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吉川広家で考える🤔~ランチのタイミングを誤るとどうなるのか?~

前回、明智光秀で考える🤔「新説!山崎の戦い!」で、余りにも長文になったので、今回は、前回より短めで行きたいと思います。


仕事をしている人なら、一度はこの問題で迷ったり、悩んだり、実際に人間関係がこじれたりした人もいるのではないでしょうか?

そう、「ランチのタイミング問題」。

まさか、明らかに職場が忙しい最中に行く人はいないだろう?と思うのですが?
これがなかなか、行ってしまう人もいるんですね!

そんな「タイミングの悪いランチに行ってしまった戦国武将」のお話。

「関ヶ原の戦い」ってみなさんご存知ですよね?あの関ヶ原の戦いは、西軍の小早川秀秋の裏切りだけが原因で西軍が負けた訳ではないんですよ。
あの関ヶ原の戦いで、皆が戦っている最中に、ランチタイムをしてしまい、勝機を逸し、まさかの自軍大敗をやらかした男!それが今日の吉川広家さん、なんです。

もちろん、動けない位の空腹だったのか?始めから戦いをサボるつもりだったのか?は諸説あるところですが、この「関ヶ原」という場所、地図なんかで見たら広く感じますが、なかなかどうして、歩いてみると、案外狭いんです!

もちろん、陣形(軍を並べる)で考えた場合ですが、こんな場所によくもこれだけ!(両軍合わせて16万人)と、当時に思いをはせるわけですが…わかりますか?

そんな「ぎゅうぎゅう詰め」の場所で、皆で殺し合いしてたんです…💧

絶対、「おりゃ~」とか、「死ね-!」とか、そりゃ凄い怒鳴りあいだったはずです!
鉄砲の音とか、山地だから、また響いただろうな💦

でもこの吉川広家さん、皆からちょっとだけ離れた場所に西軍として、陣取ってたんですね。でも、戦っている声や銃声なんかは、「聞こえないとは、言わせない距離」です!実際私、現地に行ってますからね!

でも広家さん、何を考えたのか?おもむろに自分の部下たちと弁当(ランチタイム)を始めてしまいます。

これ、マクドナルドのバイトで例えたら、他のクルー全員ホールドされた状況で、「ピロリッ、ピロリッ🎵」ってポテト🍟のあがった音がしてるの無視して、昼ごはんに行ってしまったのと同じですよ!鴨頭嘉人さん(講演家、元マクドナルド店長)だって、これは怒りますよ!

確かに腹ごしらえは大切ですが、彼の場所から直ぐ近くに、敵の東軍の大将、「徳川家康の本軍」が居たのにですよ!

悪意さえ感じてしまいますね!

そんな彼、なんと!関ヶ原の戦いの後、勝った徳川家康から所領を大幅に加増して貰います。
やっぱり裏があったんですね。

ところが、彼の本家である毛利家(派閥のボス)は、西軍が負けた責任を取らされて、所領を全て没収されてしまいます。

彼は直ぐに、自分の過ちに気付き、自分の全ての所領をサッと本家(ボス)に献上して、何とか許して貰います。

その後、彼は本家から岩国という土地を貰い、自分のお城🏯を新しく造るのですが、そのお城🏯を、とても高い山の上に造ったんですね?
何故でしょう?私が思うに、彼は身の危険を感じていたのではないでしょうか?
恨みを持っていたのは、西軍についていた、毛利本家の人間だけでなく、毛利本家を潰すことの出来なかった、徳川家康からも…💧

彼はあのランチの後、周り中、敵だらけになったのではないか?と思うのです。

でも、彼の死後、江戸中期に岩国に錦帯橋と言う素晴らしい橋が出来ます。
江戸中期の地方都市で、これ程素晴らしく技術の高い(和風の美が凝縮されている)建造物を造れたのは、岩国だけではないでしょうか?
これはきっと、吉川広家以降の藩主が、家臣領民一丸となり、岩国を守り抜いたからではないでしょうか?

🌟本日の内容を、まとめて行きたいと思います。

①、皆が忙しい時にランチに行ってしまうと、周り中が敵になる可能性がある。

②、タイミングの悪いランチに行った責任を、自分の派閥のボスが取らされることがある。
そんな時は、自分の身を削って謝罪するしかない。

③、周り中が敵になったとしても、ランチを一緒に食べた人間同士は、団結力が生まれる。

ランチのタイミングは本当に難しいですが、タイミングを誤ったとしても、そう悪いことばかりではなさそうですね。

🌟でもやっぱり、吉川広家さんのように、「誤ったと思ったら、素早く謝る、全力で謝る」🙇これが生き残るには、大切なことなのかもしれませんね。

吉川広家さんも、学ぶところ多い武将でした。

※上記は諸説あります。あくまで、私の見解でありますので、ご了承ください。