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離島が好き(沖縄・小浜島)

昔から離島が好き。
特に鹿児島から沖縄にかけての離島が大好きで、幾度となく訪れている沖縄本島以外では、屋久島、奄美大島、喜界島、沖永良部島、与論島、久米島、慶良間諸島(座間味、渡嘉敷、阿嘉島)、石垣島、西表島と結構多くの島を巡ってきた。
この中の多くは、学生時代にテントを背負って訪れたものだ。

離島の良さってなんだろう?

四方を海に囲まれた開放感の一方で周囲と隔絶された感じが同時にあるのが離島。

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その開放的で閉じた世界では時間がゆったりと流れ、人々は密接に関わりつつ、それぞれが自分の生き方をしっかりと持っていて自立もしている。大きな世界を感じられる小さな世界。そのあんばいがなんとも心地よい。

小浜(こはま)島

9月中旬に訪問したのは沖縄県の離島・小浜島
小浜島は、八重山諸島の石垣島と西表島の間にある小さな島で、NHKの朝の連続ドラマ「ちゅらさん」の舞台だったと言えば懐かしく思い出す人もいることだろう。

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日本のほぼ一番端っこにある小さくて穏やかで美しい離島。行く前からワクワクしていた。
飛行機で石垣島に行き、そこから高速艇に乗って小浜島に向かった。

西表島が目の前

今回は妻と一緒なので、学生時代のようにテントではない(笑)
僕たちが泊まったのは、小浜島の西の端にある小さな宿

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周りには何もないけど、泊まっている部屋から外に出るとすぐそこに美しい砂浜があって、目の前に雄大な西表島が見えるという贅沢な場所だ。

初日は、宿を起点に周辺を歩いて探索。
宿の前から続く砂浜沿いをずっと歩いてみると、これが延々と続いていて砂浜を歩いて行った先にあったのはマングローブの森

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周りは全く手付かずの砂浜で誰もいない。「離島に来た〜」って大声で叫んでも誰も聞いていないので大丈夫だ。(叫んでいないけど)

島をバイクで巡る

翌日は、バイクを借りて妻と二人乗りで島を巡った。
一周しても30分程度の小さな島。

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小浜島で一番高い丘の上から見る四方を海に囲まれた景色は爽快。
レンタルバイク屋さんが行き方を教えてくれたオススメのビーチは、遠浅の美しいビーチでほんとに素敵だった。

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「ちゅらさん」にも頻繁に登場したさとうきび畑の真ん中を横切るシュガーロードを走り抜け、牛やヤギといった離島ならではの動物たちと対面して島を満喫。

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有名なリゾートホテルである「はいむるぶし」にもランチで寄ってみた。

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ランチで訪れただけなのに従業員のみなさんのホスピタリティに触れることができた。

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広大で美しく整備された敷地内にある池には水牛もいた。さすが高級リゾート。

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宿のオーナーさんが神戸出身だった

送迎の車の中の会話で、オーナーさんが神戸の某グローバル企業に勤めておられた方ということが判明!話が盛り上がり小浜島に移住された経緯など色々とお話を聞けた。
時期的にワールドカップ直前だったということで、ラグビー話から神戸製鋼の話も。なんとオーナーさんは平尾誠二さんが他界されたことをご存じなく、ショックを与えてしまうことに。なんだか申し訳ないことをしてしまった。

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老後は神戸に戻って来ようと思っておられるとのことで、神戸での再会を誓って帰ってきた。フットワーク軽く生きる場所を自由に選ぶ生き方には憧れる。

いつの日か

学生時代、訪れた離島のビーチ近くに一人テントを張り、星空を眺めてプハーッとビールを飲みながら感じていた自由の心地よさは、ずっと僕の中にある。
またいつかテントを持って島を巡ってみたいものだ。
妻の許可が必要だが(笑)

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