今年こそは挑戦を現実に
2023年末、なんとなくモヤつきが残った。今年も色々趣味や仕事をやってきたつもりだ。
なのに、何もしていないかのような感覚に陥っている。
周りには、社会人6年目以降に転職にチャレンジし、夢を叶えて自分のやりたい仕事に就いた友人が複数人いる。
英語を勉強した旅行好きな会社の先輩は、社内制度を使った短期留学に向かい、近隣諸国をたくさん旅行している。
大変だと言いながらも仕事に関連する本を興味を持って読み、仕事に邁進する同期もいる。
好きな趣味をSNSで発信して、社内の別の仕事に繋がった同期もいる。
それに対して、思ったような仕事の担当になれず口を撒き散らしながら何もできていないわたしは、かなり焦っている。
趣味もあるが、誰かに提供できるようなものもない。
そんな時今や子ども界の人気者小島よしおのツイートがリポストされ、目についた。
個人的に、小島よしおの思考結構好きなのだ。
いいこと言うよなー。
わたしは打席に立ててない。その勇気がないからだ。
先ほど書いた色々と活躍している人についても、単に活躍していることに嫉妬しているというよりは、「打席に立ってチャレンジした」ということに嫉妬しているのだ。
チャレンジしたいものがあり、それに対して目標をたて、リスクを負ってでも行動していることは本当に羨ましい。
これで打席に立とうという明確な軸がないことが要因だ。
私はいわゆる器用貧乏タイプで、色々やってみるがどれも半端。
映画も、読書も、美術展も、グルメも、演奏することも、文章を書くことも、お出かけをすることも好きだ。一時期WEBデザインなんかもかじっていた。
しかし、それを軸に据えるほどの知識も技量もないのだ。
そんな状況で挑戦をしたとて、途中で飽きたりして空振りになるだろうなという予感が常にある。
だから、打席に立つ勇気がない。
ただ、打席にたたないでいいということではないのだろうとそのツイートを見て思った。
わたしは意地が悪いので、Instagramにて
「ペットの成長記録用アカウント始めました!」とプロフィールに書いてあるアカウントの更新が数ヶ月前で止まっていると、
「やっぱり飽きて続いてないじゃん」と、成功していない姿を見て安心するところがある。
フォロワーが少なかったりしても、「SNSでバズるのはほんの一握りだ」とほくそ笑むのだ。
今まではこれで終わっていたのだが、今は次のようにも思う。
この垢主から忘れ去られたアカウントも、実は沢山打席に立った形跡の1つなのではないか、と。
空振りを恐れて打席に立てていないより、結果的に空振りでも、打席に立つことの方が大切ではないか。
また、今まであれこれ手を出しているのに結果が出ないのは、
言うほど好きじゃないからだと決めつけていたが、体系的にインプットをしないから、アウトプットに対する自信もないのだと書きながら気づいた。
私は、「あれこれ手を出すけど水が行き渡らなくて枯れる」ような人になってしまうことを恐れている。
しかし現状はどうか。
「あれこれやりたいはずなのに、土を耕してさえいない人」になってしまっている。
せっかく色々と今までやってきたことがあるのだから強みにしたい。
2024年の上半期は、知識を入れながら打席に立ってみようと思うのであった。
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