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【ホラー微弱】「街中の廃墟」の所有者にお話を伺いました😱

最近、世間では廃墟巡りが流行っていますが、私は流行より早く、20年前の若い頃から、廃墟巡りをしていました。
京都の老ノ坂サンモーテル、福井のワンダーランド、長崎の軍艦島、沖縄の中城高原ホテル、海外では、中国の旧日本軍731部隊(細菌兵器開発部隊)跡地など…
むしろ、今となっては、廃墟に行く意欲がないですね。歳ですね(泣)。

でも、テレビ番組なんかで、廃墟が出て来ると、条件的に反応はしますよ😀
でも、めっきり廃墟と関係が薄くなったなぁ?なんて思っていると…
一筋の光が🌠
廃墟好きならぬ、自宅が廃墟と言う強者の知人がおりました‼️

で、今回は、その方から自宅が廃墟になった経緯や、その現在を皆様にレポートしたいと思います。

その知人ですが、実は女性👩です。しかも私とご同業の看護師さん🏥
自宅が廃墟だから「ホームレスの方かと思った?」いえいえ、実際には自宅が数年前の北摂地震でダメージを受け、住めなくなって、自身は今賃貸マンションに住んでいる状況で、結果、廃墟(元住居)を所有されているという、看護師さんです💧遠回りさせてすいません🙏

さて、この看護師さん、あの地震から、もうかなり年月が経ったのに、何故に自宅を修繕して住み直さないのか?ですが、実はその方の自宅は、改築や取り壊しなどが非常に難しく、割高になる土地にあるらしいのです。再建築不可物件と言うんですかね?

その方がその家🏠を購入したのは、ちょうどバブル絶頂期だったそうで、「まだ上がる⤴️」と信じて、一人暮らしに調度良いプチサイズの中古一軒家を購入されました。購入価格は1600万円ですが、駅から徒歩🚶5分ですから、格安物件だったのでしょう🎵当時の感覚だと「やったーラッキー😃✌️」という気分だったかもしれませんね。

ところが、ここで思わぬ誤算が発生します。その方がリストラ🙍💨されてしまうのです。そう、世間はいつの間にやら、バブル崩壊!土地の価値は下落の一途を辿ります。
もちろん、その方の自宅の価値も例外ではありません。しかも、その方のリストラされる前の職場は、某大手電気メーカーの医務室(正社員)。
普通であれば、問題なく返済ができたハズなのですが…💧

その後、その方は職場を転々とします。昔の職場が良過ぎて忘れられず、結局、派遣看護師生活が長く続き、現在まで正規で働くことはなかったそうです(その方は、普通なら定年間近のお歳です)。
それでも、廃墟のローンはしっかり払い💸、今では完済直前だそうです。

ただ、周辺環境への影響や、不審火対策などで、市からは、その方の元に職員が送り込まれ、「解体の説得」の話しが始まったそうで、何が凄いと言っても、日々の生活が大変で、解体手続きに時間を割けないその方の為に、市職員が、代理で解体業者と交渉し、手続きし、その他手配をされるそう💦
その方は、「私は頼んでないけど、してもらえるなら助かる~」と💧
まあ、解体費用はその方持ちですが、市職員が動くなら税金出てるんですがね💧
と言うことで、近日中にそのプチ廃墟は解体されるそうです💦

で、せっかくなので、その方にお願い致しまして、その廃墟の住所を聞き、お写真を撮ろうと思ったのですが、何故か?カーナビが「目的地に到着致しました」と言う場所には、廃墟がありません。
廃墟の持ち主の方にも確認しましたが、「そこで間違いないけど?」と💧
私から「一緒に(廃墟に)行って」とお願いもしましたが、「それ(廃墟)見たら死にたい気分になる」そうです💧無理強いは出来ません。

※今回、写真が撮れませんでしたので、イメージ画像だけ載せておきます。

結局その廃墟は、解体費用程度の価値しか付かなかったそうです(泣)。

皆さん、住宅🏠は全て資産になるとは限らないようですよ💦十分再建築条件などを調べてから、購入するようにしましょう!
以上、街中の廃墟の裏話でした。