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ある板前の死より③~店主の人物像(前編)~

前回、店主が死に至るまでの過程を、食べログコメント💬を元に推察してみた。

では今回は、店主の人物像に焦点を合わせてみたい。今回もソース元は食べログコメント💬になる。

「店主は37歳…」と自殺した同年の投稿コメント💬にあるので、享年は37歳。実は食べログには、生前の店主の写真も投稿されていたので、プライバシーに配慮した加工をした上で、あげさせてもらう👇

そして、食べログコメント💬から、スタッフ配置がわかった。昼間のランチは2名、夜の営業は3名の体制で実施されていたことがわかる。いずれも男性スタッフだったようだ。

また、店主の容姿に関するコメント💬もあり、それによると、「若い頃にヤンチャしていたのかな?と思わせる」と個人的感想がある。別のスタッフに関しても、「肝の据わった良い面構え」と書き込まれていて、あるいは、店主と同種同色的なことを表現したかったのか?

店主は大阪で修行をした後、滋賀に戻り、同地で独立。初めは小さい店舗だったようだが、近隣に場所を見つけ、移転して「ガレージ付きの、店舗兼住宅」を購入したようだった。滋賀で独立して5年後のことである。更に自殺は移転の2年後となる…💦

年齢から考えて、店主のこの大きな買い物は、大切な家族の為、だったかもしれない…

以下は食べログの画像👇

店舗兼住宅と納得できる大きさの店舗。複数台のガレージ付き。

入口は綺麗にされている。

カウンターだけでなく、個室も四室あったと言う。その大きさがわかる。

店舗兼住宅で、妻がお店を手伝うことがなかった様子(食べログコメントに妻が全く出ない)から、あるいは子どもが小さかったのかもしれない。または、店主が焼きもち焼きの可能性もあるだろう。

とりあえず、店舗は男性スタッフのみで回され、大きな物件(店舗兼住宅)を購入し、当時の店主には勢いがあったと推察できる。

出される料理は本当に美しく、旨そうに見える✨実際に食べログコメント💬でも、5月の最後の投稿までは全て絶賛されている。

付だしでこのレベルは凄い!

美しい✨刺身盛り合わせ!

出来き過ぎの「つぶ貝」!

これだけの料理を出せるレベルということは、店主の修行は並みのものではなかっただろう…💧

また、手抜きできない完璧主義と、こだわった美意識✨も感じる。材料も相当選んでいるだろう。

カウンターの客のコメントによると、店主は会話も面白く、素材の調理の仕方なども小ネタにしたらしい。

「非の打ち所もない」とは、このことか?という程の絶賛コメント💬が並ぶ😆

もちろん、京都の「菊乃井や瓢亭」などとは並び立たないが、コスパ的にこのお料理が居酒屋より少しお高い程度で提供されていたなら、絶賛の声は本物と見て間違いないだろう。

しかし、私は店主の経営の中に、一歩間違えれば致命的になるような、大きな問題がある事に気付いた💦
次回は、その問題点を中心に、お話しをしていきたい。


今回も長文お付き合いいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

※次回、1/2日曜日に予定してました、「ある板前の死より④」の投稿は休ませていただきます。次回の投稿予定は、1/9日曜日に変更致しますので、よろしくお願い致します。

また、ここまでで既にご不快な方は、次回以降は絶対にお読みになりませんように、お願い致します。

きつたん