モヤモヤとワクワク
日本リサーチセンター広報室長の小宮山 学（こみやま まなび）です。
いつものように「2月は逃げる」を体感し、3月ももうすぐ中旬。2023年の桜の開花は早めの予想です。
ただ、春の訪れは花粉症持ちには苦痛でしかありません。考えてみれば地球環境に適さないやみくもな偏った植林、その上、アスファルトで覆われている道路やコンクリートの建物が多い都市では花粉の吸収ができません。ある一面で善かれと思って推進したことが予想していなかった弊害を及ぼす。全ては人類がつくり出した罪でもあります。
新型コロナは5類への移行も決まり、マスク着用も自己判断になります。コロナ対応に追われたここ数年とは明らかに違う環境になっていくのでしょう。その中で、コロナ前に戻そうという意思を感じることもあります。そういった、ここ数年の経験を捨て去るような判断にはとてもストレスを感じます。
コロナウイルスの蔓延により、それまで進めていたことが停滞したことはありましたが、一方でたくさんの警鐘を人類に示し、それに人類が対応してきたことで、進化したり、工夫されたことも多々あるのです。どうして変化や進化の側面は見ないようにするのでしょう。とてもモヤモヤします。
最近は、ウクライナの様相を伝える報道もめっきり減ったように感じます。あたかも紛争が終了したような雰囲気すらありますが、ここ2カ月くらいは冬だったこと。訓練不足の戦闘人員のやりくり、武器不足などが重なって、どちらも戦略的な立て直しの期間だったに過ぎません。両陣営の最終目標に歩み寄りはありえないので、長期化は必須。決め手のない戦いは両国の疲弊を待つしかなく、グローバル化している社会への影響は今後も随所で起こってきそうです。そして、その影響の予測がまたできないのが難儀になります。
今、気になるのは関東大震災から100年経つことです。過去の経験に学んで、いずれは起こる地震に対策・対応を行って備えたいと思っています。
暗い話題ではなく、明るい話題で締めましょうか。
ダルビッシュ選手や大谷翔平選手が参加するWBCが間もなく開催されます。7月に女子サッカー、9月にラグビーのワールドカップもあります。スポーツ好きにはワクワクで日本チームを応援して盛り上がりたいと思います。
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