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【賃貸トラブル】検証⑨物件オーナーと建物管理会社の責任範囲

前回、検証⑧でお話ししました、害虫駆除は誰の責任なのか?ですが、まずこちらをご一読ください。2016年7月の不動産業界ニュースレターvol.20です。⬇️

ご覧頂いたように、賃貸人は賃借人が使用収益できるように整備する義務があるのです!
ちなみに、こちらは関係性のない弁護士法人の賃貸人側に立った説明です。あえて賃借人側のは選ばず、中立より不利目にしてますからね❗

また、このケーススタディは蟻の被害でしたが、私はムカデ🐛(50匹以上)ですので、根本的な危険度が違いますし、蟻のケースは1部屋だけに被害が出た!そうですが、私の場合は全ての部屋に台所にトイレに風呂場に玄関にと、出なかった場所がありません💦
ケーススタディのように他の部屋で使用収益できていた場合は、補償の対象にならないようですが、私はもう使える部屋どころか、場所がありませんでした💦
これを使用収益できたと判断された根拠が、家財が置かれていた!というものでしたが、私は倉庫として契約したわけではありません💦
何より避難して、そもそも居住しておりません😢
一体どこから使用収益できたとされるのでしょうか?

そこで、相手方弁護士が着けて来た難癖が、「あなたが部屋を汚くしていたからでは?」や、「季節的に(ムカデ🐛が)窓や玄関の開け閉めから入って来ることはよくある」というものでしたが、まともに考えて窓や玄関から50匹以上のムカデ🐛を自然に招き入れるには普通の生活での開け閉めでは不可能でしょう💧
オーナー側弁護士の理論は、ほぼ無茶苦茶です💦
また、部屋が汚くないことは、検証④-2で説明した通りでもあります。⬇️


何より、証言には立ってくれないとは言え、下請けの害虫駆除業者ですら、作業をすることもなく、「ここだけの話し、ここには住めません。」って言うくらいの危険レベル⚠️ですからね💧

ただ、上記の弁護士法人も言うように、完全駆除が難しくとも、通常の状況を外れた害虫の発生に関しての害虫駆除をする責任は、オーナー側にあるので、オーナー側弁護士の言う、賃借人が害虫駆除をする責任があるというのは(数匹ならそうかもしれないが)間違いですし、現実離れしたムカデ🐛50匹は、笑い話のようですが、事前に契約書に書いておくレベルの問題です‼️

そして、その発生しやすい周辺環境を生み出したのは、建物管理会社の杜撰な管理ですが、それと今回のムカデ🐛大量発生の因果関係は、調べて立証できないと、実は責任範囲には入らないようで、その辺りは、私の弁護士先生からも伺っていますが、悔しいですよね😡周辺環境の検証⬇️


結局のところ、訴訟ともなれば物件オーナーの責任にせよ、建物管理会社の責任にせよ、それを借りている一番責任のない人間(被害者)が、「誰に責任があるのか!ということを証明する」という損な役割をすることになります。

しかも、私の訴訟ベースですが、もし「やるっ」となれば、検証する為に空家賃などを含め、追加で120万程度の出費💸と、1年~1年半位の期間は訴訟を抱えると思って欲しい!と弁護士先生から言われました😢

あなたなら、こんな馬鹿げたことやりますか?
私と同じでやりませんよね⁉️
だから次からは、絶対に「害虫(ネズミを含め)の対策と責任の範囲を契約書に記載させる」つもりです‼️
でないとホンマに無茶苦茶な難癖つけて来ますよ‼️
「それが書けないなら、その物件とはご縁がなかった」それだけです。

次回は、いよいよ最終回で「総括」をしたいと思います。でも、バージョンが2パターンあるので、実際は最終回の一つ前ですか?💦

今回も長文お付き合い頂き、ありがとうございました。m(_ _)m