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卒業制作:まとめとあとがき

みなさん、こんにちは。

卒業制作シリーズは本投稿もって最後となります。
これまでの投稿のまとめと、振り返りをしたいと思います!

この記事で卒業制作を知ったという方は、是非Vol.1から読んでみてください。

これまでのまとめ

私は卒業制作として、商店街再生をテーマに選びました。地方へ旅行やドライブをしたときに、人気ひとけがなく閑散としたシャッター街をみて、「その現状を詳しく知りたい、どうにかできないか」と思ったことがきっかけです。

いざ調べてみると、衰退している状態の商店街があまりにも多く、その事態は深刻でした。
そうなった経緯や歴史をたどっていくと、大型店舗との競争や販売形態の多様化、またコロナウイルスの影響によって、衰退していった商店街が多かったのです。
また、商店街の組織そのものが立て直そうとしない要因は金銭的な理由だけでなく、店主の高齢化や後継者不足からくる空き店舗問題が大きな問題であると分かりました。
問題はそれだけでなく、この空き店舗問題や後継者問題に対して、商店街は特に関与していないことも分かったのです。これは私にとってかなり衝撃的でした。

では個店での取り組みはというと、繫栄している商店街と衰退している商店街を比べて、取り組みの差があり、繁栄している商店街では個店が工夫を凝らして、販売促進の強化を行っているお店が多いことが分かりました。

そこで、商店街再生の参考例として、また‟繁盛している商店街”の具体例として、谷中銀座商店街を挙げました。私がこの商店街を選んだ理由は、土日になると観光客で賑わい、何回訪れても毎回新しい発見がある、私自身大好きな場所だからです。

そして、これらの繁盛している商店街に見られる特徴は2つあります。
①目玉になるお店がある
②場所の名前を聞いてすぐにイメージが思い浮かぶ

これらの繫盛している商店街に見られた特徴や谷中銀座商店街を参考にして、商店街再生へのアプローチ方法を考えました。

ハードやソフトなどの面で様々なアプローチ方法を挙げましたが、その中でも個店と商店街の間に意見の共有する場を設け、‟一緒に”盛り上げていく意識を持たせることが特に重要であると感じました。

また、街路整備や改装は多額の費用を必要としますが、あまりお金をかけずに今すぐ始められるものとして、ホームページやSNS運用があります。また、今の時代に合わせて、テイクアウト対応や決済方法の種類を増やすことで、集客効果が見込めるでしょう。

このように、商店街の実態を知って、アプローチ方法を考えることはできますが、衰退してシャッター街になってしまっている商店街を実際に立て直すことはとても大変なことだと思います。
この卒業制作を読んで、すこしでも商店街の抱える問題に関心を持ち、‟地域の商店街を再生させたい”と思って頂けたら、この卒業制作に意味を持たせることができたのではないかと思います。

あとがき

長きにわたり、Vol.6までお読みいただき、本当にありがとうございました。ここからは裏話や私の今後についてお話ししたいと思います!

なぜnote?

卒業論文は、大学から外部にその論文の内容が公開されないことが多いですよね。
伝えたい情報があったり、社会に訴えかけたいことがあって書いていても、‟論文を書いて終わり”になってしまうのではないか、それじゃ意味が無いと思いました。
自分は目立ちたがり屋なので、クラスメイトが論文を書く中、私は人と違うことがしたくて、日ごろ記事を読むのに利用していたnoteで執筆することにしました🖌

noteで今まで人の記事を読むだけでしたが、書いてみると思いのほか楽しくて、この卒業制作がnoteのおかげで全然苦ではなかったんです。むしろ、ブログ形式で文章を書くのが好きだと気付きました!

noteは、本当にいろいろな立場の人たちが利用していて、安直なイメージですが、ブログ界隈だったら、noteが一番 ‟今っぽいのでは?” と感じています。なので、卒業制作として自分の考えを発表する場はこのnoteが最適だと思いました。

今後について

私は来年の4月から社会人としてホテルで働き始めます。なかなか面白いホテルに就職しまして、地域の魅力を発掘して、その魅力を生かしたホテル作りをしている企業なんです。たとえば、熱海だったら干物モチーフのインテリアの部屋があったり、加賀なら加賀獅子舞が演技を披露したり、加賀友禅で外套で街散策ができたりなどなど・・・。

観光客がその地域の魅力を存分に味わうことができるホテルなので、ホテルスタッフとして単に接客をするだけでなく、その地域丸ごと好きなってもらえるような町おこし的なこともしたいと思っています!

とにかく、楽しく卒業研究ができてよかった!
この一言に尽きます。
将来にもしっかり活かせるといいな。

ここまで、お付き合いいただきありがとうございました!
今後もnoteで街散策したときのことなどを投稿できたらいいなと思っているので、是非フォローお待ちしております!

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