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CareerFoundaryのUX Design course:2週間経過報告

最初の感想

忙しかったです。
私のノルマは週に3つの課題提出。
それぞれだいたい5時間以上かかる見積もりがとられていますが、課題自体に関するリサーチや、参加者を募ってのインタビューを実施してまとめたりするので、ことのほか時間がかかりました。

課題の提出方法はスライドにまとめたものをプラットフォームにアップロードし、担当Tutorが評価してフィードバックをくれる形式です。(Tutorに関しては後ほど。)

コミュニケーションはSlackで

CareerFoundry(以下CF)では他の履修メンバーらとSlackで気軽に交流ができます。
就職情報、タスクbuddy探し、住んでる地域のグループなどなど様々なチャンネルがあります。サインアップ時に#generalでなんとなくどんな人がいるか眺め、だんだん他のチャンネルの存在を知っていく感じ。
私はサインアップ時の自己紹介にベルリンに住んでいたと添えたら誰かに#berlin_uxに放り込まれました。「ベルリンの街が合わなくてハンブルクに移ろうかと思ってるんだけハンブルクどう〜?」等と気軽にメッセージがきます。
同時期にサインアップした友人(以下Tさん)とはSlack上で知り合いました。あ、日本人の名前だ!と思って私からコンタクトをとりました。

今ではコンスタントに情報交換するいい同士です。一緒にポートフォリオの為のサイドプロジェクトをしようかと計画中。

時期といえば

CFはいつからでも始められるわけではなく、開始日程が決まっています。大体2週間ごとに新規コースがスタートしています。

どんな風に進めていくのか: TutorとMentor

まずサインアップするとTutorとMentorが配属されています。(運営側が所在地のタイムゾーンに合わせて割り当てるみたいです。)
Tutorは各課題の相談役、一応フルタイムでCF勤務という体。

Mentorはその道のエキスパート。だいたい週に一度ビデオコールで、課題で詰まった事や業界に関する全般的な質問、プロフェッショナルとしてのアドバイスを乞うことができます。

彼らとはSlackでも気軽に連絡がとれますが、Mentorはコールと課題のレビューごとにギャラが入るシステムになっているそうで、デイリーの相談や連絡は主にTutorへ。込み入った話が必要な時はビデオコールも可能。

このTutorがなかなかの肝となります。

なぜなら当たり前ですがレスポンスの速さやフィードバックの書き方が人によるから。特に私のノルマは週に3タスク提出のペースなのでスピード感が必要でした。(このノルマは人によるっぽい、私は失業手当だからタイトめ。)

更に、具体的にしっかりと何が良くて何が悪いかを言ってくれる人がよかった為、最初のTutorは納得いかなかったので開始2日後にすぐ変えて欲しいとリクエストを出しました。
何が納得いかなかったかというと…レスポンスが遅い(24h以内という規約はあるにしろ)、フィードバックがパーソナライズされておらず、コピペ感丸出し。つまり「良くできてる!大丈夫!」以下このタスクで学べることのジェネラル情報が羅列されているだけ。良くできてるなら何が良かったのか書いて欲しいし、改善の余地はまるで無かったの?と個人的には疑問だらけ。そしてレスポンスの遅さにもフラストレーションが溜まる。
全てが初めての事で、コース自体の情報収集や温度感、どの程度コミットすべきなのかを掴むまでにも結構苦戦していました。
Tutorに関してもチャンネルで他の人はどんな風なのかを尋ねてみたり、同じように変えたいと考えている人と進捗アップデートをしあったり。

開始してすぐ連絡を取るようになったTさんのTutorの質がとっても良さそうだったので名前を聞いて本人に直接Slackで連絡をとると同時に運営に「彼女にしてください」とリクエストを送信。幸い彼女に他の生徒をもてる余力があったのと、運営も了承してくれたので3つめの課題以降はスムーズにいっています。(新Tutorサイコー♡)

そもそも最初はTutorとMentorの棲み分けもわかりずらくて混乱しました。書いてある情報だけじゃよくわからないのです。(これは英語の問題云々というより説明の仕方が悪い…そしてCFサイトのUX/ユーザビリティも悪い…)

上記したギャラの話などは新Tutorがクリアにしてくれました。それでは課題の流れに入ります。

まずはUX Design全体の流れをザーッと経験

UX FundamentalsとUX Immersion。この2つの大きな柱でカリキュラムが組まれており、まずはFundamentalsから開始します。現在私はタスク7つ目の総まとめプレゼンに取り掛かろうとしている所。この2週間どんなことをしたかというと…

「言語学習モバイルアプリをつくろう」
競合リサーチ良し悪しまとめ、ユーザーリサーチ(質問事項を準備してインタビュー。in-person preferedだったけど旧Tutorが遅くてGoogle Formsで実施)、ペルソナ作り、ユーザーフローマップ作り、ワイヤーフレームとプロトタイプ作り、ユーザビリティテスト実施(in-person)。

大変だった。(語彙)

Tutorによると、Fundamentalsは基本Immersionでやることがギュウギュウに詰められていて、そもそもザッっと流れを経験することに意義があるからコミットしすぎず課題の必要最低限をこなしていけばいいよ、とのことでした。ペース配分がキー。

課題をやりながら感じた(る)こと

読み物の山。
大量の記事や資料を読み込むよう課されます。オンラインだし全て自分次第だけど。推奨される補足リンクも沢山。私はVoice readerを活用したり、同じ項目をビデオで説明しているソースを探して補完しました。前回の記事で書いたLyndaで被っている項目を観たり。
個人的に聴いてるほうが楽だし、英語のVoice readerは精度が悪くないので自分を飽きさせない為によいです。(日本語のボイスリーダーは試した事がないからわからないけど…)

コミュ力とフットワーク

まず当たり前ですがオンラインコースなわけで、何かあっても物理的には誰も助けてくれません。問題がおきたり詰まったら自分でどうにかするしかない。
そこでSlackです。知ってそうな人を自分で探したり訊いたり。

私にとって最初の問題はTutor変更の件でした。相対的に見てスタンダードなのか自分の直感(このTutorダメじゃん)を信じていいのかわからなかったし、Tutorを変えられるオプション自体はサイトのヘルプに書いてあるけど実際問題こんな初頭にリクエストしていいのか云々。
結果、早くやって良かったし、合わなかったら早く動くのが吉だった事がわかりました。
あとからわかったことだけど、新Tutorはこのコースの元履修生で、彼女自身もTutorを2回変えたそう。これは…と思ったらサッサと変えちゃいな!とも言ってもらえ、すぐ動いてよかったなと思いました。

実際Slackのチャンネルで他の人の話をきいたら「私のTutorもそうだけどしょうがないんじゃない〜?本人にもっと具体的にーとかきいてみたら?」とか「自分のTutorも割とそうだけど実際もっと良い人なんているのかね〜」とか言ってるだけで動かない人たちが結構いるということも書いておきます。そもそも自分でTutorを指導する時間も労力もやりとりも無駄なのでそんなところにコミットする気はないのです。そんな為にこのコースにいるんじゃない。
半年前ぐらいから直感に従う事をモットーとしていたのは正しかった!(経験値が物を言うけれど。)おや?と思ったらすぐ行動。
だから実生活でもコミュニケーションが苦手だったりフットワークが重い人は苦労するか、フラストレーションが溜まり続けるだろうと思います。

生徒の経験値

本当にバラッバラです。
課題ごとに他の生徒による過去作が参考で見られるようになっているのですが、人生でまともにスライド作ったことなかったんだろうなと思うものから、この人デザインやってきたんだろうなとすぐわかるものまで。
仲良くなったTさんは美大を出ていて、既にデザイン関連のプロ経験があり、英語圏で学んでいた経験もある方です。自分と年齢も近く、業界は違えどキャリアの長さやデザインに対する基本姿勢が合ったのでとってもラッキーでした。この生徒の経験値バラツキ感については「全くの素人だと物凄く大変だろうねぇ…」と話したことも。
私達のようなツールや概念に既に馴染みがあっても、ハイペースで結構な量こなさなきゃならないのはプレッシャーだし、ある程度の質を保たせようとするとコミットする時間が必要だと容易に見積もれるのに、経験値ゼロだったら途方に暮れることでしょう…。

次週へ向けて

次週半ばからいよいよUX Immersionに入ります。早い人で3ヶ月、デフォルト設定では5ヶ月。私は4ヶ月ぐらいで終わらせる目標。

今後はどんな風に各課題に取り組んでいるのか、作業環境、CF外でのネットワーキング、などなどポロポロ書いていこうかなと思っています。

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