生徒同士の交流や最新のデジタル体験を目的とした“ミクランド遠足”を開催
2023年6月7日から14日にかけて、N高等学校・S高等学校の普通科生を対象にした“ミクランド遠足”を開催しました。ミクランドは、バーチャルシンガーの初音ミク公式のVRアミューズメントパークです。
参加した生徒はショーやアトラクション、そしてN/S高生向けに用意されたグリーティングを楽しみました。生徒の満足度が非常に高かったミクランド遠足について紹介します。
参加者数が最大のバーチャルイベントに
バーチャル空間を利用して体感的な学びや交流ができるN/S高の普通科では、生徒同士の交流の場として、バーチャル空間を使ったイベントを数多く実施しています。
新年度が始まり、4月から5月とイベントを重ねる中、バーチャルという最先端のデジタル環境ならではの体験を生徒同士で楽しく共有できるビッグイベントとして、ミクランド遠足を6月に開催しました。
ミクランドはバーチャルシンガーの初音ミク公式のVRアミューズメントパークです。通常は一般ユーザー向けに公開されており、2020年から不定期でイベントが開催されてきました。
そのミクランドを舞台にしたN/S高の普通科生のための特別な遠足を今回実現しています。初音ミクは生徒の間でも人気が非常に高く、結果としてこれまでで最も参加者の多いバーチャルイベントになりました。
遠足は約90分で行われました。生徒は最大8名のグループに分かれ、各グループに引率役の教職員が1名と操作サポートのためのスタッフが1名同行しました。
遠足当日はN/S高のバーチャル校舎である「学びの塔」に集合し、生徒同士で自己紹介を行ったあとにミクランドを訪れました。
ミクランドでは、N/S高生のために用意された専用のアイテムを取得したり、初音ミクなどのキャラクターと一緒にみんなで記念撮影をしたり、キャラクターたちによるショーを鑑賞したりしました。
さらに、パーク内に隠された地図をみんなで探したりもしました。地図には「秘密のスイッチ」の場所が示されていて、そのスイッチを押すことで、パーク内に花火が打ち上げられる仕掛けです。
生徒たちは遠足の締めくくりとして、ミクランドの広場で盛大に打ち上げられる花火を楽しみました。
”N/S高らしくてよかった”
遠足の目的は、生徒同士の交流の促進やバーチャルならではの体験の提供にあります。
6月初旬開催ということで新入生が多く参加することを想定し、バーチャル空間内での操作を楽しみながら身につけられるような内容にもしました。
それらの目的と、初音ミクやミクランドがそもそも備えているパークとしての大きな魅力も相まって、生徒の満足度が非常に高い遠足になりました。
遠足後の生徒の感想を一部紹介します。
ミクランド遠足は来年度以降も開催を予定しています。こうした遠足だけでなく、体育祭や修学旅行など、さまざまなバーチャルイベントを通じて生徒同士の交流の場やN/S高ならではの体験をこれからも提供していきます。
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