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【活動紹介⑦】カンボジア花火プロジェクト

大好きな活動の一つでもある、”カンボジア花火プロジェクト”!


電気もないカンボジアの農村部で、

花火を見たことのない子ども達に特大の花火をプレゼントするこの企画!


とにかく初めて花火を見る子ども達のリアクションが最高すぎて、完全にスタッフ側が中毒になってる企画です笑

子ども達の最高のリアクションたち

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(打ち上げ場所が近すぎてほぼ真上を向いてしまう。)


【花火プロジェクトを始めたきっかっけ】

きっかけは、超シンプルに

「初めて花火見る子ども達ってどんな顔するんだろう?」

という興味からでした。


都市部ではニューイヤーの花火を打ち上げてるのも知っていましたが、農村部で花火大会というのはありません。

子ども達に聞いてみても、日本のコンビニで買えるような簡単な打ち上げ花火は見たことある子ども達はいるけど

花火大会のようなでっかい打ち上げ花火を見たことのある子達はいませんでした。


そして、せっかくやるなら日本式の花火大会をやりたいなという思いもありました。(というのも、カンボジア都市部での花火大会はかなりシンプルで10秒ごとに同じような玉が打ちあがるような単調なものなのです)


といっても、異国で花火大会をするなんてもうどうしたらいいんだ状態でしたので

とりあえず代表の橋本がFacebook で花火師の知り合いいませんか~!的に投稿したのがきっかけで、奈良の花火師さんとつながることができました!(意外となんとかなる)


関西でも多くの花火大会を取り扱う葛城煙火の古賀社長と出会い、今では最高の花火大会パートナーであり飲み友達になっています。笑


古賀さんも海外での花火大会実施を前から興味を持っていて、また日本では花火大会の少ない時期(1月~3月)がカンボジアの乾季(雨がほぼ降らない)でガッチするというのもありかなり前向きにこのプロジェクトに乗ってきてくれました。

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【初めての花火大会】

古賀さんから、花火大会を実施するために必要な準備などを聞き

カンボジアにある花火会社の調査や、打ち上げ許可の取り方などを調べていき、現地パートナーの助けもあり事前の準備はなんやかんやスムーズにいきました。


、、、が!問題が


やはり花火大会をやるには結構資金がかかります。

その資金を集めるためにクラウドファンディングを挑戦しましたが、HEROのこれまでのクラウドファンディングで初めての失敗!

目標達成せず資金を集めることはできませんでした。。。

(学校のように目に見える結果でないのと、日本では花火をお金を払って見るという習慣はあまりないのもあるかなと)


それでも花火大会は実施したいし、とりあえず最初の花火大会を実施できればその後の開催にもつながるんじゃないか!と赤字を前提で開催することにしました。


結果、初めての花火大会は大きなトラブルもなく、

少し懸念だった子ども達が怖がって大泣きしちゃうんじゃないか問題もなく(怖がる子ももちろんいましたが!)

また想像していたよりもかなり近い距離の打ち上げで、電気もないカンボジアの夜空に打ちあがる特大の花火は日本では決して見れないくらい綺麗なものでした。

(花火師さんのギリギリここまでいける!という判断の距離で打ち上げをしてもらいました。※日本だと規制がかなり厳しい)


【花火大会のその後】

初回の花火大会では、短期のツアーも組んでいました。

なので、日本人が30人ほどその場にいたのですが、

特大の花火と子ども達の最高のリアクションを彼らが勝手に口コミをしてくれて、次は絶対参加したい!といってくれる人達がどんどん増えていきました。


また、その場にいた経営者の一人が今度はスポンサーになるから自分達の社員つれてきて花火大会をやりたいと言ってくれてすぐ次の花火大会の開催が決定しました。


それから、毎年2,3月頃の花火大会の開催をツアーも含め予定しており3年連続で開催できています。
(コロナの影響で2021年は開催できず、、、)


本当に一度見たら絶対忘れることのできない特大花火と、これでもかってくらい喜んでくれる子ども達の反応が悶絶可愛いので

ぜひカンボジアに行こうかな~と考えてるかたは花火大会のタイミングを狙って遊びにきてみてください^^


NPO法人HERO



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