面接対策(オンライン面接編)

1.はじめに

 前々回の記事において、面接における心構えについて話してきました。こここからは、面接の型ごとに話していきます。

 最初、個人面接のことから話そうと思いましたが、オンラインでの面接が多い昨今なので、先にこっちから話していきたいと思います。この記事では、質問対策など面接全体の対策というより、オンライン面接での独特な特徴とそれの対策を述べるだけにとどめます。質問対策は個人面接対策のところで話したいと思います。

2.オンライン面接の形態

 オンライン面接は主に2つあるのかなと思います。一つ目に、スカイプ等テレビ通話サービスを使って面接官と双方向でやり取りを行う面接があります。画面を通して行うというだけで、基本的には、普通に行う面接と形態、流れは同じだと思います。

 二つ目に、録画面接が挙げられるかなと思います。あらかじめ決められた質問が画面上に表示され、それに対する回答を時間内にこたえるというものです。時間内に答えたものは、録画され、受けた会社の担当者に見られます。双方向ではないのでかなり違和感のある面接かなと思います。

3.オンライン面接独特の注意

 先に挙げた2つの形態の面接において共通して、オンラインで気を付けたい点として、カメラ位置が挙げられるかなと思います。面接中どうしても画面に映る面接官をずっと見てしまうと思います。ただそれだと、面接官から見ると、目線が下を向いているように映ります。カメラが画面よりも上にあるので、そういったことが起こります。話し方にもよりますが、話すとどこかしか頼りない話し方になるかもしれません。志望動機は?といったいわゆる発表・プレゼンのような感じで回答するものについてはカメラのレンズを気にしながら答えたほうが良いかもしれません。

 また、基本的なことですができるだけ電波の良いところで行ってください。電波が悪くつながりにくいとアピールしたくてもできないですし、お互いやりきれない感じになります。

 さらに、いつも面接するときより少し表情はオーバーにした方が良いかもしれません。オンラインだとジェスチャーがうまく使えず伝えたいことが伝えにくい環境です。感情を伝える手段が語気や表情ぐらいしか使えないかなともいます。そのためにも、話すとき、面接するときにおける、話のアクセントや表情がどうなっているかは見直しておいても良いかもしれません。

 これは録画面接特有の注意ですが、回答の時間制限には注意してください。大抵は一回やり直しできるので一回目でしくじったとしても大丈夫なのですが、やり直しでも失敗するとどうしようもなくなります(私自身が一回失敗したので。言いたいこと2つありますといって一つしか言えなかったという経験があります)。何秒で答えないといけないのか、必ず説明は見ておきましょう。秒数に応じて何を話すか練っておきましょう。普通の面接よりも話す内容(特にも文字数)の綿密な準備がいるかもしれません。

4.まとめ

 ここでは、オンライン面接に関することを書いてきました。コロナの影響で結構オンライン面接が増えていると思います。また、このオンライン面接が普及・定着し、来年度以降も多く行われる可能性があります。

 録画面接は、結構最初の段階の選考で使われることが多いです。早めの対策をしておいてください。

 読んでいただきありがとうございました!

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