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1.はじめに:ひとりでも生きていけてしまうわたしたち
都内在住のミドサー。
結婚してもうすぐ1年が過ぎようとしているわたしの、あの頃の婚活体験記。
27を過ぎる頃、年収は一千万円を超えていた。
東京タワーの見える都心のマンションで眠り、夜が明けたら高層ビルのオフィスに通勤する。
欲しいものは自分で買えるし、家事だって人並みには。
自己完結で生きていけてしまうわたしが結婚に求めたのは、
気の合う、慈しむべき人との穏やかな暮らし。
そして今、それは確実にある。
誰かと毎日一緒に夕飯を食べるというのはなんとスペシャルなことか。
朝ごはんのスープみたいに、じんわりと温まる「ふつうの暮らし」が愛おしい。
とにかく結婚、がしたいわけじゃなかった。
その先にある、ぼんやりとした、温かそうな光に手を伸ばして、薄暗いトンネルの中をひたすら歩き続ける。
そんな日々のなかで考えた、あれやこれやをまとめたくて、noteをはじめました。
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