ロサンゼルスで人生を考える。
2週間デトロイト付近のカントリーでの滞在と、1週間の西海岸旅行をして感じたことを、ここに記しておきたい。
よければぜひ、1週間で感じていたことも読んでいただけると◎
場所より人。
これは1週間のときと変わらない。わたしはどこに行ってもどこまで行っても、そこにいる人との交流が好きだということを再認識した。
なので、大学4年生のわたしがよく聞かれる「来年からどこに住むの?」に対しての回答は「分からない」になる。いや、強いて言うなら「面白そうな人に出会える場所に住みたい」になるのだろうか。
どんな土地なのかというよりも、どんな人がそこに住んでいるのかでわたしは住む場場所・行く場所を選びたい。
そう強く思ったのも、西海岸を1週間かけて横断するたびに出会った人たちから、大きな刺激を得たからだ。
ロサンゼルスで最初に訪れたハリウッドのダウンタウンでは、観光地と言わんばかりの人で、着ぐるみをきて商売している人もいれば、CDを売りつけにくる人もいる中で、みんなが自由にダウンタウンを楽しんでいる様子がうかがえた。
なかでも、わたしを興奮させてくれた人は、キーホルダーを購入した屋台のスタッフさんだ。3つで12ドルのキーホルダーを買ったら、おまけだよってもうひとつキーホルダーをくれた。
そういう特典がついているのかもしれないけど、プレゼントと言って渡してくれたことが、嬉しくてReally?とThank Youの言葉を繰り返してしまった。
自分の親しんでいる文化とは異なる文化を持つ地域でプラスのことがあると想像以上に嬉しい。小さな幸せに気づいて、それを幸せだと感じられるところに自分の柔軟性を感じた。
また、それだけではなく、ディズニーのダウンタウンであったり、ガソリンスタンドに併設されているコンビニ、ホテルのスタッフさん、さらには同じ列に並んでいたお客さんも、いろんな人がWhere are you from?と話しかけてくれた。
Japanというと、日本語を片言で話してくれる人もいたり、日本食が美味しんだよと力説してくれる人もいたりと。
話しかけてくれた人が日本をハッピーな印象で話してくれる人が多く、日本人である自分を誇らしく思う瞬間もあった。わたしも、あなたみたいに気軽に話しかけてくれるひとがたくさんいるアメリカが好きなんか言ってみたり、色々挑戦してみた。
また、ドアひとつでも私が入るのを開けてくれていたり、開けてまっていると、ありがとうと言ってもらえたり。
観光地だからかなのか分からないけど、わたしの拙い英語を一生懸命に理解しようとしてくれるし、笑顔だし、怖じ気づくことなく英語を話すことにトライできた自分がとても好きだった。
知らない人とは話さない日本とは異なり、知らない人ともラフに話す。自分の存在価値をずっと感じていられるような感覚があった。
こんな環境だったらもっと英語勉強したいし、英語で会話したいと思ったし、最初の1週間で感じていた思考の部分も難なく誰かと話せるような自分になれるのではないかと期待が膨らんでいる。
今年でアメリカに来るのは3回目。今までで一番、アメリカいいなと思える滞在だったし、ここにいる自分スキだなと実感できる時間だった。
ここだと誰かと比較しなくてもいい。無意識的に比較して、誰かの自分との違いを卑下したりマウントを張ったりしてしまう自分の嫌な部分が出ない環境だと思った。
夢のように語っていた海外生活をいよいよ実現させるためには何ができるのかをリアルに構想するまでに。
自分のできないよりも、できるに目を向けられる環境、他者の優しさを素直に受け取ることのできる環境、今のわたし大好き!と自信満々に言える環境こそが、わたしは自分らしく生きられる場所であり、自分の生きるべき場所なのだと再確認できたような気がする。
この気持ちを忘れずに、嫌なこと・適応できない自分に出会ったときは、この日のこと、この時間を過ごした感情を思い出し希望を見出しながら生きたいと思う。
タイが人生変わるとよく言われるが、アメリカでも沖縄でも、新たな自分い出会えた時、新しい角度から自分を見ることができるようになった時、人は、人生を変わるきっかけを作れるのではないだろうか。
写真や、観光の様子はここに載せる予定です。最後まで見ていただきありがとうございました。
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