ることも重要。

ネガティブ思考で思考停止し始めたのが
高校生の頃なので、かれこれ約８年前。

それから大学へ進学し、2回生のころに
自己分析を通して、過去や未来に苦しみ始めた。

暗闇から抜け出すため、
生活リズムを朝方に変えて日光浴をしたり、
日常に運動や瞑想、読書、絵を描く、SNS断ちを取り入れて、改善を目指してきました。

今となっては、
悩んでしまう根本的な理由や、傾向に合う対策など
意識しながら生活するおかげで、
以前と比べて沈むことも少なくなった方です。

また、この内容を何処かの記事で書きますので、
読んでもらえたらうれしいです。

私は、復職を経て退職してしまいましたが、
本当に頑張りました…。悔いはありません。

もしも同じような状況に置かれる人がいたら
ほんとうにムリは禁物と一言伝えたいです。

「いつかは成るようになる！」ではなくて。

「いつかは成るようにする」ために休もう。

と変換してみてはいかがでしょうか。