人生なるようにしかならないから(乃木坂の映画を見て思ったこと)。

先日、公開中の映画「いつのまにかここにいる」を見てきました。

そこからうつ病の回復に繋がるヒントを得た気がするので、今日はそのことについて書いてみます。

私、乃木坂のなかでは齋藤飛鳥さんが好きです。

握手会もツアーも行ったことはありません。

齋藤飛鳥さんが出演したセブンルール、情熱大陸、アナザースカイは全部見ました。

たまに更新してくれるブログも読みます。

その程度のファンです。

映画「いつのまにかここにいる」は乃木坂に密着したドキュメンタリー映画の第2弾です。

ドキュメンタリーとは言ってもスポットが当たるメンバーは限られていて、どうしても何人かを大きく取り上げることになります。

今回だと西野さん、白石さん、生田さん、与田さん、桜井さん、斎藤さんあたりは単独のインタビュー映像があって、そのなかでも特に印象が強かったのが西野さん、生田さん、与田さん、斎藤さんでした。

齋藤さんについては、今年の成人式やそのあとの同窓会、そしてエディンバラへの旅行に映画のカメラが同行していました。

なので必然的に斎藤さんが思いを語る場面は多く、彼女が普段どんなことを考えているのかを垣間見ることができました。

齋藤さんは「自分に興味がない」「自分の将来に期待していない」みたいなことを何度も話していました。

「きちんと決めるよりは、流されるほうが好きだから」とも。

そんな齋藤さんを見ていて、ふと思ったこと。

それは「人生なるようにしかならない」ということです。

これは別に齋藤さんが映画のなかでそう発言したのではなく、私がふとそう思っただけです。

自分に対する期待値や理想が高いことは、人生がうまく回っているときはプラスのエネルギーになるのでいいことだと思ってます。

でもどうしても空回りしてしまう、なんだかうまくいかなくて下降気味、そんなときに自分に対する期待値や理想が高いと、それは逆に自分を追いつめてしまうと思うんです。

「自分はもっとできるはずだから頑張らなきゃ」「前はもっとできたはず」

理想と現実の差が大きくてそのギャップで苦しむ、というのは本当に辛いです。

でも、人生ってそんな理想どおりいくものでもないんですよね。

入院した、就職できなかった、うつ病になった…これらは全てその数か月前まで起こるとは思ってなかったことでした。

でも、そのなかでも間違いなく幸せな出来事もいくつか起こりました。

そして今でもその幸せが続いていることに心から感謝しています。


なんか話がそれましたが。

とりあえず、良いことも悪いことも完全には自分でコントロールできないのが人生で、良い意味でも悪い意味でも人生なるようにしかならない。

乃木坂のドキュメンタリー映画を見て、斎藤さんのインタビューを見て、私はこういうことを考えていました。

「人生なるようにしかならない」とはいっても、「悪いことが起こってもすべて受けとめるわ」なんて覚悟は今のところできてません。

やっぱり悪いことは起こってほしくない。

でも一瞬でも「人生なるようにしかならない」と思えたことで、少し肩の荷が下りたような気がしています。

とりとめのない文章ですが、読んでくださってありがとうございました。

では。

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