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40年周期説

日本リサーチセンター広報室長の小宮山 学(こみやま まなび)です。

2022年はどのような年になるでしょうか。
様々な立場の人が、その人にとって気になる内容を用いて予想を発表しています。予想はその人にとってのビジネス上のPRみたいなものですし、私は楽しく拝見しています。ここ数年は、コメントでの反応に過激さが増しているのが気になります。

むろん、酷い予想もないとはいいません。しかし、予想だからいいのです。予め想うだけですから。
でも予測はいけません。不測の事態を大袈裟に煽るようなタイトルづけもあまり好きではありませんが、それも含めて楽しんでいければいいと私は思います。

そもそも、当たる・当たらないはどうでもよいことで、みんなで想い合いそこから何かアクションが生まれることに大きな意味があると感じます。

東京オリンピック・パラリンピックが開催される前は、大会が終わると、急速に経済が冷え込むという予想がかなりありました。そのように予想していた人はオリンピック・パラリンピックの開催で経済が上向くという捉え方をしており、その反動があると考えていたようです。

では開催後、どうだったでしょうか。
冷え込んだ業界もあるでしょう。変わらない業界もあるでしょう。むしろ上向いた業界もあるはずです。冷え込む予想が刺激になって、対策を講じた業界もあるかもしれません。

このようなことは常に繰り返されていくのですが、忘れがちなことに「予想を検証する作業」があります。なぜ、そのような予想がなされ、実際はどのような結果になったのか。そして、成功した企業はどのようなプロセスを踏んでいたのか。予想した時にそのプロセスは意識されていたのか。
むろん失敗した企業のことも検証してもよいのですが、公開されていない方が多いので検証素材がなかなかありません。

私自身の好みは「40年周期説」。これでいくと2025年が大底。そこからの40年は上向きです。
イベントとしては大阪万博が2025年にあり、これに関わっているスタッフは相当意識していると思います。
景気などはある種のムードですから、このリズムを意識してビジネスを組み立てていくというのは一企業として時代の流れに乗る一助にはなりそうです。


■40年周期説 の解説一例
 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56219?page=2


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