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呼びかけ人のボウズ満恵さんに想いを語っていただきました!

様々な団体の方々が想いを持って参加している「おかやま親子応援プロジェクト」。

今回は、「おかやま親子応援プロジェクト」に参加されているボウズ満恵さんに楽天の社員がZoomでインタビューし、その想いを語っていただきました。
 
⇛ まず親子支援の活動を始めたきっかけについて教えて下さい
「平成30年西日本豪雨」の際に、ママ友と共に被災された方々に支援を始めたことでした。この時、LINEを通じて被災地の情報を集め、「ママ」としての経験からできる支援をはじめました。例えば、被災時に必要なおむつ、喘息の子どもたち向けにマスクの提供するなど、自治体が一般市民向けの支援を行っているときに、これまでの経験を生かして子育て中のママ向けに支援を行ってきました。
 
⇛ 活動をしていく中で、うれしかったことは?
 活動するママ友とLINEを通して連絡するうちに、被災地の状況を正確に知ることができるようになりました。そして、必要な物資をマッチングし、被災地の子育て世代に物資を届けることができました。物資を届けることを通して、今まで友達ではなかった人たちに、既に友だちになっているように話すことができ、感謝していただきました。このように色々な人達とつながり、感謝されたことがうれしかったですね。
 
⇛ 最近のコロナ禍でどう変わりましたか?
 コロナウイルスにより災害支援がストップし、日常が失われていく中、様々な親子の生活に大きく影響が出てきていました。例えば、近くに子供を見てくれる人がいない、子供に3食を準備する負荷が高い、子供の宿題を先生の代わりに教えないといけない、など短期的には「平成30年西日本豪雨」ほどではないものの、災害時と同じ雰囲気になっているように感じられました。

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 そのような中、「おかやま親子応援プロジェクト」に参加されました。 はい、プロジェクトに参加して、他の団体の方々と協力して動くことができ、情報を拡散できたり、支援が重ならないようになったり、大学生とともに学習支援するなど活動の幅を広げることができたと感じています。「おかやま親子応援プロジェクト」としては、「学びは止まらない」をテーマに力を合わせて活動しています。
 
⇛ 今後「おかやま親子支援プロジェクト」をどのようにしていきたいですか?
 このプロジェクトに参加している団体は29あるわけですが、コロナ危機が過ぎ去ったあとも岡山の親子を支援するハブになっていきたいです。ここに話をすれば解決できる、そんなプロジェクトになっていけばと思っています。
 
⇛ クラウドファインディングで支援してくださった方々に一言お願いします。
 今、コロナで学校が休校となり、子どもたちの学ぶ環境が失われています。大人として、子供達に「学びの場」を提供することが次の世代を担う子供たちへの投資であり、義務であると言う思いがあります。この失われかけた「学びの場」を、そして「子供の育つ環境をより良いものに」していきたい。その思いに賛同していただいた皆様に、感謝の言葉を伝えたいです。
 
⇛ 最後にボウズさんの「夢」をお聞かせください
 私自身は、共働きだった両親が離婚し、子供時代に一人で過ごすことが多かったです。ここで、育てられた環境について考えるところがあり、この結果「子供の育つ環境をより良いものに」していきたいと言う想いがあります。そして将来、自信を持って生活できる、そんな子供たちが増えるような活動を続けていきたいと思っています。
 
 ---編集後記---
 筆者も勤め先の楽天でサステナビリティの活動を通じてボランティアを募集していたのをきっかけに、「おかやま親子応援プロジェクト」にライターとして参加しています。僅かな期間であるものの、子供たちへの支援を通じて「希望」を感じ取りました。きっと、皆様のご支援を将来への「希望」という形で、未来の世代に届けてくれるものと期待し、私自身もより一層「おかやま親子応援プロジェクト」への活動に参加していきたいと考えるインタビューとなりました。
 
 
<楽天 / 中村 敦>