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5.これまでのバスケ人生(ミニバス編(下))
前回は、バスケを始めたキッカケと2年間続けたモチベーションについて書きました。今回はいよいよ小学6年生になりスタメンで試合に出るようになってからのお話です。
モヤモヤした3ヶ月
小学6年生になりついに試合に出るようになりました!ポジションは、ポイントガード(PG)です。SLAM DUNKでいうと宮城リョータのポジションです(笑)SLAM DUNKは、母親の車の中に置いていたのでいつも読みながらマンガのようなプレーや活躍がしたいと思っていました。
しかし、現実はそう簡単にうまくいきません。試合に出るようになりましたが、最初は試合経験の浅さと自分は何が通用するのか分からなかったためただ試合に出ている感じでした。自分の武器もわからず、ほとんどエースへパスを回しているだけのため攻撃が単調でよく相手にパスカットされて怒られていました。
そんなことが続きあれだけ出たかった試合のはずなのに、試合が来ることが嫌になる日々に変わっていきました。まぁ、嫌になる理由はもう一つありましたが(汗)
父親の存在
嫌になる理由のもう一つは、父親の存在でした。もともとバスケ経験者で当時はめちゃくちゃ性格も厳しく、帰りの車の中と家で反省会でした。あまりに不甲斐ない試合だと帰り道の途中で車から降ろされ「走って帰れ!!」と実際に山道に置いていかれたこともあります。遭難しなくてよかったー!
※実際は、5分ほど進んだ先で待っていたので迷うことはなかったですが。今度は逆に「乗れ!!」と車に乗らされ反省会の続きです(泣)
ただ、この父親のお陰でバスケ人生に転機が訪れます。
ある日の試合の後、ストリートコートへ連れていかれました。その日の父親は超不機嫌!といっても試合の後は基本不機嫌でしたが(笑)
それでもこの日はいつもと少し違いました。
そして徹底的にドライブを叩き込まれました。文字通りの意味で♪
泣きながらクソヤローと思いながらも、父親が納得するまで終わらないのでやるしかない!
腹をくくってやり続けた結果、ドライブを自分の武器になるまで磨きました。厳しい指導でしたが最後は少し褒めてもらい自分の中では大きな自信に変わりました。なんか今書いてみて思うのはエヴァのシンジとゲンドウみたい(笑)
いまだと大問題になりそうですが、それでも父親には感謝しています。父親のお陰でこの後のバスケ人生が大きく変わりました。一応記載しておきますが父親は今ではめちゃめちゃ優しく、家族仲もいいです(笑)
ミニバス時代に得たもの
この出来事をキッカケにドライブを練習でも磨き、実践でも通用する大きな武器になりました!
そして自信がついたことで試合で試してみたくなり、試したことが通じると試合も楽しくなる好循環に入りました。そのお陰で中学以降もバスケを続けようと思いました。
当時は無意識でしたが大事なのは、キッカケから掴んだことを継続することだと思います。ドライブを習得するキッカケがあっても練習や試合で使わず前と同じようなプレーをしていれば結果は違ったはずです。
そうして変化していくのも試合で活躍できない現状を変えたいと思ったからです!
社会人になった今でもその時の気持ちを忘れず、現状に満足せず日々成長目指して今日も頑張ります!
次回は、中学時代について書いていきます。
あ、当初の目的だった痩せるという目標は無事達成しました(笑)
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