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息ができなくなるまで、君を好いていた

気がついたら涙が止まらなくなった
12時間超えの仕事の後でも眠れない自分
少しは君と距離をとらないと

と何十回繰り返してきたんだろうね
この関係はわたしにとって
美しい思い出になれるのかなと
笑うこともあれば
泣くこともある
君と一緒にいる時の笑顔は偽物なんかじゃないけど、きっと催眠術みたいなカラクリは存在する

じゃあ死ねば

言われたことは
一生忘れることはないだろう
いくら怒りに押しつぶされても
我を失い
血が上り

だとしても
人間相手にそんなことを言ってはいけないと思う
動物にもだめよ

でもわたしはそれを忘れることができた
さっきまで完全に忘れていた
何故か君を前にすると
君のことしか考えられなくなる
君の気持ちを想像して
君の要望に応えたくなる

これは愛なのか
愚かさなのか
わたしはもう判別はできない

自分がすべて正しかったとも思わないし
ただ、ただ、
疲れたのさ
涙も涸れ
息もできず
考えることも諦めかけていて
それを繰り返す
何度も何度も
その笑顔と私だけをみている眼のために
何度も何度も何度も自分を殺した気がする

これから先は
どうなるかは
わたしも知らない

また繰り返すかもしれない

お互いがやっと自由になれるかもしれない

このまま2人ともくたばる可能性だってあるか

息が苦しくて
君を好きでいられることがまはやわたしに課せられた試練のようで

そろそろ

そろそろ辞めにしたい

と、また決心をする

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