私たちは何のためにモノを買う
いつだって、どこでだって、
それなりに安く欲しいものが手に入るこの時代に、私たちは何のためにモノを買うのか。
私は「0:00(ゼロスリー)」というアクセサリーブランドを作っています。
コンセプトは「0:00を過ぎても解けない魔法をいつまでも」。
童話のシンデレラが幸せを掴みとれたのは、魔女の魔法が手助けをしてくれたから。魔法というきっかけで、いつだって一歩が踏み出せるはず。
0:00を過ぎても解けることのない、幸せな物語がいつまでも続いていくような、そんなアクセサリーをつくりたいという想いが込められています。
そして、それぞれのアクセサリーは童話のワンシーンをイメージしながらひとつひとつ作っています。
人魚姫が王子様に恋をするところ、ラプンツェルがはじめて外の世界へ出るところ、ゲルダがカイに涙するところ。
0:00のアクセサリーを身につけることがきっかけとなって、いつまでも幸せになってほしい。そんな想いを込めてつくっています。
これまでは、minneだけで販売していましたが、この度ブランドサイトを新しく製作することにしました。
今回は、アクセサリーブランド0:00の誕生のきっかけから、ブランドサイトの立ち上げまでをお話しします。
初めて買う側から売る側になった日
大学一年生の冬。
今まではTwitterやInstagramに投稿するだけだった自作のアクセサリーを、初めて販売してみることにしました。
友達が「お金払うから買いたい!」と言ってくれたから、売ってみてもいいのかなと思えました。
まずはminneにお店を作ってみました。そして、お店の名前を決めて3~5点程出品。
初めての作品が売れたのは、minneに出品して1週間くらいたった頃だったと思います。顔も知らない人が見つけてくれて、さらにお金まで払ってくれて自分の作ったものを買ってくれたことに、ただただ感動しました。
私たちは何のためにモノを買う
いつだって、どこでだって、
それなりに安く欲しいものが手に入るこの時代に、私たちは何のためにモノを買うのか。
何不自由ないこの時代だからこそ、モノを買うときに選ぶ理由が必要になりました。
モノを選ぶ基準は、店員さんの対応が親切で素敵だから、モノが世界にまたとない一点モノだから、モノができるまでのストーリーが素敵だから。
さまざまな理由がある中で、共通していることは「ときめき」があるということ。
店員さんに親切にしてもらうとまた会いたいとファンになる、一点モノだと私だけが持っているそれをずっと大切にしたくなる、ストーリーが素敵だといつもストーリーを思い出してほっこり幸せな気持ちになれる。
持つだけで幸せになれる「ときめけるモノ」だからこそ買いたい。
私はそう思っています。
世界観を作る
ときめく商品をつくる上で、まず最初に考えたことは「かわいい商品名にしたら、買う時にワクワクするな」ということでした。
ただ、かわいい名前にするだけでは意味がないから、一つ一つに物語をつけよう。
アクセサリーの製作段階で些細な色の違いを選ぶ時に自分の中には理由があるけれど、購入してくれる方にもそれが伝わるようにしたい。
それを物語として紡いでいこう。
ここでいう物語と商品説明は全く違うものです。
物語は感情が中心で、世界に入り込めるもの。私は童話の一節を物語として説明欄の冒頭に書くことにしました。
商品を売る場と世界観を伝える場
ここで大きな悩みにぶつかりました。
「ときめき」のための物語を入れる際にminneでは伝わりにくい。
minneもBASEもCreemaも、どのショッピングサイトも「モノを購入する場」としては最高なんです。「パールのイヤリングが欲しい」と検索すれば、すぐにいくつかの商品が見つかります。
しかし、便利さではすぐれていますが物語をつたえる余白はありませんでした。
商品を売る便利な場と、世界観を伝える場は必ずしも一致はしないと感じます。
世界観を伝える場は、例えるなら美術館や雑誌のように、ページをめくるごとに美しく楽しい世界でありたかった。
だったら商品を売る場と世界観を伝える場は分けてしまおう。
そこでブランドサイトを作ろうと思い立ちました。
ブランドサイトを作るうえで
ブランドサイトを作る時に、これまで伝えづらかった物語とコンセプトを全面に押し出さなくては意味がないと思いました。
まずサイトトップには、購入への導線よりもコンセプトや物語を中心に打ち出すことにしました。
そして商品ページでは、物語と写真を中心に構成して童話の世界を表現しました。
他にも、たくさんの写真から直感で好きな商品に出会えるギャラリーページを作りました。
どのページも童話の世界に触れられるようにつくりました。ぜひ一度ご覧いただけると嬉しいです。
今後の展望
ブランドサイトはできました。
今後していきたいことは
1、WEBマガジンをつくる
2、展示会をする
3、カタログをつくる
お店の商品に限った話ではありませんが、個人的に私はWEBマガジンを作りたいなと思って就活もしていましたし、だからこそ今の会社にも就職しました。
ブランドのWEBマガジンは、商品だけでは表現しきれなかった0:00の世界をより広げていきたいと考えています。
そして展示会では実際に触れられる世界作り、キラキラのアクセサリーと物語の中に入り込んだかのような空間で商品選びから楽しめる場を作りたいです。
カタログは商品の発送時に封入して、配送後も物語を楽しんでいただきたいです。
私が大学時代に働いていたアクセサリーブランドのAlettaが、働き始めた当時はInstagramのフォロワー1000人のところから始まり、今は3万人を超え雑誌に取り上げられるようなブランドへ成長しているのを目の当たりにして、0:00もそうなれたらいいなと思っています。
最後に
商品を買ってくれたお客様、レビューを書いてくれた方、いつも本当にありがとうございます。みなさん一人一人がいなくては、今も続けることができませんでした。
そして、サイトを作る中で相談させてもらった友人達、何度も何度も似たようなページを見比べてもらってありがとうございます。開発をしてくれた @y__hir もありがとう。
もう終わってしまいそうな流れですが、ここからが始まりなので頑張ります。
今後とも0:00をよろしくお願いします。
SNSで新作情報や撮影の裏側を発信しているので、フォローしていただけると嬉しいです。
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