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説得は同じような言葉を3回繰り返すとうまくいく

やる気を出させたり、才能を伸ばしたいときは、同じような言葉を3回繰り返しましょう。

たとえば筋トレを1ヶ月続けている人に対して、

「ほとんどの人は挫折するのに、1ヶ月続くのは努力の天才だよ!」

と言います。最初はそんなことないよと冗談に思われます。しかし、2.3回と言うことで

「おれは本当にすごいのかもしれない」

と思い始めます。これは、何度も繰り返す(暗示する)ことで、ポジティブな印象が刷り込まれるためです。

アメリカの大学の実験で、学生に犯人が素手で強盗している映像を見せました。そのあと学生を2つのグループに分け、映像の解説をします。解説では犯人が手袋しているとウソの暗示をします(この犯人は手袋をしており…。手袋をして、犯人の指紋がない…という感じです)。片方のグループの暗示は1回。もう一方は3回暗示しました。1週間後にどれだけ記憶が歪んだか調べたところ、3回暗示されたグループは、1回の暗示より6倍以上記憶が歪んでいました。

つまり、3回以上同じような言葉を繰り返すことで、6倍も印象が深まります。大事なことなので1回しか言いませんというのは逆効果ですね笑。


しかし、恐ろしいことにこの現象はネガティブな言葉にも作用します。何度もお前はダメだと言われて、自信を失うことですね。ネガティブ思考の人は、刷り込みの回数が多いのが原因です。日常でも気を付けましょう。詐欺師が何度も説得することで、いい話かもしれないと思わせてきます。えん罪でお前がやったんだから自白しろ!と何度も言い聞かせるのもこの手法です。ネガティブな情報(ニュースや悪口)はふれるだけ損をするので、距離を置きたいですね。


最後に、この刷り込みは自分自身にも使えます。ポジティブ思考になるには、楽観的な人のそばにいるのが手っ取り早いです。動画などもおすすめですね。引き寄せの法則もこの現象によるもので、人生は自分が思った通りに動きます。有益な情報にふれる機会を増やしましょう!


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