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よくあるQ カンボジアの良いところはなんですか?

大好きなカンボジアの良いところは無限に挙げられそうですが!
観光で来ただけではわからない、長い間カンボジアで活動してきたからこその視点でお答えしていきます!


①なんでも出来る前提で動いてる

私自身がカンボジアで一番常識を変えられて、学びになった姿勢です。

例えば、村でバーベ―キューしようってなった時も、
私は市場に行ってコンロと網とトングと、、、と調理器具の調達しなきゃ、今すぐは出来ないな、となってしまいます。

でも、カンボジアの皆はとりあえずそこらへんにある石を組み立てて土台をつくって、近くの民家から調理器具を借りてきて、持ってるライターで枯れ葉に火をつけてバーベキューを始めるんです。

ああ、もう全然発想が違うなと。

どうしても日本で暮らしてると既製品だらけなので、逆にその規制品がないとできないと思ってしまいます。

でも、実際は火があれば肉は焼けるし、お願いしたら近所の人も協力してくれるんです。

目的を達成するためには、手段なんていくらでもある ということをカンボジアの彼らの行動を見ていつも学ばされます。


②成長スピード&活気

やはり、アジアの中でも経済成長が著しいカンボジア
街中の様子を見ていてもその成長を感じられます。


例えば、2週間だけ日本に戻って帰ってきたら何もなかった土地に新しいスタバやスーパーが出来てたりするんです笑

開発地帯には、いくつものビルが同時に建設中だったりします。

日本では1年に1度くらい渋谷に巨大商業施設が出来たとか、大阪に新しい観光地が出来たとかですが、

カンボジアではその頻度が全然違います。


きっと高度経済成長期の日本もこんな感じだったんだろうなーと思います。

また、経済が成長しているので働いている人も多いし、新しいものがどんどん生まれるのでやはり町にも活気があります。



③足りないから頑張れる

これは、良くも悪くもですがカンボジアはまだまだ足りないものが多いです。(逆に日本はモノが足りすぎているくらいですが)

だからこそ、皆がハングリーだし、夢があるし、学びたい意欲がすごいあると感じます。


ある日、トゥクトゥクのおじちゃんが待ってくれている間に、ノートを開いてひたすら文字を書いていました。


彼が言うには文字をかけるように練習をしているというのです。

もう50歳くらいなのですが、学校に行けず小さい頃は勉強ができなかったそうです。だから、今時間を見つけてはひたすら勉強をしているというのです。


なんだか私はすごく尊敬していまいました。

50歳になっても、諦めることなく勉強を続け学びたいという意欲があるのはすごく素敵なことだと思いましたし、私も年をとっても彼のように学びを止めない人生にしたいと思いました。


もちろん、学校に行けなかったという大きな社会的問題要因はあると思いますが、それでもその環境を言い訳にするでもなく前向きに取り組む姿勢には頭が下がるばかりです。


その他にも成長すること、学ぶこと、挑戦することに対する意欲が高い人がよくいる印象です。(国全体が若い人が多いというのもあると思いますが。)


*****

あとは、もちろん人が優しいとか、食べ物がおいしいとか、コミュニティがあるとかもうキリがないくらいカンボジアは良いところ尽くめです!


こうやって書いてると早くカンボジアに行きたくなってきました(笑)


是非、カンボジアに行かれた際は上記の視点も少し気にしながらカンボジアの人達と接してみて欲しいと思います。


NPO法人HERO

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