気になる企業一覧(23選+α)

1.はじめに

    本当はエントリーシートの書き方をやりたかったのですが、コロナウイルスで説明会(合説、学内説明会)が無くなって困ってる声がチラホラ周りで聞こえたので個人的に気になる企業をコメントを添えてまとめます。尚、ディスコと未来工業については過去のブログに詳細を載せているのでそちらをご覧下さい(個人的におもろい企業①②参照)。ここでは、その他の企業を書いていきます。業界事に分けるのは時間かかるのでバラバラに書いてます…。また、書くのに結構時間がかかったこと、私情により投稿が遅れました。募集が終了していた場合はご了承ください。

2.住友電工(非鉄金属メーカー)

参考:https://sei.co.jp/

 まず始めに紹介するのは、住友電気工業です。ここは、かつて古河電気工業とフジクラと並んで電線御三家といわれたところです。ただ今は、電線の売上比率は小さく、自動車のワイヤーハーネスや光ファイバーを主に作っているところです。約3兆円の売り上げ規模を誇る企業です。

 気になる点としては、5G(特にモビリティ)に関する将来性です。住友電工は、自動車や歩行者などの交通状況のデータを収集するセンサ等の機器を開発してきているそうです(参考:ドコモ「(お知らせ)5Gによる交通状況データ活用に向けた実証実験の取り組み
<2017年10月19日>」https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2017/10/19_01.html)。自動車関連では面白そうな展開があるのかなと。ただ、5Gの普及とともに、光ファイバーがどうなっていくかは見る必要がありますが。

 もう一つ気になることとしては、超電導かなと思います。2027年に東京ー名古屋間を走ることになっていることもあり、何となく超電導に注目が集まってくるのかなとも思っています。

 働き方として、まず平均年収が2019年で808万円でした。高い部類に入るのではと思います。完全週休2日制であり、50日まで有給休暇を積み立てることが可能だそうです。大手企業ということからも安定性はある方かなと思います。

 関連企業として先に挙げた古河電気工業やフジクラといった企業も見てみても良いかもしれません。

3.ノリタケカンパニーリミテド(窯業・土石製品メーカー)等セラミックス関連企業

参考:https://www.noritake.co.jp/

 この企業は、森村グループの中核会社です。高級陶磁器食器の製造及び研削砥石製造を行っている企業です。森村グループは、日本の陶磁器産業をけん引する企業集団で、TOTOや日本ガイシ、日本特殊陶業がそのグループに属しています。これら3社も気になっている企業です。採用情報を見てみても良いかもしれません。

 気になった点としてはセラミックの可能性です。5Gは今後くる中で積層セラミックコンデンサ(MLCC)など電子部材に対する需要が高まると予想されます。今後、5Gなどの流れが来ることを考えると、セラミック関連の企業に注目してもよいかもしれません。

 ノリタケカンパニーリミテドでは、海外営業もあるらしく、海外で仕事ができるかもしれません。基本給も学卒総合職で215,500円で悪くないと思います。

4.やまびこ(屋外作業機械メーカー)

参考:http://www.yamabiko-corp.co.jp/

 小型屋外作業機械の国内シェアNo.1の企業です。チェーンソーや刈払機など主に林業に関する部品を製造しているメーカーです。

 林業に関する部品のニッチトップ企業といえることも魅力的ですが、ヤマハ発動機と農業用ドローンの開発・商用化で業務提携をしていることに気になりました。今後の農業の状況を考えると、農業における機械の技術が発展していくと予想されます。日本の食料に関すること、農業に関することに関心がある人は注目してみてもよいかもしれません。

参考:http://www.yamabiko-corp.co.jp/news/detail/id=9310

 学卒で基本給が217,410円で基本土日祝が休みとのことで枠区はないとは思います。

5.日本ユニシス(SIer)

参考:https://www.unisys.co.jp/

 ここは、主に業務に関する諸システムを開発している東証一部上場の企業です。売り上げは約3000億となっています。この企業が面白い点として、デジタルトランスフォーメーション(DX)が推進されることがあげられるかなと思います。日本ユニシスだけではなく、多くの大手SIerがDXを掲げているのでそこらへんは給与、雰囲気等見ていってほしいところではありますが。NTTデータや富士通、NEC、TISなどなど。

 日本ユニシスでは、ネオバンク、アセットガーディアン、デジタルアクセラレーション、スマートシティに取り組んでいるとのことです。金融、街づくり、業務など領域としては幅広いため、何か社会の問題を解決したいという人は、こういうDXに取り組む企業に入るのも選択肢ではないのかなと思います。

 また、学卒で基本給が22万プラス住宅費補助、完全週休二日制、7時間半勤務を考えると他社よりも働きやすいのかなと。平均年収も825万円と高いように見えます。株価も2013年あたりから右肩上がりで380円から4000円近くにまで伸びてきています(コロナの影響で3000円、一時は2200円までに落ちましたが今後も伸びてくると個人的に思っています…)。

 ITでもこうした株価が右肩上がりで、今後が期待されているような会社に入社するのも、入社後の面白さという観点からお勧めできるのではと思います。

6.岩谷産業(各種卸売、水素)

参考:http://www.iwatani.co.jp/

 売上高7150億円の東証一部上場企業です。産業ガス、家庭用ガスの専門商社です。

 ここで気になっているのが水素の存在です。今でこそ電気自動車など別の物質が動力となっている社会ですが、水素もなかなか面白いのではないかと素人目には思っています(標準化という観点からみると、まだまだ水素社会になるには程遠いかもしれませんが)。水素による発電や水素を動力としたモノ(水素自動車など)など魅力はあるのかなと。それらを推進する旗振り役として、こうした水素関係の会社に入るというのも一つの選択肢かなと思います。

 また、産業ガス自体も医療や鉄鋼、自動車、エネルギー、半導体などあらゆるところに使われています。暮らしや企業の製品の質向上を支えたいなど縁の下の力持ちとして貢献したいと考えている人は、産業ガス関連の会社もよいと思います。関連企業として、エアウォーター、大陽日酸などがあげられます。

 平均年収が906万円と高い水準となっています。勤務時間7時間15分、初任給学卒で24万円、完全週休二日制であることからも働きやすさがうかがえます。

7.エムスリー(医療サービス)

参考:https://corporate.m3.com/

 売上1130億円の東証一部上場企業です。ソニーの関連会社で医療従事者向け情報サイトを使い、製薬会社に対し情報提供支援を行っています。2011年以降株価が右肩上がりで、140円から3000円超まで行く企業となっております。2019年も最高益を達成しているとのことで今後の成長も見込める企業ではと思います(ROE21.6%をみても)。自己資本比率も77%で安全性も高いと思われます。

 医療×ITというのも面白く、最近の流れでもあるのかなとも感じます。エムスリーは、MRなどによる営業コストが大きくかかってしまうものをマーケティング支援によって改善に貢献してます。詳しいビジネスモデルは参考に載せています。医療×ITにおいてトップを走る医療業界の巨人とも呼ばれているところです。

参考:https://blog.alco.co.jp/archives/2358

 他にも医療×ITを行っている企業はあります(電子カルテや遠隔診療など)。メディカル・データ・ビジョン(MDV)やMRTが挙げられます。いろいろチェックしてみてください。

 また、エムスリーは、挑戦できる会社としても有名です。前例がなかったことでも筋が通れば一年目でもやらせてもらえる環境があるそうです。いろいろネットで調べると外資系のような雰囲気がするような会社だなという印象です。年俸も500万円であることから悪くはないかと。医療関係に問題意識のある人、成長できる環境を求めている人などおすすめかと思います。

参考:https://www.huffingtonpost.jp/entry/m3_jp_5e12a037c5b6b5a713bc8d21

8.乃村工藝社(建物内装)

参考:https://www.nomurakougei.co.jp/

 売上高1258億円の東証一部上場企業です。大型の建造物(商業施設等)の内装を手掛けている会社です。ムーミンバレーパークやグリーの本社オフィス、名古屋市科学館などの内装の企画、設計、施工を行っています。

 今後、オリンピック(もう内装は終わっていると思いますが)、梅田の都市開発、万博など乃村工藝社が絡んでくるところが多々あるかと思います。ディスプレイの設計、内装の業者でトップを走る企業であることから、こうした大規模な都市開発や大きな建物に関わっていける可能性が高く面白さもあると思います。不動産開発会社やスーパーゼネコン以外にもこうしたところに目を向けるのも面白いかと思います。

 また、プランニング職では、どういうものを創るか、そのコンセプトを決められるといいます。この職種は文系でも受けられます。有名になるであろう建物の内装の構想を手掛けられるのはかなり面白いのではと思います。それを新卒の採用でとってもらえるのも個人的には良いかと。

 平均年収も888万円と高く、学卒で約21万円前後、完全週休二日制で悪くないかと。お台場、なんばパークスに会社があります。

 にぎやかな場所を創りたい、地域活性化したいなどを考えている人におすすめかと思います。

 ディスプレイ、内装における関連企業として、丹青社、藤田建装あたりも見ておいてもよいかもしれません。

9.マンダム(化粧品メーカー・メンズ化粧品)

参考:https://www.mandom.co.jp/

 売上高789億円の東証一部上場企業です。主に化粧品を扱うメーカーです挙げた理由としては、男性化粧品市場の拡大が挙げられます。詳しくは参考で。

参考:https://www.wantedly.com/companies/gmail17/post_articles/84272

 市場が拡大中のため、製品開発のしがいがかなりあるのかなとも思います。こうした中で、メンズ化粧品を扱う会社のマーケティング部や商品開発部などの企画部に入ると面白いのではとも考えています。今現在、ギャッツビー等男性化粧品でトップレベルにいるマンダムを挙げてみました。関連企業としては、ノエビアHD、ナンバースリーなどが挙げられます。資生堂など大手も作っていますが、女性化粧品が主ではあるので、男性化粧品に携わりたいのであれば、男性化粧品を主に扱うところに行くほうが良いのかなとも思います。

 平均年収も、841万円と高く、基本給が学卒で21万5000円ほど、完全週休二日制で年間休日が124日であ悪くはないかと思います。

10.毎日コムネット(不動産賃貸業)

参考:https://www.maicom.co.jp/

 ここは、学生マンションや学生寮の開発、管理、運営を行ったり、合宿やスポーツ大会の企画運営を行っている東証一部上場企業です。

 不動産賃貸は数あっても、学生寮など学生に焦点を当てた不動産賃貸はなかなかないかもしれません。また、連続して最高益を更新しており、成長著しい企業であるともいえます。関東での展開が主なので地方への展開も今後予想されます。

 学生の支援をしたい、成長企業で働きたい人や不動産業界に興味がある人でなかなか企業研究が進まない人はこういったところを見てもよいかもしれません。

11.産業技術総合研究所(独立行政法人)

参考:https://www.aist.go.jp/

 ここは、独立行政法人で国立研究開発法人という部類のところになります。簡単に言うと国の研究機関です。経済産業省の中にあり、主に産業界と共同研究を行ったり、技術を世界に広める(標準化)支援を行ったりしている企業です。

 ロボットや地質、環境、医療、電池などかなりの領域をカバーしている日本最大級の研究所です。総合職では、契約の締結や新技術の広報、総務業務が主だそうです。産総研のゼロエミッション国際共同研究センターの研究センター長にノーベル化学賞を受賞した吉野 彰氏をおくなど著名な研究者も関わる研究所です。

 これからの技術に触れてみたいなど社会の未来を見据えた業務をしてみたい人は見てみてもよいかもしれません。文系の人でも受けられます。

 またこのほかにも、JST(科学技術振興機構)、理化学研究所、物質材料研究機構、JAXA、国立環境研究所、各種大学職員など様々な研究所や研究支援機関があるのでこれらも見てみても良いかもしれません。 

12.経済同友会

参考:http://www.doyukai.or.jp/

 国内外の経済社会のあるべき姿を提言していく公益財団法人です。日本経済団体連合会、日本商工会議所と並び、日本を代表する経済3団体の一つです。職員はそこで委員会の運営や会員管理の業務をへたのち、提言の起案まで行えるそうです。

 就活生を見ていると社会貢献をしたいというのを一番に持ってくる人が多いように個人的に感じます。そういう人には、こうした公益財団法人や先に挙げた独立行政法人に目を向けるのも良いと思います。この経済3団体の提言はメディアでも多く取り上げられ、かなりの影響力を持つと考えます。また、多くの経営者が所属をしているため、経営者との議論などもできる可能性があり、自分が社会に影響を与えられている、その一端となっていると感じられるのではないかと思います。

 学卒で23万円、完全週休二日制で悪くないと思います。民間企業以外にもこうした公益財団法人という選択肢もあることを覚えておいてもよいかもしれません。

 もし、地域レベルで活性化に貢献したいのであれば各地域の商工会議所、商工会、関西経済連合会などにも目を向けてもよいかもしれません。何なら公務員もありかと。

13.ミネベアミツミ(電子部品)

参考:https://www.minebeamitsumi.com/

 8847億円の東証一部上場企業です。極小ベアリングで世界シェア6割、スマホ用バックライトも扱っている電気機器の会社です。

 面白いとあげた点として、日本ユニシスでも挙げたスマートシティに向けた事業の可能性を感じます。センサーや長寿命の調光灯など街からのんーずは高いと思います(センサーについては、オプテックスグループもチェック)。

参考:https://www.eminebea.com/jp/smart_city/about/

 電子部品業界自体も様々製品に使われ、多くの業界に貢献しており面白いと思います。京セラ、日本電産、TDK、オムロン、ローム、村田製作所など。

 また、平均年収も725万円と高い水準です。完全週休二日制で悪くないと思います。

14.ワークマン(作業服・関連用品小売)

参考:https://www.workman.co.jp/

 建設業などの作業服を取り扱っている東証一部上場企業です。売上は669億円です。

 昨今ワークマン+という新たなブランドを立ち上げ、今まで培った技術を一般消費者向けの服などに応用した商品を展開していっています。このように、作業服にとどまらず、デザイン性のある服をも手掛けているので、商品企画部、マーケティング部はかなり面白いのではないかと思います。売上高、株価ともに、右肩上がりで上がっています。店舗も増えているので営業もやりがいはあるのかなとも思います。作業服に携わりたいなら、ミドリ安全もおすすめです。

 人々のQOLを高めたい、機能性の高い製品を提供したいと考えている人は受けてもいいかもしれません。また、アパレルやレジャー用品の企業を見ている人もこうした企業に目を向けるのも良いかもしれません。

15.高砂香料工業(香料メーカー)

参考:https://www.takasago.com/ja/

 香料を手掛ける売上高1505億円の東証一部上場企業です。香料は、主に、食物の加工品の香料など身近ないたるところに使われています。そのトップを走るのが高砂香料工業です。僅差で長谷川香料。関連で小川香料なども注目。

 昨今、柔軟剤の普及などかなり匂いに焦点が当てられているようにも見えます。アロマなどにおいても、匂いによってQOLを向上させていこうとしています。

 今後も新たな洗剤や食品が開発されていく中で、匂いは切り離せないと思います。様々な企業とタッグを組み商品を開発していけるその重要な要素に関われるのは面白いかもしれません。

 平均年収も783万円と高く、働きやすいと思います。

16.ホシザキ(業務用厨房機器メーカー)

参考:https://www.hoshizaki.co.jp/

 売上約3000億円の東証一部上場企業です。ラーメン屋さんなどの飲食店に置いている全自動製氷機やお寿司屋さんでみるネタなどを入れている保存庫みたいな厨房機器を扱うニッチトップ企業です。飲食店で製氷機や保存庫、業務用の冷蔵庫をよく見てみるとホシザキのロゴが入っていると思います。

 売上、利益率ともにここ5年間右肩上がりで上昇しています。今後、フードロスなどの問題で冷蔵、冷凍技術の更なる発展が見込まれる可能性があるかもしれません。食に関心のある人は、食品メーカーだけではなく、こうした周辺領域の企業にも目を向けてもよいかもしれません。

 また、今後海外展開していくとのことで、海外で挑戦したい人も向いているかもしれません。

 基本給が学卒で202000円でそこに地域手当がつくそうです。週休2日制だそうです。平均年収は765万円で悪くないと思います。

17.ブイキューブ(クラウドサービス)

参考:https://jp.vcube.com/

 ここは、ウェブ会議やウェブセミナーに関する製品を提供している東証一部上場企業です。昨今、テレワークや働き方改革が叫ばれるなか、それらの流れにダイレクトに影響を与えるであろう企業かと思います。

 今後、さらにリモートワークが進んでいくなかでこうした企業に入って働くのも面白いかもしれません。提案営業職が主ですが、ごくたまに人事職など別の職種も募集しているときがあります。

 テレワークの関連企業として、サイボウズやクラウドワークスを見てもよいかもしれません。

 基本給も214400円と悪くないかと思います。中目黒に本社があるので特別東京の中心地から遠いわけでもないかとも思います。

 働き方というものの事柄に関心がある人などは見てみても良いかもしれません。

18.東海カーボン(炭素製品メーカー)

参考:https://www.tokaicarbon.co.jp/

 売上高2313億円の東証一部上場企業です。炭素製品の大手でタイヤ用のカーボンブラックで国内首位をとっているメーカーです。

 この企業で気になるのは電池関連です。昨今EV車の普及が徐々に行われてきており、それと同時にリチウムイオン電池にも注目が集まっています。その負極材を担っているのが東海カーボンです。今後電池は、全固体電池や空気電池などに発展を遂げていくものと予想されます。そう考えると電池関連の企業で働くのも面白いかもしれません。各種機械や自動車など様々なところに使われていくので、多くの業界にイノベーションを起こせる可能性がないとも言い切れません。

 電池の関連企業として、カーリットHD、FDK、旭化成、太陽誘電など挙げられます。要チェック。

 平均年収も751万円と高いです。

19.アドバンテッジリスクマネジメント(ストレスチェックサービスなど)

参考:https://www.armg.jp/

 健康経営に関するコンサルティング、ストレスチェックサービスを行っている東証一部上場企業です。売り上げは、48億円です。

 ここが面白いのはストレスチェックなど従業員の健康に関するコンサルティングを行っているリーディングカンパニーであることです。2015年にストレスチェックが義務化されて以降、この会社のサービスが各社で取り入れられ成長してきています。義務ではあるので今後も大企業とのつながりは維持されていくと思います。

 従業員の健康、心身の安定に限定はされますが、多種多様な企業を見て回れる、コンサルティングできる面白さはあると思います。今後も、働き方改革、パワハラ等の撲滅などが引き続き叫ばれていくとは思うので、今後より成長が期待できる企業であると思います。

 完全週休二日制、学卒で22万円と決して悪くはない待遇だとは思います。従業員の生産性の向上に貢献、健康社会をつくりたい人にはお勧めだと思います。

20.新日本プロレス(娯楽・サービス)

参考:http://www.njpw.co.jp/

 文字通り、プロレスの興行及び関連グッズの販売をしている企業です。国内のプロレスでは一番メジャーなところだと思います。新卒採用もしています。

 一時期、K1などの影響で低迷していた時期がありましたが、ブシロードとの提携や選手のプロモーションなどでV字回復を遂げている企業です。

 個人的に面白い点としては、単純に責任者として東京ドームとかの興行を成功させるのはやりがいあるなーって思ったことですね(笑) 東京ドームで2連戦したり、マディソンスクエアガーデンなど海外の大規模な会場で興行を行うなど今かなり海外への進出や会場の大規模化が目立っています。その大きな舞台の責任者になれたら面白そうというのはあります(プロレス好きバイアスはありますが)。まだ従業員数も83人とまだまだ少ないと思うので海外に関することや大きな仕事を早く任せてもらえる可能性も大企業に比べて高いかもしれません。

 日本での娯楽というと某テーマパークやテレビ制作、ライブ運営、野球の運営がメジャーだとは思いますが、プロレスに目を向けても良いかもしれません。

21.JRA(日本中央競馬会)

参考:http://www.jra.go.jp/

 各地方の競馬を運営している特殊法人です。昨今、いわゆる賭けをするために訪れる人が来る以外に、お馬さんを見たくて来ている人が増えてきています。ある種テーマパーク化してきており、活気づいているのではないかと思われます。

 一種のエンターテインメントとしての性質をもつ競馬の企画を一手に任されるようになったら面白いのではないかとも思います。国際馬の日本でのレース出走が増えてくるとまずまず面白くなるのではと思います(こうした国際馬の招致も海外に行っておこなうそうです)。

 また、平均年収も高いことで知られます。

参考:https://iroots-search.jp/4780

 土日は競馬がありため業務はありますが、月火が休みとなるそうです。

22.MCJ(コンピューター)

参考:https://www.mcj.jp/

 乃木坂46が出演するマウスコンピューターで有名な会社です(マウス マウス パソコンマウスの会社)。国産のパソコンを製造する企業です。

 今後、eスポーツ産業が広がっていく中で、ゲーミングパソコンも広まっていくと考えられます。ROEが18.3%、自己資本比率が50.9%となっていることからも考えるに、安全性を保ったうえで成長することが見込まれるのではないかとも予想されます。

 eスポーツへの関心やパソコンへの関心がある人、これからの企業に行きたい人はチェックしてみてもよいかもしれません。

23.電気中央研究所(研究開発)

参考:https://criepi.denken.or.jp/

 最後に紹介するのが電力中央研究所です。ここは、電気などエネルギー分野の研究を行っているところです。国等からの受託研究も行っているとのことです。

 なぜ紹介したのかというと、社会科学、いわゆる文系に属する人でも研究職に就ける可能性があることです。募集研究分野の中に、低炭素に向けた技術戦略、イノベーション戦略に関する研究における研究員の募集や需要構造の分析など経済学や経営学、政策学のような分野の募集があります(2020年卒現在)。

 色々企業を見てきましたが、文系で研究職と呼ばれるところに行けるのはなかなかなかったです(三菱総合研究所のようなところでもいわゆる研究のはできるとは思いますが全体的には少ないかと)。ただし、電中研は修士以上からと条件があります。三菱総合研究所は、学卒からでも行けるそうですが…。エネルギーに関しては関心があったので個人的には、早めに知ってたら行きたかったなってところです(笑)

 文系で博士課程までいってアカデミックの道に進むのも一つの手ではありますが、こういった企業研究員の道が文系にもあります(正職員として)。社会科学などの研究を続けたい人はここら辺見ていても良いのかなと。

24.日本電子

参考:https://www.jeol.co.jp/

 電子顕微鏡で世界首位のシェアを誇っているニッチトップ企業です。主に理化学機器を扱っています。ROEが15%あることからも資金を効率よく回している企業かと思います。

 年間休日が131日(2019年度)で、平均年収750万円も魅力的ではないでしょうか? 数字上ではかなり働きやすいといえるかもしれません。

 海外駐在などもあるとのことでグローバルに活躍できる可能性があるかといます。今後の研究開発の促進、支援がしたい、未来を創造するお手伝いがしたい人は見てみても良いかもしれません。

25.まとめ

 以上、気になる企業23社とその関連で名前を挙げた+αの紹介を終えます。個人的に、何かしら魅力ある製品やサービスを持っていてそれを活かし、新たな可能性が開けるであろう企業が気になってしまいます。また、今流れが来ていて、入社したら企画できる幅が広くなりそうだなと直感的に思える企業も気になってしまう傾向にあります。

 紹介内容的に、他の企業でもできるのではというような文言も多々あります。確かにそれはありますが、このような企業もあるよという紹介で、就活生の視野が広がればと思い書きました。なるべく大学2年生、3年生に知られていないような企業を選んだつもりです。

 まだここには書ききれていない企業がありますがそれはまた次回。東京エレクトロンとかフィードワンとか古野電気とかザ・パックとか島精機とか。気になった方は調べてみてください!

 またこれからは、ESの書き方などの紹介に戻っていきます。


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