見出し画像

体験の共有をしよう / 第20期 NSP時局ならびに日本再生戦略講演会編

私たちNPO法人日本再生プログラム推進フォーラム(NSP)では、偉大なる共生社会の実現に向けて、ご縁をいただく皆さんと一緒にヨコ型・シェア型・参加型での取り組みを続けています。

私たちの想いと活動にご賛同くださる会員のみなさん、ご縁をいただくみなさんのおかげで、今期(2022年10月〜2023年9月)・第20期は「体験の共有をしよう」をテーマに活動を続けております。

毎月の定例会(NSP時局ならびに日本再生戦略講演会)では、藤原理事長による質疑応答・参加者交流の他に、再生戦略の話:実践紹介・体験共有をしています。

私たちが大切にしている「ご縁」「知って・行って・観て・会って」や「たまり場」について、役員・公認たまり場が各月担当となり、それぞれの活動やいろいろな試みの紹介など30分ほどお話ししています。

これから一歩始めてみたい方や何か動いてみたい方へ、私たちNSPの活動や仲間同士ヨコのつながりでの活動の愉しさ・希望と勇気をお届けできたら嬉しいです。

私たちNSPでは、これからもご縁をいただきながら情報発信をするとともに、情報の交差点としても交流を拡げていきながら、みなさんと一緒に次の時代を創っていくことを愉しみにしております。


***

体験の共有をしよう(理事長メッセージ)

みなさん、こんにちは。平素は当NPOの運営に多大なご参加とご支援・ご協力をいただきまして、大変ありがとうございます。

国内外に広がる歴史的な変化のなかで当NPOは発足以来、ボトムアップで世の中を変え、新時代にふさわしい国にして、人々の生活と仕事の質を向上させるべく、さまざまな活動を続けております。時代は上から変わるときと下から変わるときがあって、権力者の権力闘争が変化の中心にあるときは上から、権力者が総崩れになるときは下から、というのが一般的な変化の姿です。その意味で今の国内外はまさにあらゆる分野の権力者が総崩れになりつつあり、これはもう権力者を選んで未来を創るのではなく、下から、すなわちボトムアップの力で未来を創る以外に方法がありません。

振り返れば日本の歴史は古代から現代にいたるまで、ほとんどの時代を東洋と西洋の文明先進国を模範とした国創りで過ごしてきました。すなわち古代は東洋文明、中世以降は西洋文明がさまざまな分野で日本に入ってきて、特に過去30年ぐらいは米国の属国であることが日本の最大の国益と公言するような人たちが日本を動かし、結果的に日本人の苦悩は極限まで高まったと言わざるを得ません。

しかし振り子は振り切れれば元に戻ってきます。令和の日本はそれまでの平成の日本とは違って、上からも下からも横からも大きな変化の力が湧いてきて、たとえば米国発の猛烈な利上げ、ウクライナ戦争、安倍元首相の暗殺など、歴史を変えるような大きな出来事が相次いで起こり、まさに音を立てるように今までの国内外の秩序が崩壊しつつあります。そして今まで当NPOが提唱してきたような観光、農業、地域おこし、健康といった分野で、それまでマイナーだったボトムアップの動きが急速にメジャーになりつつあり、確かに今までの秩序は崩壊していきますが、新しい息吹を持った元気のよい人たちがボトムアップでどんどん勃興しつつあります。

かつてこのような時代の激変が起きるとき、ほとんどの人々は大いなる当惑に直面すると同時に、改めて自分たちがそれまで知らなかったことを知り、今まで体験しなかったことを体験し、今まで会ったことがなかった人たちに会って、まさにもみくちゃにされながらも結果的に新しい人生を開拓していきました。それは明治維新、昭和20年の敗戦、平成のバブル崩壊でも顕著にみられた姿です。そしてふと気が付くと、まさに今の日本がそういう状況になっています。

もみくちゃにされながらも新しい人生が感じられてきた、見えてきた、広がってきた、固まってきたという体験は、その人の人生を変える転機になると同時に、そういう人が増えてくることで世の中全体が変わっていきます。それは多くの場合、その人にとっての新たな成長であり、体験を通じた成長は多くの気づき、縁、そして未来への抱負と元気を含んでいます。

日本はいま、さまざまな分野でそれぞれの体験をした人たちが、自分の体験を人々とシェアしあうべき時期に来ていると思います。すなわち自分のあまりにも大変だった体験は、実は見かけは違っても多くの人が大なり小なり体験してきたことであり、時代が変わると、本当に多くの人が同じような体験をして新時代を迎えていくということが身をもって実感できます。そしてそれは今までのマイナーがメジャーになり、新しい世の中を建設していく土台になるのです。

そこで当NPOの第20期の方針は、「体験を共有しよう」にしたいと思います。第19期も毎月のオンラインおよびリアルの勉強会やたまり場活動などでみなさんの交流が広がっていますが、第20期はそれをさらに拡充して、オンラインおよびリアルでみなさんの体験をシェアできる場を広げていきたいと思います。そしておそらく令和4年度は国内外の政治経済の基盤に巨大な変化が顕在化すると思いますので、世の中の意識改革を広げるための活動も臨機応変に考えていきたいと思います。

みなさんにとって当NPOがお役に立てるよう、そしてみなさんの自己実現が当NPOでできるようがんばってまいりたいと思います。みなさんの積極的なご参加とご支援・ご協力をお願いいたします。

2022年9月吉日
認定NPO日本再生プログラム推進フォーラム理事長 藤原直哉

2022.9 第32回 役員メッセージより

***

多摩黒川農園たまり場編 (公認たまり場第2号)

***

SVC ソーホーバレーコモンズ編 (公認たまり場第3号)

***

役員・三上理事編

***

役員・阿部理事 / 公認たまり場6号 中小企業の経営資源とハピネス研究会編

***

前橋たまり場編 (公認たまり場第10号)

***

役員・山中理事 / 公認たまり場11号 ITサロン編

***

たまり場福岡 横の繋がり編 (公認たまり場第5号)

***

役員・鬼澤監事編

***

NSPとは(NPO法人日本再生プログラム推進フォーラム)

私たちNSP(NPO法人日本再生プログラム推進フォーラム)では、偉大なる共生社会の実現に向けて、ロハス的なアプローチで、ひとりが社会のために・社会が一人のために日本を元気にしようという想いに賛同してくださる全国各地の仲間(会員数約350名)とともに活動を続けています。

約350名の会員の皆さんの距離感(積極的参加・交流、縁の下の力持ち支援、眺めながら賛同など)は、それぞれの心地良さを尊重しつつ、拠りどころとして進化してきました。

ヨコ型・シェア型・参加型の活動を通して、ロハス・偉大なる共生社会・地域再生を主眼にした観光立国(その地域の衣食住をその地域に住む人たちが満喫する、その光を観る)、新しい農業(生業でなくても大自然との一体感)、健康立国(職場・生活・社会インフラの改善)・世代間継承(上下関係ではなく、上下ヨコ連携)の政策提言をしてきました。

このご時世により、全国各地の皆さんと直接交流が難しくなるなかでも、アナログとデジタルの両輪を続けていくことで、地域の話を全国に、全国の話を地域に、世界の話を個人的なもの・仲間うちなものにも和えながら未来を創るきっかけの場を実現していきたいと思っています。

【NSPの活動

NSPの歩み

NSPヨコのつながり


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?