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【留学日記】暫定チャンピオンはカオソーイです

1月30日(火)

7時15分起床。マッサージスクールのTAKE FREEバナナ(授業前のみ)のおかげで朝ごはんを食べる時間・買う費用がカットできて嬉しい。

スクールに到着し、中庭に行ってネコと戯れる。受講生のお子さん(8歳女子)とは良きネコ仲間となり、顔を合わせるたび「ネコちゃんいるかなぁ」「この前ネコちゃん教室にきたよ」と報告してくれる。「昨日ね、ショッピングセンターでね、ケーキのぬいぐるみ買ってもらってね、ケーキちゃんって名前にしたの!」ネコに負けず劣らず可愛すぎる。
  


マッサージの授業は2日目。最初にまた少し座学をはさみ、新しい手技のお手本→生徒が交互に練習をひたすらに繰り返す。

「2人で行うヨガ」ことタイ古式マッサージ、いよいよ動きにヨガみが加わってきてダイナミックな技が増えてきた。不安定な体勢に体がプルプルしたり、相手の柔軟性に対してわたしが固すぎてストレッチ効果が減少したりと前途多難。地道に練習&日々の柔軟をがんばっていくほかない……


お昼ごはんは先生おすすめのカオソーイ専門店に行った。タイ北部の名物であり日本人にも大人気のタイ料理だが、タイ料理=パッタイ一辺倒だったわたしには未踏のグルメである。
 

Khao Soi Mueang Kleang
カオソーイ is カレー麺
隣の野菜は定番薬味らしい

 
カオソーイ、ちょっと筆舌にしがたいほどに衝撃の美味さだった。てっきり上の揚げパリパリ麺がメインかと思っていたけど、下にはもっちりちぢれ麺が隠れていて、もっちりちぢれ麺党なワイ歓喜。ココナッツベースのスープは、ココナッツ特有、そしてわたしの大好きなあの甘さとコクが最高で一生飲める。トドメはホロッホロに柔らかい骨つきチキン、優勝。

長年トップに君臨していたパッタイに代わり、カオソーイが真崎のNo1タイ料理暫定チャンピオンに躍り出た。

あまりの美味しさに感動するわたしを横目に、「ここのはまぁ普通に美味しいくらいですね~。ほかに美味しいお店たくさんあるので食べ歩きするといいですよ~」と先生。日本のラーメン道に近いスピリッツをカオソーイに感じた。
 

この日も16時まで授業、最後はみんなでお祈りをして終了。

まっすぐ家の方向に向かう、が、目的地は家から100m先の両替商。ネット情報やスクールでも「ここのレートは良心的」との評判だった場所である。ウキウキと30,000円を差し出し、戻ってきたのは約7,400TBH。2年前頃に書かれたタイ旅行ブログでは1BTH=3.5円くらいだったのに、円安の馬鹿野郎。

今日こそはタイ古式マッサージ受けるぞ!と決めていて、まずは無難にと、旧市街地の観光エリアど真ん中にあるキレイめなお店に入った。
 

店内のフットマッサージスペース

 
森公美子さんによく似た陽気な女性(便宜上クミコさんとする)に担当してもらう。とっても力強く、ふくらはぎと太ももの施術では「ッッッッッッツ!」と歯を食いしばったものの、全体的にとても上手で本当に気持ちよかった。

肩のマッサージでは、さわった瞬間「Oh……」とつぶやき、その後も丁寧に揉みほぐしながら「Wow….」「オマイガッ……」と度々ドン引きしていた。スクールの先生にも「真崎さんの肩、なんか中にいません??」とSFめいたことを言われた。凝りすぎて肩だけガンダムみたいになってるのが永遠の悩みである。

最後にタイ古式マッサージ特有のストレッチタイム。後ろから羽交い絞めのような体制になり、上半身をぐるりと回して勢いをつけたあと左右に思いっきり捻られ、腰がパキポキッ!と綺麗に音を立てる。気持ちいい。華麗なテクニックに感動したものの、それを伝える語彙が見つからず、出てきた言葉は「ア、ア、アメイジング!!!」だった。スパイダーマンの続編。

終わった後もわたしの肩をずっと心配してくれていたクミコさん。わたしも1時間ですっかりクミコさんの手技に魅せられてファンになり、おすすめされたハーブのバームを即決購入した。
 

クミコさんの推しバーム
色はほぼ毒

 
「これをチョビッと、チョビ~~~ッとだけ手にとって、肩にチュチュチュッて塗ってマッサージするのよ!!」的なことを、豊富なボディランゲージと効果音を駆使しながら伝えてくれ、実際にバームをチョビ~ッと手にとって肩にチュチュチュと塗って、もう時間外なのに思いっきり揉みほぐしてくれた。

こんなのクミコさんのこと大好きになってしまうじゃんよ。勉強がてらいろんなセラピストさんのマッサージを受けるつもりだけど、心はもうクミコさん永久指名である。

 
晩ごはんは近くにあったカフェにふらりと入って、野菜サラダと具たっぷりのスープ(名前忘れた)を注文。
 

60BTH
野菜は意識的に摂るようにしている
80BTH
これもココナッツが効いていて大変美味

 
タイ、本当になにを食べても全部美味しい。こんなに食が合う国は現状ほかにはない。フィリピンに3ヵ月滞在したときは、日本食が恋しくなりすぎてジャパニーズレストランに通いつめていたのに。
 
大満足でお会計をお願いすると、「あなたの写真を撮ってFacebookに載せたい」と言われ、34歳渾身のダブルピースを披露した。それがこちらです。
 

「キュートよ~♡」と言われて嬉しい顔

 
家に帰ってから、昨日の日記を書いて、シャワーを浴びて、ヨコちゃんとの交換日記を書いて、Youtubeの芸人焚き火トークチャンネル(ウエストランド井口さん×とろサーモン久保田さん回)を見ながらストレッチして、麒麟川島さんが久保田さんのこと「生き恥ダンプカー」と呼んだエピソードに声出して笑って、0時直前に就寝。
 


読んでくださってありがとうございます◎