展示会を振り返る。来場者を惹きつける工夫の数々はいかに？

UXチーム航海日誌（ノート） | NTTデータCCS

2022年12月28日 14:26

こんにちは、NTTデータCCS UXチームです。

今回は先日出展したフロントオフィスDXPO展示会レポートの後編です。
前編では、出展に必要な準備や来場者の興味を惹くための工夫について書きました。その結果を振り返ります。

ステップごとの施策結果は？

計画段階で考えていたカスタマージャーニーのステップに沿って結果をご紹介します。
ステップはこちらです。

1. 展示会に来てもらう
2. ブースに来てもらう
3. ブース内で知ってもらう
4. 展示会後に見返してもらう

1. 展示会に来てもらう

展示会に来てもらう施策として、既存顧客への招待券の送付、ウェビナーで登録いただいた方々へのメルマガの送付、Twitterを用いた告知を行いました。

残念ながら、招待券・メルマガ送付については、会場に足を運んでもらうまでは至りませんでした。

この結果から、すでに弊社とつながりがある既存のお客様や企業様へのアプローチ方法は今後の検討課題となりました。

他方、Twitterについてはハッシュタグに展示会名を追加することで普段のツイートよりも見てくれる人の数が増加しました。
しかし、来場につながったかどうかの検証は行っていなかったので、次回展示会に出展する際は、来場のきっかけとなった経路を調査していきたいと考えています。

2. ブースに来てもらう

当日ブースに来てもらう工夫として、パンフレット配布、ブース装飾、ソリューションPR動画上映、ノベルティバッグ配布を行いました。

パンフレットについては、お客様の興味関心に合わせてスムーズな説明・案内をするため、ソリューションごとに分かれた複数のチラシではなく、１冊のパンフレットを配布しました。

さらに、他社との差別化を図るため、ブースに視認性を高める装飾を実施。ブースのパネルに大きめのキャッチコピーを掲げたり、PR動画をモニターで流すことで、ブースの前で立ち止まった来場者に声をかけることができました。

パンフレットは、来場者に声をかけるきっかけ作りのため、ノベルティバッグと一緒に配布しました。
バッグを差し上げた来場者の方からは「もらった資料が1つにまとめられて助かる」と喜びのお声をいただき、その後の会話にも繋がりました。

3. ブース内で知ってもらう

ブース内で自分たちのソリューションを知ってもらうための取組みとして、ポスターの制作やデモサイトを構築しました。

ポスターに関しては、文字が小さく外から見て見づらくなってしまっていました。今後は、ブース内だけではなくブースの外からでも知ってもらえるよう、大きめの文字を使ったポスター制作を実施予定です。

デモサイトに関しては、ソリューションを導入したサイトを見てみたいという来場者も十数人いました。そのような方々にデモサイトをお見せして、イメージを掴んでもらえました。

4. 展示会後に見返してもらう

展示会開催後、来場者の方へ、ソリューション説明資料をメールで送付したり、来場者に合わせたお役立ち情報をお伝えすることで、その後のご相談に繋がることもありました。

また、私たちをより知っていただくため、当日配布したパンフレットにSNSやサイトのQRコードを掲載しました。今後はSNSやサイトの訪問者数を把握・検証できるよう読取り回数を記録できるようにしたいと思います。

最大の気づきはポスターの文字

「3. ブース内で知ってもらう」でもお伝えした通り、遠くから見て何を展示しているのか分かりやすいブースづくりの大切さに気付きました。

当初、ポスターはブースに来てもらった人に私たちのソリューションを詳しく知ってもらう役割を計画していました。ですが、ブースが小さく中に入ってもらえず、じっくり読んでもらう機会が少なかったです。
そのため、次からポスターは外から見て来場者を惹きつけるようなものを作成しようと思います。

また、事前の検討では3Dソフトでサイズ感など確認してはいましたが、もう少し引いた視点で見るということも必要でした。

ブースの位置も重要？

ブースの場所は立ち寄ってくれる人の数に大きく影響すると感じました。
今回は角の小間を選んだことで入口が広いため、声をかけやすかったです。

一方で、ブースの場所自体は会場入口から奥の方でした。
会場入口から近い場所の方が人通りが多く沢山の人に見てもらえる機会が増えるので、場所取りもしっかり考えていきたいです。

次の展示会は大阪！

展示会の結果についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか。
リアル開催での展示会を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

また、2023/3/16(木)～17(金)にフロントオフィスDXPO@大阪に出展します。
「KARTE導入・運用サービス」と「UXサイクルソリューション」を展示します。
無料で来場できるので、お近くの方はぜひ来てみてください。

お読みいただきありがとうございました。

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