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自分の責任ではない問題に直面することがある

仕事をしていくと、必ずしも自分の責任ではない問題に直面することがあります。
理不尽なことを、怒りたい気持ちにもなります。
私は、このような場合、可能な限りその理不尽さに振り回されないようにしています。
なにごとがあっても「腐らない」ことです。

多くの場合、ひとつひとつ説明しても、問題の全体象を理解できる人は、なかなかいないからです。
組織を構成する人間が感情に左右されている場合など、物事の本質的な解決から遠ざかります。
私は、このような状況下、むしろ自分で問題の本質を把握しながら、次のステージへ進めていく努力をします。
必ず物事の本質をつかむ経営者や管理職がいました。

結論から言えば、中小企業の優秀な経営者(創業者)ほど物事の本質を把握しており、スピーディーにことにあたります。
理由は、自らの企業の生死にかかわるからです。
経営に対して真剣でした。
私は、「腐らない」ことで、このような経営者(創業者)、あるいは企業のなかで物事の本質をとらえることができる取締役や管理職の協力を得て問題の解決を図ってきました。

もっとも、このような経営者や管理職は、案外少なく、企業内の統制がとれておらず混乱している企業は多かったと思います。
物事の事実を知る努力をする経営者、管理職がいる企業ほど、当然ですが、
社内の風通しもよく企業は順調に成長していきました。

自分の責任ではない問題が、自らに降りかかってきたときこそ、冷静に物事と対峙することで自分の生き方が問われ、また生き方を鍛えてもらうチャンスだと知ることも大切でしょうか。
人生には、いろいろな矛盾があります。
自分なりの生き方の時間軸をもっていれば、まわりの人たちの協力で解決することもあります。
反対に、解決しないまま終わることもありますが、それによって人間の本質を理解できるようになります。

それは人生の学びであり、可能な限り、物事の本質をみることができている人と仕事をしていくことがよいことなのですが、そのような機会ばかりではありません。
大切なことは、自らが物事の本質をつかむ努力を続けていくことではないでしょうか。

人生とは、自分以外人たちや自然などを通して自分を知る旅なのだ、と私は考えながら生きてきたようです。
自分こそが、もっともわからい存在なのかもわかりません。。。


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