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ミャンマー視察出張記⑤〜私たちが目指すもの〜

サブタイトルを拝借したのでS社長に怒られそうですが^^;  

この事業で私たちが提供するものは、技能実習制度の介護職種に必要な42時間の「介護の技能講習」を入国前、入国後に分けてそれぞれ必要に応じて提供すること、ですが、その先にあるのは「海外から日本に働きにくる実習生と日本の介護業界を繋ぐこと」です。  

母国で働くよりも格段に高い収入を得るとはいえ、言葉の通じない異国での生活は想像を絶する苦労があると思います。  

また思うようにコミュニケーションが図れずに仕事を共にする施設、企業様側の負担も計り知れません。  

その双方にアプローチしていきます。  

我々はあくまでも「研修事業者」であり、人材の紹介などを主としてません。
ご縁をいただいたミャンマーから動き出しましたが、これが動き出せば他の実習生送り出し国においても同様のスキームが組めると思っています。  

外から様々な送り出し機関、現地の日本語学校、監理団体を見て感じることは大きく質が異なるということです。企業からしたら複数比較することは稀ですしそんな余裕もありません。
そういった情報提供をしていくことも私達の使命かなと感じます。  

私達の意図に共感いただける、介護分野に関心をお持ちの着実に運営をされているミャンマー以外の送り出し機関、監理団体様とのご縁を楽しみにしています。  

そしてこのプロジェクトには続きがあります。  

この点は制度をある程度理解されている方にしか分かりにくいですが、現時点でまず提供を始めるのが技能実習の入国後(前)講習、そして特定技能の試験対策(介護)コース、その先には在留資格「介護」移行のための介護福祉士試験対策コース(実習生&特定技能労働者向け実務者研修)の準備を進めます。  

2017年に新設された新しい在留資格「介護」移行者はまだほとんどいませんが、3〜5年後くらいにその需要は増してくるのではないでしょうか。  

介護サービスの質はそこで働く人の質と直結します。長く働いていただくことによって、双方にとって利益になるものと考えます。  

まだまだ走り始めたばかりの事業ですが、応援よろしくお願いします!  

最後になりましたが今回の視察でお世話になったHtayHtayWinさん、MyoMintさん、三村さん、中川さん、沼倉さん、藤田さん、高井さん、皆様に感謝します。ほとんど写真を撮り忘れましたが…

(Yangon Pressの中川CEOと)

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